子供の踵が痛い!!それって踵骨骨端症(シーバー病)??

2021年10月6日

子供のかかとが痛い原因のひとつ

成長期のスポーツ障害のひとつです。

10歳前後の男の子によく見られる疾患です。

運動などをよく行うお子様で踵が痛いという症状で来院されます。

症状が強いお子様は歩行(歩く)だけでも痛みが出ます。

運動中や運動直後からしばらく痛みを感じているお子様も多く見られます。

 

どうして起こるの?

成長期のお子様は骨が柔らかいです。

足のアーチ形成も完全ではありません。

スポーツなどでの体の使い方が未熟です。

これらなどが複合的に合わさって起こります。

ふくらはぎの筋肉は、アキレス腱になって踵にくっついています。

足の裏の筋肉は、強い力で踵にくっついています。

お互いが踵の骨の上と下でくっついているために強い力で

踵を介して引っ張り合います。

炎症します。

痛いんです。

シーバーです。

 

 

 

ストレッチをしましょう

アキレス腱を伸ばすストレッチをしましょう。

下腿三頭筋を伸ばし20秒キープしましょう。

 

足裏にゴルフボールや棒などを置いてコロコロしましょう。

足底筋を刺激して血流の改善、筋肉の活性化をしましょう。

 

 

痛みがあるときは施術をしましょう

炎症症状が起きているときは、電気療法が最適です。ハイボルテージは炎症を鎮め、痛みを

抑制することができます。マイクロカレント(微弱電流)はリンパの流れを促進し、腫れを

抑制し炎症を鎮めます。

また、下腿三頭筋や足底筋のマッサージも有効です。当院では、症状に合わせて施術を

提供します。