TFCC損傷 

  • 手首が痛く感じたり、不安定になることがある。
  • 手首が腫れたり、弱くなることがある。
  • 握力が低下し、手首が痛むことがある。
  • 手首の可動域が制限されたり、動かしにくくなることがある。
  • 手首を長時間使用した後に、症状が悪化することがある。

手首の痛みや腫れが続く場合は、TFCC損傷の可能性があります。

症状や治療法について詳しくご紹介します。

TFCC損傷の症状と治療法|横須賀市鍼灸整骨院ひまわり

手首の痛みや不安定感に!TFCC損傷の症状と治療法を紹介

手首の痛みや不安定感がある場合、TFCC損傷の可能性があります。

TFCC損傷についての症状や原因、早期診断の重要性、そして施術法について詳しく解説します。

TFCC損傷とは、手首の外側部分にある三角線維軟骨複合体が傷つくことを指します

主な症状は、手首の痛み、不安定感、腫れ、弱さ、握力の低下、手首の可動域の制限などです。

TFCC損傷の原因としては、スポーツや事故などの外力によるものや、反復動作による長期間の負荷が挙げられます。

治療法には、保存的治療と手術治療があります。

保存的治療では、痛み止めの薬やテーピング、物理療法、装具などが用いられます。

手術治療は、保存的治療が効果がない場合や症状が重い場合に選択されます。

 

TFCC損傷の原因|横須賀市鍼灸整骨院ひまわり

TFCC損傷の原因は、以下のようなものがあります。

1. 外力による損傷:スポーツや事故など、手首に外力が加わった場合に起こることがあります。

2. 反復動作による損傷:手首を反復して動かす作業やスポーツなど、長期間にわたって手首に負荷がかかる作業が原因となることがあります。

3. 年齢や性別:加齢や女性ホルモンの影響により、手首の軟骨や組織が弱くなることがあります。

例としては、以下のようなものが挙げられます。

1. テニスやゴルフなどのスポーツにおいて、手首に強い力が加わることによって、TFCC損傷を引き起こすことがあります。

2.日常生活において、手首を反復して動かすことが多い職業や作業に従事している人は、TFCC損傷になりやすいと言われています。

3. 年齢や女性ホルモンの影響により、手首の組織が弱くなることがあり、TFCC損傷のリスクが高くなります。

TFCC損傷が起こりやすい年代、男女比、職業、スポーツについては以下のようになります。

年代: 20代から40代にかけて発症することが多いとされていますが、年齢によって発症するリスクは異なります。

男女比:男女ともに発症する可能性がありますが、女性に多く見られるとされています。

職業:手首を使用する仕事やスポーツ選手、ミュージシャンなど、手首に負荷がかかる仕事に従事している人に発症しやすいとされています。

スポーツ:テニス、ゴルフ、野球、バスケットボール、バレーボールなど、手首を多く使用するスポーツにおいて発症することが多いとされています。

また、格闘技や柔道、レスリングなどの接触スポーツでも、TFCC損傷が発生することがあります。

ただし、TFCC損傷は個人差があり、年齢や職業、スポーツの種類などが全てではなく、急激な負荷や偏った使い方など、環境的要因や生活習慣も関係しているとされています。

 

 

TFCC損傷の予防方法と回復プログラム|横須賀市鍼灸整骨院ひまわり

TFCC損傷の予防方法や回復プログラムについては以下のようになります。

【予防方法】

  1. 無理な負荷をかけないようにすること。
  2. スポーツや作業の前後に十分なストレッチやウォーミングアップを行うこと。
  3. 手首の筋肉を鍛えるエクササイズを行うこと。
  4. テーピングや装具を使うことで、手首をサポートすることができます。

【回復プログラム】

  1. 施術者の指示に従って、保存療法を行うこと。痛み止めの薬や物理療法、テーピングや装具などを使い、手首を安静に保つことが必要です。
  2. 手術治療が必要な場合は、手術後の適切なリハビリテーションを行うこと。手術後は、手首を無理な負荷から守り、リハビリテーションを行うことで、手首の機能を回復させることができます。
  3. 手首の筋肉を鍛えるエクササイズを行うこと。手首のストレッチや、グリップトレーニング、フィンガーエクササイズなどを行うことで、手首の強化を図ることができます。
  4. 予防のために、手首の負荷を減らす工夫をすること。手首を過剰に使わないようにし、スポーツや作業前後に適切なストレッチやウォーミングアップを行い、手首をサポートするテーピングや装具を使用することで、再発を予防することができます。

TFCC損傷の回復には、時間がかかることが多いです。症状がある場合には、早めに適切な施術を受けることが大切です。

手首のストレッチの具体例をいくつか紹介します

  1. 手首の前屈伸
  • 座って、背筋を伸ばし、両手を膝の上にのせます。
  • まっすぐ前に手首を伸ばし、数秒キープします。
  • 手首を反対方向に曲げて、数秒キープします。
  • 5回程度繰り返します。
  1. 手首の回旋運動
  • 座って、背中を伸ばして腕を前に伸ばし、肘を曲げます。
  • 手首を外側に回して、手のひらが上になるようにします。
  • 手首を内側に回して、手のひらが下になるようにします。
  • 5回程度繰り返します。
  1. 手首のサークル運動
  • 座って、背中を伸ばして腕を前に伸ばし、肘を曲げます。
  • 手首を外側に回して、手のひらが上になるようにします。
  • 手首を内側に回して、手のひらが下になるようにします。
  • 5回程度繰り返します。
  1. フィンガーエクササイズ
  • 手のひらをテーブルに置きます。
  • 指先を使って、手首を曲げたり伸ばしたりします。
  • 5回程度繰り返します。

これらのストレッチを行うことで、手首の筋肉をほぐし、血行を良くすることができます。ただし、ストレッチを行う際には、無理をしないように注意し、痛みや違和感がある場合にはストレッチを中止するようにしましょう。