ふくらはぎの肉離れ

  • 歩くとふくらはぎが痛む
  • ふくらはぎに突っ張り感がある
  • 運動中にふくらはぎが痛む
  • ふくらはぎが腫れている
  • ふくらはぎが硬く感じる
白い施術台に座って笑顔を見せる女性の足元を、施術者が両手でサポートしている。背景は明るく、シンプルな施術室。

ふくらはぎの肉離れ後の回復をサポートする施術の様子。専門家による丁寧なケアで、足元の健康と早期回復を促進します。

(本ページは、国家資格を保有する柔道整復師・鍼灸師が、豊富な施術経験に基づき監修しています。)

はじめに:その激痛、「こむら返り」だと軽く考えていませんか?

「踏み込んだ瞬間、ふくらはぎに『ブチッ』という音と電気が走るような激痛が!」

「テニスのプレー中、後ろから誰かにふくらはぎを蹴られたかと思った」

「歩くのもつらいほどの痛みで、このまま治らないのではないかと不安…」

横須賀市で、今まさにこのような「ふくらはぎ」の突然の激痛にお困りではないでしょうか。 その症状は、単なる「こむら返り(足がつった状態)」ではなく、**筋肉の線維が断裂する「肉離れ」**かもしれません。

肉離れは、適切な初期対応と、その後の計画的なリハビリテーションを行わなければ、痛みが長引くだけでなく、非常に再発しやすい厄介なケガです。

このページでは、ふくらはぎの肉離れの正体と、絶対にやってはいけないNG行動、そして痛みを早期に改善し、再発を防ぐための当院の専門的なアプローチについて、体系的に解説します。

[原因と症状] そのふくらはぎの激痛、正体は?

スポーツウェアを着た男性が膝を曲げ、ふくらはぎを抑えて痛がっている様子。右下には「ライフプラス 鍼灸整骨院 ひまわり」のロゴと「スポーツなどで起こりやすい」の文字。

「スポーツなどで起こりやすい」ふくらはぎの肉離れ。急な痛みでお困りの際は、ライフプラス 鍼灸整骨院ひまわりにご相談ください。

[定義] ふくらはぎ肉離れとは?

「ふくらはぎ」は、主に2つの筋肉で構成されています。表面にあり瞬発的なパワーを生み出す**「腓腹筋(ひふくきん)」と、その深層で姿勢の維持など持久力に関わる「ヒラメ筋」**です。

肉離れは、ダッシュやジャンプ、ステップといった急激な動きによって、これらの筋肉が自身の収縮力に耐えきれず、筋線維や筋膜が断裂・損傷してしまう状態を指します。特に、テニスやバドミントンなどのスポーツで、腓腹筋の内側を損傷するケースは**「テニスレッグ」**とも呼ばれます。

[鑑別]「こむら返り」との決定的な違い

  • ふくらはぎの肉離れ

    • 原因: 筋肉の物理的な断裂
    • 症状: 痛む場所を押すと激痛がある(圧痛)。後から腫れや内出血(青あざ)が現れることがある。痛みは持続する。
  • こむら返り(足のつり)

    • 原因: 筋肉の異常な痙攣(けいれん)
    • 症状: ふくらはぎ全体が硬直する。ストレッチなどで筋肉を伸ばすと和らぐ。痙攣が治まれば、激しい痛みは消失する。

[重症度分類] 損傷レベルの目安

  • I度(軽症)

    • 筋線維の微細な損傷。痛みはあるが、歩行は可能。つま先立ちをすると痛む。
  • II度(中等症)

    • 筋線維の部分断裂。歩行時にも明らかな痛みを伴い、足を引きずる(跛行)。圧痛が顕著で、腫れや内出血が見られることが多い。
  • III度(重症)

    • 筋線維の完全断裂。自力での歩行は困難なほどの激痛を伴う。患部が凹んで見えることもある。この場合は、まず整形外科の受診が必要です。

[根本原因] なぜ、ふくらはぎの肉離れは再発しやすいのか

痛みが消えても「治った」わけではない

肉離れを繰り返す最大の理由は、痛みが引いたことを「完治」と勘違いしてしまう点にあります。

断裂した筋線維は、修復される過程で**「瘢痕組織(はんこんそしき)」**という、元の筋肉よりも硬く、伸縮性の乏しい組織に置き換わります。

この硬い部分が残ったまま復帰すると、わずかな負荷で再び断裂してしまい、再発のループに陥るのです。

見過ごされている身体全体のアンバランス

そもそも、なぜあなたのふくらはぎにばかり負担が集中してしまうのでしょうか。その原因は、ふくらはぎ以外の場所に隠されています。

  • 足首の硬さ

    • 足首の柔軟性が低いと、地面からの衝撃をうまく吸収できず、その衝撃がふくらはぎの筋肉に直接伝わってしまいます。
  • 足部アライメントの問題(過回内足など)

    • 足裏のアーチが潰れ、足首が内側に過剰に倒れ込む「過回内足」があると、歩行や走行のたびに、ふくらはぎに不自然なねじれのストレスがかかり続けます。
  • 骨盤の歪みと体幹の弱さ

    • 身体の土台である骨盤が歪んでいたり、体幹のインナーマッスルが弱かったりすると、お尻や股関節といった大きな筋肉がうまく使えません。その結果、末端であるふくらはぎの筋肉が過剰に働き、肉離れのリスクが高まります。

[専門施術] 早期回復と「再発しない身体」を目指す

屋外でヨガマットの上でストレッチをしている人物。左側には「ライフプラス 鍼灸整骨院 ひまわり」のロゴ、中央には「ストレッチも重要です」という赤い文字。

ふくらはぎの肉離れの予防や回復には、日頃の「ストレッチも重要です」。ライフプラス 鍼灸整骨院ひまわりは、適切なケアとストレッチのアドバイスを提供します。

STEP1:炎症と痛みを最速でコントロール

まずは、歩行もつらいほどの激痛と炎症を、専門的なアプローチで鎮めます。

  • ひまわり式ハイボルテージ施術: 炎症を起こしている患部に、特殊な高電圧の電気を流すことで、神経の興奮をその場でブロックし、痛みを強力に抑制します。触れることさえ痛い急性期に、非常に高い効果を発揮します。
  • アイシングと圧迫固定: 適切なアイシング指導に加え、包帯やテーピングで患部を圧迫・固定し、腫れと内出血を最小限に抑えます。

STEP2:筋肉とアライメントの根本調整

痛みが落ち着いてきたら、再発を防ぐための根本的なアプローチを行います。

  • 手技療法・鍼灸施術: 硬くなったふくらはぎの筋肉や、瘢痕組織に対し、手技や鍼で直接アプローチし、血行を促進させ、柔軟で質の良い筋肉組織への再生を促します。
  • トムソンテーブルによる骨盤矯正: 根本原因である骨盤の歪みを、専用ベッド**「トムソンテーブル」**で安全・正確に矯正します。
  • フォームソティックス・メディカルによる足部矯正: 足のアライメントに問題がある場合は、医療用矯正インソールで足元から身体のバランスを整え、ふくらはぎへの負担を劇的に軽減させます。(※詳しくは**[インソールのページ]**へ)

STEP3:段階的なアスレティックリハビリテーション

競技復帰に向けて、安全かつ計画的に身体機能を回復させていきます。

  • ストレッチ指導: 適切なタイミングと方法での、効果的なストレッチを指導します。
  • 筋力トレーニング: かかと上げ運動(カーフレイズ)など、ふくらはぎの筋力を再強化するためのトレーニングを段階的に行います。
  • 動作指導: ランニングやジャンプのフォームを見直し、ふくらはぎに負担のかかりにくい身体の使い方を習得します。

[FAQ] ふくらはぎの肉離れに関するよくあるご質問

  • Q1: どのくらいで治りますか?
    • A1: 軽症(I度)であれば数週間で競技復帰も可能ですが、中等症(II度)の場合は1~3ヶ月程度の計画的なリハビリが必要です。焦りは禁物です。
  • Q2: 施術に保険は使えますか?
    • A2: はい、肉離れは明確な「ケガ」ですので、健康保険を適用して施術を受けることができます。
  • Q3: やってはいけないことは何ですか?
    • A3: 痛みが強い急性期(受傷後2~3日)は、無理なストレッチ、マッサージ、お風呂で温めることは絶対に避けてください。炎症を悪化させてしまいます。

横須賀市で、ふくらはぎの突然の激痛にお困りの方、再発を繰り返したくないと願う方。ぜひ一度、鍼灸整骨院ひまわりにご相談ください。

お役立ち動画

関連お役立ち動画一覧を見る

もも裏のストレッチでケガ予防・腰痛解消!

ふくらはぎ強化 カーフレイズ

 

 

お客様の声

その他のお客様の声を見る

  • 横須賀市在住 60才代 男性 肩・腰・膝のお悩み

    トムソンベットと立体動態波の
    効果を感じています。
    また、マウンドに立てるように
    頑張ります。

    ※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。

ふくらはぎの肉離れ関連ブログ