仙腸関節痛

- 腰や骨盤に慢性的な痛み
- 立ち上がるときに痛みが走る
- 長時間座っていると腰が痛む
- 歩くと骨盤周りが痛む
- 腰を反らすと激しい痛み
「腰の骨盤に近いあたり、お尻の上がズキッと痛む…」
「長時間座っていると痛くなり、椅子から立ち上がる瞬間が特につらい…」
「腰の筋肉をほぐしてもらっても、奥の方の鈍い痛みが全然取れない…」
横須賀市で、このような治りにくい腰やお尻の痛みに悩まされてはいませんか?
その症状は、単なる筋肉性の腰痛ではなく、骨盤にある「仙腸関節」という関節が機能不全を起こしている「仙腸関節痛」かもしれません。
仙腸関節痛は、レントゲンにも写りにくく、「原因不明の腰痛」として見過ごされがちな症状です。
ご安心ください。
その痛みは、痛む筋肉だけでなく、身体の土台である骨盤の関節そのものにアプローチすることで、根本からの改善が期待できます。
このページでは、仙腸関節痛のメカニズムと、当院の専門的な改善アプローチを分かりやすく解説します。
要点(30秒でわかる)
- 仙腸関節痛は、骨盤の仙骨と腸骨の間にある関節周囲の痛みで、立ち上がり、段差、片脚立ち、長時間の同一姿勢でお尻〜腰の片側に痛みが出やすい。
- まずは負荷管理(長時間座位や片側荷重を減らす)、股関節・体幹の安定化、ハムストリングス/腸腰筋などの柔軟性改善を進め、痛みゼロ〜微痛の範囲で段階的に活動へ復帰する。
- 夜間痛が続く、発熱や広範な腫れ、びっこ歩き、しびれや脱力、外傷後の急激な悪化、二週間以上改善が乏しい等は医療機関で評価(必要時は当院で紹介状を作成)。
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仙腸関節とは?身体の土台となる「要」の関節

男性にも多い仙腸関節痛。腰の深い部分の痛みや、体の動かしにくさを感じたら、当院にご相談ください。
仙腸関節とは、身体の中心にある「仙骨」と、左右一対の「腸骨」をつなぐ、非常に重要な関節です。
背骨から伝わる上半身の重みを両足に伝え、地面からくる衝撃を吸収する、まさに身体の「要(かなめ)」となる役割を担っています。
この関節は、数ミリ程度しか動かない、動きの少ない関節ですが、このわずかな動きが失われたり、逆に不安定になったりすることで、強い痛みが生じます。
🤔なぜ仙腸関節が痛くなるのか?
仙腸関節痛は、主に以下の2つの状態によって引き起こされます。
- 関節の機能不全(ロッキング):長時間のデスクワークや、悪い姿勢の継続により、仙腸関節の動きが悪くなり、固まってしまう状態。
- 関節の不安定性:産後などで骨盤を支える靭帯が緩んだり、ケガで損傷したりして、関節がグラグラになってしまう状態。
特に、中腰での作業や、片足に体重をかける動作、あぐらをかく姿勢などで痛みが出やすいのが特徴です。
✅かんたんセルフチェック
お尻の上あたり、ベルトのラインの少し下、くぼみのできる場所(PSIS)を指で押してみてください。
その一点に、響くような強い痛みがあれば、仙腸関節痛の可能性が高いです。
マッサージで悪化も?仙腸関節痛でやってはいけないこと
腰が痛いと、つい腰の筋肉をマッサージしたり、ストレッチしたりしたくなります。
しかし、仙腸関節痛の場合、その対処法はかえって症状を悪化させる可能性があります。
⚠️筋肉ではなく「関節」の問題です
仙腸関節痛の本当の原因は、筋肉のコリではなく、関節の動きの悪さ(機能不全)にあります。
痛みが出ているのは、関節が動かない分、周りの筋肉が無理に頑張って、悲鳴を上げている状態なのです。
そのため、原因である関節の問題を放置して、結果である筋肉だけをほぐしても、痛みはすぐにぶり返します。
それどころか、関節が不安定になっている場合に強くマッサージをすると、さらに関節の緩みを助長し、痛みを悪化させる危険性すらあります。
根本的な解決には、関節そのものへの、専門的で正しいアプローチが不可欠です。
関節の動きを正常化する。ひまわり式 仙腸関節アプローチ

急な「やっちまった!」という腰の痛み、もしかしたら仙腸関節痛かもしれません。ライフプラス 鍼灸整骨院ひまわりは、「自信を持って施術いたします!」お気軽にご相談ください。
鍼灸整骨院ひまわりでは、仙腸関節の機能不全に対し、痛みのない安全な方法で、関節の動きを正常な状態に戻していきます。
特に、当院が導入しているトムソンテーブルは、仙腸関節の施術に絶大な効果を発揮します。
仙腸関節痛 改善の3ステップ
仙腸関節痛に関するよくあるご質問
- Q1: ぎっくり腰との違いは何ですか?
- A1: ぎっくり腰(急性腰痛)は、主に腰の筋肉や筋膜の損傷を指すことが多いです。一方、仙腸関節痛は「関節」そのものの問題です。痛む場所が、腰の中心よりも少し下の、お尻に近い部分であることが仙腸関節痛を見分けるポイントの一つです。
- Q2: 産後の骨盤矯正と同じですか?
- A2: 骨盤の関節を調整するという点では同じアプローチを用います。産後の場合は、開いて不安定になった関節を「締める」ことを主な目的としますが、仙腸関節痛の場合は、動きが悪くなった関節に「動きをつける」ことを主な目的とするなど、状態によってアプローチは微妙に異なります。
- Q3: 施術に健康保険は使えますか?
- A3: 「重いものを持ち上げて捻った」など、はっきりした原因のある急性のケガであれば、健康保険の適用となります。慢性的な痛みの場合は自費の骨盤矯正プログラムとなりますが、最適なプランをご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
(本ページは、国家資格を保有する柔道整復師・鍼灸師が、豊富な施術経験に基づき監修しています。)
横須賀市で、原因不明の腰痛・お尻の痛みにお悩みなら
その痛み、仙腸関節が原因かもしれません。
私たちは、あなたが痛みの根本原因から解放されるよう、全力でサポートします。
鍼灸整骨院ひまわりへ、ぜひ一度ご相談ください。
お電話でのお問い合わせはこちら
根岸院: 046-854-7352
衣笠院: 0120-207-577
似た症状
前屈や起き上がりで痛む, 受傷直後の適切な評価とリハが重要。
お尻〜脚にしびれや放散痛, 歩行や長時間の座位で悪化しやすい。
梨状筋が坐骨神経を圧迫, 臀部から脚にかけてのしびれや痛みが出る。
前かがみや咳で悪化, 下肢のしびれを伴い日常動作に支障が出やすい。
参考情報(一次情報)
- NICE Guideline NG59:Low back pain and sciatica(評価と保存療法の指針)
- NHS(MSKリーフレット):Sacroiliac joint pain(2024年版)
- AAOS OrthoInfo:Spinal Injections(SI関節の局所麻酔による診断/治療の位置づけ)
- Mayo Clinic:Sacroiliitis(症状と原因の患者向け解説)
- Versus Arthritis:Back pain(動き続けることの推奨を含む一般情報)
※本ページは一般的な情報提供を目的としています。個別の診断・治療は症状と検査所見に基づき、担当者や医療機関の判断を優先してください。危険サインがある場合は速やかに医療機関をご受診ください。





















