ハムストリングス肉離れ 

  • 走っている際に「ブチッ」というような音が鳴った
  • 歩行時、ランニング時に痛みが出る
  • もも裏に鋭く抜けるような痛みを感じた
  • ストレッチや力を入れると痛みが出る
  • 安静にしていても痛みを感じることがある

 

ハムストリングス肉離れはスポーツなどを活発に行う方に多く、もも裏に安静時や運動時の痛みが出ます。

肉離れをする多くの方は痛みで運動能力の低下や日常生活動作での不便さがでます。普段運動などをされない方が運動をして肉離れを起こしてしまわれた方は、仕事や家事などで痛みと不便さを感じます。

スポーツなどを活発に行う方は、運動の早期復帰や運動能力の低下防止、日常生活での痛みを伴う不便さからの早期の離脱を目指し施術をしていきます。

ハムストリングス肉離れの病態と症状|横須賀市鍼灸整骨院ひまわり

ハムストリングスとは、大腿二頭筋(外側ハムストリングス)、半腱様筋、半膜様筋(内側ハムストリングス)の3つから構成される筋肉です。

大腿二頭筋は膝を曲げさせ膝下を外側に捻り、半腱、半膜様筋は膝下を内側に捻る作用の筋肉です。

この筋肉群は他の筋肉と比較して発生頻度が高く、他部位筋肉では筋腱移行部を多く損傷しますが、ハムストリングスの肉離れでは大腿二頭筋では中央から末梢にかけて、半腱半膜様筋では中枢から中央にかけて損傷することが多いです。

稀に腱が骨より剥離して膝関節付近を傷める場合があります。

 

 

ハムストリングス肉離れの原因

ハムストリングス損傷の原因として筋肉の柔軟性の欠如やウォームアップの準備不足、拮抗する筋群の相反する動きにおける不調和、大腿四頭筋とハムストリングスの筋力の不均衡、特に大腿四頭筋とハムストリングスの筋力差が大きいほど肉離れを起ハムストリングスはハムストリングスは大腿四頭筋の60~70%の筋力が必要)

ハムストリングス損傷の程度の分類

第1度(軽度) 不快感があってもハムストリングスを動かすことができる

第2度(中等度) 筋肉の収縮をさせるのが難しく筋繊維の一部損傷がみられます。

第3度(重度) 筋肉の部分断裂が起き受傷後1日~2日でかなりの皮下出血斑がみられ長時間の施術が必要になります。

学生などは肉離れを軽視して施術を疎かにしてしまう傾向があり骨化性筋炎などの合併症を引き起こすことがしばしばあるので注意が必要です。

ハムストリングス肉離れの予防と施術は横須賀市鍼灸整骨院ひまわりにお任せください

再発防止には、痛みが消失したからと言ってそのまま競技に復帰させるのではなく、徐々に運動強度を上げていくようにしていくことが重要です。

膝関節伸展で股関節屈曲(90度)で痛みが出ず、腹臥位での抵抗運動で健側の80%以上位まで回復したらジョギングから徐々に運動を開始させ、十分なウォームアップとクールダウンを行うことが大切です。

当院では、急性期から施術をしています。損傷レベルによって施術内容は異なりますが、競技者が早期に復活できる施術を提供しています。特に、ハイボルテージ療法は、効果が期待できます。