腰痛あれこれ②
2022年11月24日
腰痛と仙腸関節について
座っているときの痛みは仙腸関節痛かも!!
仙腸関節とは、骨盤にある仙骨と腸骨を関節している部分を言います。
上半身の重さは、背骨を通じ仙骨へと下に荷重がかかります。
歩いている際に、足の裏から伝わってくる衝撃は、足関節→膝関節→股関節→仙腸関節というように伝わり上に向かっての力が働いています。
ですので、この仙腸関節は常に上下の剪断力が加わっている場所になります。
家の中を、裸足で歩いていると腰が痛くなったり、硬い靴やヒールなどを履いたときにだけ腰に痛みが出てしまう方は仙腸関節の痛みの可能性が高いです。
仙腸関節は、膝を抱え込むような動きで負担が増大します。
しゃがんでいるとだんだんと痛みが出てくるというのも仙腸関節の痛みの可能性が高いです。
仙腸関節の痛みがあることで、仙腸関節の骨盤内には神経が走っていますので、座骨神経痛になることも良くあります。
腰に痛みがあるというのは、他の腰痛と変わらないのですが、腰椎又は腰椎周囲の神経、筋肉の痛みではなく、骨盤の痛みなので施術法が変わってきます。
腰の施術を受けてもなかなか痛みが改善しない方は、仙腸関節の痛み(骨盤の痛み)を疑っても良いかもしれません。