前十字靱帯損傷
- 膝に痛み、腫れ、熱感を感じる
- ガクッとするような違和感・不安定感がある
- 座ったときに膝が曲がりきらない
- ブチッという切れた様な音がした
- 立ち上がることが困難
前十字靱帯を損傷する方は比較的スポーツを行っている方が多いと言われます。
スポーツをしている人でもそうでない方でも、いつになったら復帰ができるのか又は、元通りの生活に戻るのにはどれくらいかかるか不安になると思います。
少しでも早く痛みを取り除きたい。
今後、どのようなことに気をつけ、どのようなトレーニングをするべきか。
ひまわりでは、そのような患者様に誠心誠意対応させていただきます。
前十字靱帯損傷の病態と症状|横須賀市鍼灸整骨院ひまわり
前十字靱帯は、大腿の骨と下腿の骨をつないでいる靱帯です。
この靱帯は2つの役割があり、1つ目は下腿(ひざ下)が前に行くことを防いでいます。
2つ目は膝のねじれを抑える役割をしています。
この靱帯が緩んだり断裂をしてしまうことを「前十字靱帯損傷」といいます。
損傷の症状は、完全に断裂してしまうと「ブチッ」という音が聞こえる場合もあり、激しい痛みで動けなくなることもあります。
その際に関節内に血液が溜まってしまい、高度に腫れてしまいます。
軽度のものでは腫れも少なく、そのまま動けてしまう場合もあり、そのままにしてしまいがちですが靱帯は緩んだままなので、膝に不安定感を抱いたり、膝崩れを起こしてしまうこともあります。
下腿部を前後に動かすとグズグズという感覚で前に引っ張られる感じがします。
2~週間程度で痛みや腫れも落ち着いてきて、歩行可能になることが多いです。
また、痛みがなくなっても膝に不安定感が残るまま日常生活を送っていると、膝のクッション部分(半月板、膝軟骨)を損傷してしまうことがよく見られます。
前十字靱帯損傷の原因
前十字靱帯損傷はスピードに変化が多いスポーツなどで起こることが多いです。
例えば、ダッシュしているときに急に方向転換を行う、急停止する、ジャンプして着地した際に捻ってしまう等です。
特に膝を内側に捻りながら行ってしまうと受傷率が上がってしまいます。
どの場合にも大腿四頭筋が強く働き過ぎたときに起きてしまうと考えられています。
このように接触しない場合でも損傷してしまうことも多いです。
また、接触して直接ダメージが加わると、他の靱帯も一緒に損傷してしまう事もあります。
前十字靱帯損傷の予防と施術なら横須賀市鍼灸整骨院ひまわりにお任せ下さい
予防として、まずは良くストレッチをして、体の柔軟性を高めてください。
特に足首や太もも部分はしっかりと行ってください。
あとは、筋力トレーニングです。
太ももの前側、後側の筋力をバランス良く付けなければなりません。この部分に筋力を付けただけではだめで、うまく使えるようにしてあげることが大切です。
膝が内側、つま先が外側に向いた状態(ニーイントゥーアウト)や体が直立位での受傷が多いのでこの状態にならないように気をつけなければなりません。
女性は男性よりも損傷リスクが高いため(筋力が弱い、ホルモンの影響等)、特に注意が必要です。
膝は足関節と股関節の間にあるので影響を受けやすく、受傷しにくい動きを身につけるには、この3つの関節を連動させて行うトレーニングが有効です。
鍼灸整骨院ひまわりでは、急性期から慢性期まで、スポーツ復帰までのお手伝いをさせていただいています。ハイボルテージ療法やマッサージ、ストレッチなど患者様の状態により施術させていただきます。