肘部管症候群

  • 小指・薬指が痺れる、痛い
  • 細かい作業がしづらい
  • 手の筋肉が痩せてきた
  • 小指・薬指が伸ばせなくなった
  • 握力が低下してきた

 

小指側の不快感、だんだんと握力がなくなってきて手の形も変わってきてしまった。

細かい作業がしづらくなって普段の生活が送りにくくなってきてしまったなど、肘部管症候群でお悩みの方はご相談ください。

肘部管症候群の病態・症状|横須賀市鍼灸整骨院ひまわり

肘の内側で手の小指側を司る神経(尺骨神経)が圧迫されたり引っ張られたりすることで起こる神経障害の一つです。

症状としてはまず一番はじめに小指・薬指に痺れ、痛み、不快感を感じます。

この尺骨神経は、手のひら側と甲側に通っていますので指全体に症状が出てしまいます。

進行していくと筋力が低下していき、手の筋肉が痩せてきてしまいます。

その為に小指と薬指が変形してしまいます。

握力が低下したり変形が進むと、指を伸ばせなくなる、閉じる開くがしづらくなる、ボタンがかけづらくなる、箸が持ちにくい等細かい作業がだんだんと行いにくくなってきます。

肘を曲げると痺れや痛みが強くなるのが特徴です。

肘部管症候群の原因

原因として考えられることとしては、

小さいときに肘を骨折してしまい、その際変形したまま治ってしまった。

野球や柔道などのスポーツにより肘に負担がかかってしまっている。

加齢により肘に変形がみられ始めた。

ガングリオンなどの腫瘤により神経が圧迫されている。

靱帯が厚くなってきてしまって圧迫してしまう。

などがあります。

最近ではスマホでの長時間の通話(肘を90度以上曲げた姿勢)により発症することもあります。別名「携帯電話肘」とも呼ばれます。

尺骨神経は皮膚のすぐしたに通っているので、圧迫しやすい構造になっています。

 

肘部管症候群の予防と施術は横須賀市鍼灸整骨院ひまわりにご相談ください

肘を曲げる動作は、尺骨神経が引き延ばされて骨の溝にこすりつけられる状態になり、症状が出てきてしまいます。

なるべく肘を曲げる動作・長時間固定することは避けましょう。

頬杖になると引き延ばされる上に圧迫もしてしまうのでやめた方が良いです。

眠るときに手を組む習慣のある人も、できれば手のひらを上にして肘を伸ばして寝るようにしてみてください。

できるだけ肘を曲げない!圧迫しない!!を心がけてください。

神経を圧迫し筋肉が縮んできてしまうと動きにくくなり関節が固まり動きにくくなってしまいます。ですので固まらないようにしっかり動かすことと筋力トレーニングで筋力の維持、マッサージなどで血流の改善、電気療法で神経の興奮抑制をしていきましょう。