橈骨神経麻痺

  • 手関節の背屈障害
  • 拇指と他の指の伸展制限
  • 前腕部の痺れ
  • 手指の感覚障害
  • 脇での麻痺・痺れを感じる

 

橈骨神経麻痺の病態と症状|横須賀市鍼灸整骨院ひまわり

橈骨神経は手首や指の動きに関係する筋肉を動かす神経で、また手の甲や親指側の感覚にも関与している神経です。

橈骨神経麻痺になると神経損傷の度合いによって感覚障害、運動障害がみられます。

上腕骨の内側で圧迫が起こると橈骨神経麻痺が起こりやすく痺れを感じるようになり、手首を上げられない状態を下垂手といいます。

橈骨神経は前腕部に入ると後骨間神経と呼ばれる枝を出し、ここでの障害が起こると下垂手とよばれ指をまっすぐに伸ばせない状態になります。

後骨間神経だけの障害の場合痺れや感覚障害などはあまりみられません。

橈骨神経麻痺の原因

橈骨神経とは上腕から前腕、指先まで走行する神経です。

上腕部で圧迫などが加わると橈骨神経を圧迫し、神経絞扼が起こり麻痺や運動障害などの症状が出てきます。

短時間のうたた寝程度でも起きやすく、アルコールなど深酒などをして腕を下にしたまま熟睡しそのまま朝起きて発症することが多いです。

橈骨神経麻痺の原因は外からの圧迫などが多いですが、そのほかの要素として子供の頃に上腕骨や肘回りの骨折などを起こし数十年越しに発症する場合もあります。

橈骨神経麻痺の予防と施術なら横須賀市鍼灸整骨院ひまわりへ

橈骨神経麻痺は1ヶ月から3ヶ月位の長期的な施術期間があるため根気よく施術をしていかなければなりません。

患部局所の安静を図り、仕事や家事での負担を減らすため必要に応じて手首または手指(親指側)装具などで固定します。

患部を下にして寝ないようにしなくてはいけません。

神経の再教育や筋力低下防止、血行の改善を目的に電気療法またはマッサージなどで根気よく施術をしていくことが大切です。