腱板損傷ってなに?

2022年02月28日

腱板損傷

どんな時になるの?

例えば・・・・

・軽いと思って、バケツを持ち上げたときに、意外に重くて肩がねじれた・・・

・鉄棒に不意にぶら下がり、腕が伸びた感覚になった・・・

・転んだり、よろめいたときに手を衝き肩が突き上げられた・・・

・繰り返し、力を入れて窓ふきをした・・・

など様々ありますが、明らかに何かをした後に起こるものです。

慢性的な五十肩とは痛み方や、動きなどの痛みが違ってきます。

 

どのような痛みがあるの?

自分の力で腕を上げていくことが不能になってきます。

日中、動かしたりするだけでも痛みが出てきます。

夜間痛があります。痛い側を下にして横向きに寝ると痛みが憎悪します。

動作時痛はいろいろありますが、ハンドルを持っているときに痛みがでる、

後ろのものを取ろうとした際に痛みが出るなどがあります。

似ている疾患

似ている肩関節疾患として、肩関節周囲炎、腱板炎、滑液包炎、石灰性腱炎など、類似疾患

が多く存在するので注意が必要です。

どうすればよいの?

まず、痛みの原因が何なのかの判別が必要になってきます。

そのため、早めに来院されることをお勧めいたします。

肩関節の安静、保持を目的に、約2~3週間腕を吊っていただきます。

または、簡単な固定が必要になってくることがあります。

必ずしも手術などの観血療法の必要はなく、特に中・高齢者では保存療法で生活動作

の回復が得られます。ただし、重労働や激しいスポーツなどをされている場合は

観血療法も選択肢に入れてもよいかもしれません。

 

リハビリテーション

当院では、リハビリの一環として、肩関節の運動に関わる筋肉をマッサージなどで緩め

関節運動をし可動域を増やしたり、運動療法などで筋力強化をしていきます。

少しずつの施術になりますが、確実に回復へと向かっていきます。