CM関節炎
- 物をつかむときに親指の付け根が痛む
- 親指の付け根の腫れ
- 親指の動かしづらさ
- 親指の付け根の熱感
- 親指の関節の形が左右で異なる
日常生活の中で親指を使う動作は多くあります。
料理をする際に包丁を握ったり、瓶の蓋を開けるとき、スマートフォンを使う際など、多くの動きで痛みが出ます。
CM関節炎の病態・症状|横須賀市鍼灸整骨院ひまわり
親指の関節の付け根部分をCM関節といいます。CM関節炎とは、名前の通り親指の付け根の関節内に炎症が起きている状態です。
炎症が出る原因は、関節内の軟骨同士がこすれ合いすり減ると、剥がれた軟骨のかけらが関節内に散り、炎症を起こしているのが原因の一つです。
炎症を起こすとその箇所を治そうと血液が集まってくるため腫れを起こします。
その過程で痛みも誘発されます。
CM関節炎の原因
原因はいくつか考えられます。
一つはどなたでも可能性がある手の使いすぎや、力仕事によるものです。
関節内の軟骨同士がこすれ合いすり減ると、剥がれた軟骨のかけらが関節内に散り炎症を起こしているため想像しやすいと思います。
もう一つの原因は、女性において、加齢に伴うホルモンバランスの変化が関係すると考えられています。
女性ホルモンのエストロゲンは関節の炎症や腫れを抑えると言われ、更年期にエストロゲンが急激に減少することで、手指のさまざまな痛みを発症すると言われています。
このため更年期が過ぎると症状が落ち着く人もいます。
CM関節炎の予防と施術は横須賀市鍼灸整骨院ひまわりにご相談ください
CM関節炎で一番大切なことは、安静にすることです。
関節に負担がかかり炎症が発生しているため、炎症が悪化しないようにすることが大切です。
しかしながら、親指は普段の生活でよく使うため、テーピングやサポーターなどを使い、なるべく負担を掛けないようにしましょう。
休ませることで炎症が治まり、痛みが落ち着きます。
炎症がひどく熱を持ってしまう場合は、ビニール袋に氷と水を入れ氷嚢を作り、アイシングをすることも有効です。痛みが強い場合は消炎鎮痛剤の湿布や、塗り薬などをおすすめします。
また、当院では炎症を抑える特殊電気療法や必要に応じて固定具の制作なども行っています。