仙腸関節痛

  • 背中、腰、お尻、足の付け根に痛みがある
  • 階段昇降で痛みが出る
  • 長時間立っていると辛い
  • 片足に重心をかけると腰が痛む
  • 歩き始めが痛い

慢性的なケースでは変形性関節症によるもの、

急性・亜急性のケースでは交通事故や高所から落下して強い衝撃が加わることで仙腸関節を損傷したり、

妊娠・出産をきっかけにして仙腸関節が緩み、体重が増加したことで負担を掛けてしまったり、

ラグビーなどのコンタクトスポーツで腰に負担を掛けすぎてしまうことで痛みが出現します。

 

 

仙腸関節痛の病態と症状|横須賀市鍼灸整骨院ひまわり

仙骨と骨盤(腸骨)の継ぎ目にある仙腸関節は、主に上半身と下半身の衝撃を和らげる働きをしています。

仙腸関節が交通事故など強い外力により傷ついたり、運動や労働で繰り返し負担を掛けすぎてしまったり、炎症発現因子などの内因によって炎症を起こします。

それに伴い腰・背中・臀部・下肢などに痛みが出るのが仙腸関節痛の特徴です。

一般的に、痛みは夜~明け方に悪化し、体を動かすことで和らぐといった傾向があります。

内因によって起こる痛みは慢性化しやすく、医科での薬物療法が必要になる場合もあります。

仙腸関節痛の原因

仙腸関節痛が起こる原因

  1. 外傷などで関節が損傷を受けた場合
  2. 妊娠・出産、スポーツ・重労働などで関節に過度の負担がかかった場合
  3. 加齢による関節のすり減りなどの変性によって炎症を起こす場合
  4. 足の長さが左右不均等で片側に負担がかかる場合
  5. 稀なケースで、仙腸関節で細菌が増殖することで炎症を引き起こす場合

仙腸関節痛の予防と施術法なら横須賀市鍼灸整骨院ひまわりへ

仙腸関節痛の予防と施術法アプローチ4つ

1.腹横筋の強化です。膝を立てて仰向けで寝転がり下腹部に左右の手を置いてゆっくり深呼吸をします。息を吐ききったところで下腹部を左右から頭の方向へ優しく持ち上げるように押します。腹横筋を鍛えることで、仙腸関節を安定させることができます。当院では、「楽トレ」複合高周波にてトレーニングして鍛えることができます。

2.梨状筋のトリートメントです。ベットの上で膝を立てて座り、左右どちらかのお尻のくぼみに柔らかめのボールを挟みます。

3.大臀筋の強化です。膝を立ててベットに仰向けで寝ます。5秒かけておしりをあげ、肩と膝が一直線になるところで5秒間キープします。5秒かけてお尻を下ろします。大臀筋を鍛えることでも、仙腸関節を安定させることができます。

4.股関節のストレッチです。痛む方と反対の膝を曲げながら痛む方の足を後ろに伸ばしていき太ももの前側を伸ばします。次に、ベットに浅く腰をかけ痛む方と反対の膝を軽く曲げ痛む方の膝を伸ばし太ももの後ろ側にストレッチをかけます。周辺筋を柔らかくすることで股関節の動きが良くなり仙腸関節への負担を減らすことができます。

各アプローチはどれも無理せず行うことが大切です。当院では、マッサージなどの筋肉ケアをしてから行うことの方が効果が期待できます。