腰痛あれこれ①

2022年11月22日

立ち上がった時の腰痛

立ち上がる時の腰痛は腸腰筋が関係!?

座っている状態から、立ち上がったときに腰に痛みが出るというのは、腰椎から骨盤内を通って股関節に付着している腸腰筋が傷ついて縮んでいることがほとんどです。

腸腰筋とは、インナーマッスルの一つで上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉です。

腸腰筋は、腰骨から股関節(足の付け根)に付着している大腰筋と、骨盤内から足の付け根に付着している腸骨筋を合わせたものを言います。

どちらも、同じような作用をします。

背中を丸くした姿勢をとったり、座っているときに骨盤を後ろ側に倒してしまわれたり、腰を反らしすぎないということを意識しなければいけません。

人間の基本姿勢で、腰に負担のかからない状態は、膝90度、股関節90度となっています。

座っているとき、寝ているときはこの姿勢が一番安静な形となります。

椅子に座る際は、膝の高さもしくは膝より高い椅子で、座面が硬いものに、膝90度、股関節90度をキープして座ることが望ましいです。

寝る際には、仰向けは避け、横向きになりこれも膝90度、股関節90度の状態で足の間に大きなものを挟んで頂くというのが基本となります。

腸腰筋が一番楽な状態を造り出すことも大切です。