仙腸関節痛とは?腰痛の原因が「骨盤のズレ」かもしれない

2025年05月16日

グレーのセーターとジーンズを着た人物が、右側のお尻のあたりを押さえている様子。下部には「仙腸関節痛」と大きく書かれている。

「腰じゃなくてお尻の奥が痛い」そんな方は仙腸関節痛かもしれません。

「長時間座っていると、腰の奥がズーンと痛い」

「片足に体重をかけた時だけ痛む」

「腰痛が続くのに、レントゲンでは異常なしと言われた」

それはもしかすると、「仙腸関節痛」かもしれません。

仙腸関節痛とは、骨盤の中央にある「仙腸関節」がズレたり炎症を起こした状態を指します。レントゲンやMRIでは写りづらく、「原因不明の腰痛」とされてきたケースの中に、実は仙腸関節が関係していることが多くあるのです。

鍼灸整骨院ひまわりでは、仙腸関節痛に対して

● 骨盤周囲の筋肉を緩めて関節を安定させる施術

● ハイボルテージ機器で炎症や痛みを抑える施術

● 骨盤の正しい動きを取り戻す運動指導

を組み合わせて、根本改善を目指すアプローチを行っています。

「どこに行っても良くならなかった腰痛」

「湿布と薬だけでは不安」

そんな方にこそ、ぜひ知ってほしい内容です。

仙腸関節痛とは何か?

骨盤のどこにある関節?

仙腸関節とは、背骨の一番下の「仙骨」と、左右の「腸骨」が接する部分にある関節です。

大きな動きはほとんどありませんが、衝撃を吸収し、体幹のバランスをとる重要な関節です。

わずか数ミリしか動かないとされているこの関節ですが、そのわずかなズレや炎症が、腰痛の大きな原因になることがあります。


症状の特徴

  • 腰の深部にズキズキした痛み

  • 一点に鋭い痛みがある(仙骨付近)

  • 長時間座っていると痛みが悪化

  • 片足立ちで痛みが強くなる

  • 腰を反らすと痛みが増す

※坐骨神経痛や椎間板ヘルニアと間違われやすいため、正確な評価が重要です。


なぜ起きるのか

仙腸関節痛の主な原因には以下があります:

  • 出産による骨盤のゆるみ

  • 転倒や尻もち

  • 姿勢の悪さや体の使い方のクセ

  • 重たい物を持つ作業の繰り返し

また、加齢により関節周囲の靭帯がゆるみやすくなると、仙腸関節が不安定になり、炎症やズレが起こりやすくなります。

鍼灸整骨院での施術方法

仙腸関節の痛みにどう対応するのか

当院では、仙腸関節に起因する腰痛と判断した場合、以下の施術を組み合わせて行います。

① 筋緊張の緩和(H4)

仙腸関節は周囲の筋肉によって安定しています。とくに大殿筋・中殿筋・腰方形筋などが硬くなっていると、仙腸関節に無理な力がかかります。

当院では、指圧・マッサージで筋肉の緊張を緩め、関節の圧力を軽減させます。

② ハイボルテージ施術(H4)

深部の関節にまで届く高電圧刺激により、炎症の鎮静と痛みの抑制を図ります。

「ズンと奥のほうが痛い」という方には、非常に効果的です。

③ 骨盤バランス調整(H4)

骨盤の左右差を整えることで、仙腸関節への不均衡な負担を防ぎます。骨盤矯正専用のトムソンベッドも活用し、無理なく安全に調整します。

④ 再発予防の運動指導(H4)

殿筋群や体幹の安定性を高めるセルフエクササイズを指導し、日常生活でも再発しづらい体づくりを目指します。


整形外科との連携

レントゲンやMRIでは原因がはっきりしないことが多いため、「異常なし」とされてしまうケースも少なくありません。

鍼灸整骨院ひまわりでは、必要に応じて整形外科の紹介状を発行し、より精密な評価や併用治療も行える体制を整えています。

日常生活での注意点とセルフケア

姿勢と動作の見直し

  • 長時間同じ姿勢を続けない

  • 椅子には深く腰掛ける

  • 急な動作(ひねり・反らし)に注意

  • 荷物は左右均等に持つ

腰痛は「動き方のクセ」で再発しやすいため、日常のクセを見直すことが最も重要です。


セルフストレッチの例

  • 大殿筋ストレッチ

  • ハムストリングスストレッチ

  • 腰方形筋リリース

  • 股関節のモビリティ向上エクササイズ

当院では、無理なく続けられるセルフケアプランを一人ひとりにご提案しています。


こんな方は要注意

  • 出産後から腰の痛みが続いている

  • 骨盤周りがグラグラする感じがする

  • 立ち上がる時に骨盤がズキッと痛む

  • ヘルニアではないが、腰痛が治らない

該当する場合は、仙腸関節痛の可能性が高いため、一度ご相談ください。


まとめ

仙腸関節痛は、見逃されやすい腰痛の一つですが、適切なアプローチを行えば改善が可能な症状です。

「痛みのある生活が当たり前」と感じている方も、骨盤の調整や筋肉のケアで大きく変わることがあります。

鍼灸整骨院ひまわりでは、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術で、あなたの腰痛の根本改善を目指します。

ぜひ一度、当院にご相談ください。


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上腕二頭筋腱損傷とは?原因・症状・施術法をわかりやすく解説

2025年05月12日

上半身裸の男性が肘を曲げながら上腕部(力こぶ)を押さえており、画像下部に「上腕二頭筋損傷」と大きく表示されている。

力こぶの痛みや違和感、それは上腕二頭筋の損傷かもしれません。

物を持ち上げたとき、腕をひねったとき、突然「腕の前側」にズキッとした痛みが走った経験はありませんか?

その痛み、**上腕二頭筋腱損傷(じょうわんにとうきんけんそんしょう)**の可能性があります。

上腕二頭筋は「力こぶ」を作る筋肉として知られており、その腱は肩や肘といった関節に付着して、腕の屈伸や回旋(ひねり)動作を支えています。腱に炎症や断裂が生じると、日常動作にも大きな影響を及ぼします。

当院では、急性期の炎症に対応する電療から、動作改善のストレッチ指導まで、状態に合わせた施術をご提供しています。この記事では、上腕二頭筋腱損傷の症状や原因、整骨院での対応について、専門知識のない方にも分かりやすく解説いたします。

上腕二頭筋腱損傷とは?原因と症状を知る

上腕二頭筋腱損傷とは、上腕二頭筋の腱(筋肉が骨に付着する部分)が炎症や断裂を起こす状態を指します。とくに多いのが「長頭腱」という肩に付く部分での損傷です。

主な原因:

  • 重い荷物を急に持ち上げた

  • 肘を曲げた状態で無理な力をかけた

  • 繰り返しの使いすぎ(オーバーユース)

  • スポーツ(テニス、野球、ゴルフ、ジムトレーニング)での負荷

  • 加齢に伴う腱の変性や退行変化

よく見られる症状:

  • 肩や上腕前側に鋭い痛み(特に動作時)

  • 力を入れづらくなる(握力低下)

  • 腕の前面に腫れや内出血

  • 肘を曲げる、腕を回す動作で痛み

  • 腱が断裂した場合、「力こぶ」の位置が下がる(ポパイサイン)

損傷の程度によって、炎症レベル(腱炎)から腱の部分断裂・完全断裂までさまざまな状態があり、初期の判断と対応がとても重要です。

整骨院での対応と施術方法

鍼灸整骨院ひまわりでは、上腕二頭筋腱損傷に対して以下の流れで対応します。

【1】問診・視診・触診

腕のどの位置に痛みが出ているのか、どの動作で悪化するかを詳しく確認します。腱の走行に沿った圧痛や腫れ、筋力の低下などを総合的に判断します。

【2】炎症期の対応(急性期)

炎症が強い場合はアイシングやハイボルテージ施術によって炎症と痛みを抑えます。無理な動きは制限し、安静と局所のケアを重視します。

【3】回復期の施術

炎症が落ち着いてきたら、手技療法(マッサージ)や関節可動域の改善を行い、筋肉と腱のバランスを整えていきます。痛みが残っている場合でも、刺激量を調整しながら安全に進めます。

【4】テーピング・サポーターの活用

動作時の負担を軽減するために、スポーツテーピングやサポーターを提案する場合もあります。特に仕事や運動を続けたい方に有効です。

【5】再発防止のストレッチ・エクササイズ指導

肩・肘・手首に関わる筋肉の柔軟性と安定性を整えることで、再発リスクを減らします。

必要に応じて、整形外科との連携で画像診断(MRIなど)を紹介することも可能です。

日常生活で気をつけるポイントと予防法

上腕二頭筋腱損傷は「治ったと思ってまた痛みが戻る」というケースも多く、日常動作の改善や予防がとても大切です。

予防と再発防止のポイント:

  • 重い物を持つ際は肘を伸ばしきらない

  • 腕をひねる作業(ネジ締めなど)を長時間続けない

  • スポーツ前後のストレッチを欠かさない

  • 肩や背中、体幹の筋力バランスも意識する

  • 少しでも痛みや違和感を感じたら無理をしない

上腕の腱は日常生活の中で頻繁に使う部分なので、些細な痛みを放置せず、早めに整骨院などの専門機関でチェックを受けることが重要です。


鍼灸整骨院ひまわりは、スポーツや日常生活での腕の痛みにも専門的に対応しています。

北久里浜・衣笠の両院でご相談を受け付けております。

「この痛みは何だろう」と思ったら、お気軽にご来院ください。

マレットフィンガーとは?突き指との違いや整骨院での対応を徹底解説

2025年05月9日

指に白い保護用の装具(スプリント)を装着した手が写っており、下部に「マレットフィンガー」という文字が大きく表示されている。

指先が伸びなくなったら要注意。マレットフィンガーの早期対応が大切です。

スポーツ中や日常生活で「突き指をした」と思っていたら、指が曲がったまま戻らない…。それはマレットフィンガーかもしれません。

マレットフィンガーは、指先の腱が切れたり骨が剥がれたりして、指の伸展ができなくなる状態です。見た目は軽いケガに見えるものの、適切な対応をしないと指の変形や機能障害が残る可能性もあるため、早期対応が非常に重要です。

当院「鍼灸整骨院ひまわり」では、マレットフィンガーに対して整形外科との連携のもと、整復・固定・リハビリ指導などの施術サポートを行っています。指のケガだからと軽視せず、「しっかりと治したい」とお考えの方は、ぜひ当院にご相談ください。

マレットフィンガーとは?

指が伸びなくなる特殊な突き指

マレットフィンガーとは、指の第一関節(DIP関節)を伸ばす腱が切れたり、骨と一緒に剥がれたりすることで、指先が下に垂れたまま伸ばせなくなる外傷です。

スポーツ中の突き指や、布団の端を強く押した際など、指先に強い衝撃が加わることで発症します。


症状と見分け方

  • 指の第一関節(DIP関節)が曲がったまま戻らない

  • 自力で指先を伸ばせない(反らせない)

  • 軽い痛みや腫れがあることも

  • 人差し指〜小指にかけて発生しやすい

「ただの突き指」と自己判断して放置すると、指が変形したまま癒着してしまうケースも少なくありません。


主な原因

  • バレーボールやバスケットボール中の衝撃

  • ドアや引き出しに指をぶつけた

  • 重い物を持った際に指先に負荷が集中

  • ペットや子どもとの不意の接触

発症直後に適切な対応をするか否かで、将来的な機能回復に大きな差が出ます

整骨院での施術と対応

鍼灸整骨院ひまわりでの初期対応

マレットフィンガーの来院時には、以下の流れで対応を行います。

  1. 問診・視診:受傷状況を確認し、他の疾患との鑑別を行います。

  2. 整形外科への紹介:骨折や腱断裂が疑われる場合は、提携医療機関へ紹介しレントゲン検査を依頼。

  3. 固定の処置:診断後は、患部に適したスプリント固定(アルフェンスなど)を行います。

  4. 可動域・筋力維持のケア:非損傷部位のケアや、患部回復後のリハビリ計画を立てます。


スプリント固定の重要性

マレットフィンガーにおける初期固定の質が、予後を大きく左右します

指をわずかでも曲げた状態で固定すると、腱が伸びずに癒着し、将来的な屈伸障害を残す恐れがあります。

当院では、正確な角度でのスプリント装着と、定期的なチェックで適切な治癒をサポートします。


施術サポート・リハビリ

  • 関節が固まらないための周囲筋の柔軟性保持

  • 痛みを軽減するハイボルテージ施術

  • 経過に応じたテーピングや指圧施術

  • 家庭でできる自主訓練の指導

患者様の生活背景を考慮しながら、無理のないケア計画を立てていきます。

再発防止と日常生活の注意点


よくある誤解

  • 突き指と同じだから湿布だけで良い? → ×

  • そのうち治るだろう → ×

  • 折れてないなら大丈夫 → ×

マレットフィンガーは腱の損傷または骨片の剥離という「構造的な異常」があるため、適切な固定と安静が必須です。


日常生活での工夫

  • 受傷直後は患部を濡らさず、衝撃を避ける

  • 患部以外の指は軽く動かして血流を確保

  • 自己判断で固定を外さない(完治まで原則6〜8週間)


整形外科との連携

骨折・剥離が疑われる場合は、整形外科で画像診断を行い、保存療法または手術の判断をしてもらう必要があります

当院では、紹介状をその場で発行可能で、安心して連携治療が受けられる体制を整えております。


まとめ

マレットフィンガーは、見た目より重症なケースが多い指の外傷です。早期の適切な固定とリハビリが、指の機能回復の鍵を握ります。

横須賀市でマレットフィンガーにお悩みの方は、

鍼灸整骨院ひまわりへぜひご相談ください。整形外科との連携による安心の施術体制で、あなたの手の健康を支えます。


アクセスとお問い合わせ

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横須賀市でヘバーデン結節にお悩みの方へ|鍼灸整骨院ひまわりが根本ケア

2025年05月5日

年配の女性の手が重ねられており、「指先が曲がってきた」「細かい動作がつらい」という吹き出しとともに、「ヘバーデン結節 横須賀市 鍼灸整骨院ひまわり 手指の痛み・変形にも対応」と記載されている。

指先の変形や痛みにお悩みの方へ。ヘバーデン結節は当院で対応可能です。

はじめに

年齢とともに増える指先の変形や痛み。「最近、指の第一関節が腫れてきた」「物をつまむと痛い」そんなお悩みを抱えていませんか?

それは、ヘバーデン結節の可能性があります。

ヘバーデン結節は、特に女性に多く見られる手の関節の変形性疾患です。進行すると関節の変形や可動域の低下を招き、日常生活に大きな支障をきたします。

横須賀市の【鍼灸整骨院ひまわり】では、指圧やハイボルテージなどを用いて、痛みの軽減と関節機能の維持・改善を図ります。

ヘバーデン結節とは?

指先に起きる変形性関節症

ヘバーデン結節とは、手の第一関節(DIP関節)に発生する変形性関節症です。関節が腫れたり、こぶ状に膨らんだり、変形が進行したりします。

主な原因

  • 加齢による関節の摩耗

  • ホルモンバランスの変化(特に更年期)

  • 長年の指の酷使

  • 遺伝的体質

関節軟骨のすり減りが進行すると、骨同士がぶつかり合い、炎症や骨の増殖(骨棘)を引き起こします。

主な症状

  • 指先の関節が赤く腫れる

  • 痛みや動かしにくさ

  • 指先に硬いこぶができる

  • 数か月〜数年で痛みは落ち着くが変形は残る

鍼灸整骨院でできる施術

鍼灸整骨院ひまわりの対応

当院では、痛みを抑え、関節の動きを取り戻すための施術を行っています。

施術内容

  1. 指圧・マッサージ施術

     筋緊張を和らげ、血流と可動域を改善します。

  2. ハイボルテージ療法

     深部の痛みにアプローチする電気療法で、炎症を鎮め、可動域の改善にも効果的です。

  3. 運動療法・関節可動域訓練

     関節が固まらないように、優しく動かすケアを行います。

  4. 生活指導

     自宅でできる温熱療法や負担軽減の指導も行っています。

鍼灸整骨院ひまわりが選ばれる理由

  • 丁寧なカウンセリングと説明

  • オーダーメイドの施術プラン

  • 衣笠・北久里浜エリアから通いやすい立地

  • 必要に応じて整形外科の紹介状も発行可

日常生活での注意点

指先の使い方を見直す

  • 指先だけでつままず、手全体を使う

  • 冷え対策を徹底(手袋・温水)

  • タイピングやスマホの操作はこまめに休憩

  • 荷物を持つときは掌全体で支える工夫を

セルフケアのコツ

  • 温湿布や手浴で温める

  • テーピングで関節を保護する

  • こまめに軽く動かすことで拘縮予防

当院に通われている方の声

  • 「家事がつらかったけど、指のこわばりが減りました」

  • 「整形外科では何もしてくれなかったのに、ここで改善できた」

  • 「最初は不安だったけれど、親身に話を聞いてくれて安心しました」

まとめ

ヘバーデン結節は、指先の変形や痛みによって日常生活に支障をきたすことがある疾患です。

進行を抑えるには、早期対応と専門的なケアが大切です。

【鍼灸整骨院ひまわり】では、指圧、ハイボルテージ、運動療法などを組み合わせた根本改善を目指した施術を行っております。

お困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。


【お問い合わせ・アクセス】

鍼灸整骨院ひまわりは、以下2院でご相談を受け付けております。

📍 衣笠院

JR衣笠駅 徒歩数分/駐車場あり

📍 北久里浜院

京急北久里浜駅 徒歩すぐ/近隣に駐車場あり

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ふくらはぎの痛み、整骨院で解決

2025年05月2日

ふくらはぎの痛みを抱える男性が患部を押さえる様子

運動や日常動作の中で発症しやすい、ふくらはぎの肉離れ。初期対応が回復の鍵です。

「ふくらはぎの肉離れ」と聞くと、スポーツ選手が起こすものだと思われがちですが、実は日常生活の中でも誰にでも起こり得るケガのひとつです。

ちょっとした段差での踏み外し、急なダッシュ、長時間の立ち仕事などがきっかけで、ふくらはぎの筋肉が過度に引き伸ばされて断裂することがあります。

特に中高年層や運動不足の方にとっては、再発もしやすく、放置すると痛みや違和感が長引いてしまうケースも少なくありません。

鍼灸整骨院ひまわりでは、ふくらはぎの肉離れに対し、単にその場の痛みを抑えるのではなく、「再発しない身体づくり」をゴールに据えた根本的な改善を目指した施術を行っています。

本記事では、整骨院での具体的な施術内容や、なぜ整骨院での対応が有効なのか、再発防止のために患者さまができることなどを初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

肉離れの原因と症状

整骨院でふくらはぎの痛みを訴える女性と、それを記録する施術者の様子

ふくらはぎの肉離れは、問診と視診での的確な状態把握が早期改善のカギとなります。

ふくらはぎの肉離れは、筋肉に急激な収縮や伸長が加わることで発生します。

スポーツ中の急な動きだけでなく、階段の上り下りや、立ちっぱなしの仕事でも起こる可能性があります。

症状としては、「ブチッ」という音とともに急な痛みが走る、腫れや内出血が現れる、つま先立ちができない、といったものが典型的です。

この段階で無理をして動き続けると、筋繊維がさらに損傷し、重症化するリスクもあります。

特に軽度の肉離れは「ちょっと違和感があるだけ」と放置されがちですが、ここで正しく施術しなければ、慢性化や再発に繋がってしまいます。

当院では、まず問診と視診、触診で状態を正確に評価します。

腫れや痛みの程度、動作時の筋肉の緊張具合などを総合的に判断し、適切な施術計画を立てます。

肉離れの初期にはアイシングや安静が重要ですが、それだけでは回復は不完全です。

回復を早め、かつ再発を防ぐためには、段階的なリハビリと筋機能の正常化が欠かせません。

整骨院で行う具体的な施術

鍼灸整骨院ひまわりでは、肉離れの状態に応じて段階的な施術を行います。

急性期にはまず、炎症と痛みの軽減が最優先です。

患部の安静を保ちつつ、必要に応じて包帯やテーピングを用いて圧迫固定を行います。

また、深層の筋損傷や痛みに対しては「ハイボルテージ電気施術」を用いることで、炎症を抑えながら回復を促します。

炎症期が落ち着いてきたら、次は可動域の回復と筋肉バランスの再構築に移ります。

ここではマッサージやストレッチを取り入れ、硬くなった筋肉を柔らかくし、周囲の筋肉との協調性を整えていきます。

特に当院では、国家資格を持つ柔道整復師が、筋繊維の走行に沿った施術を行うため、効果的かつ安全なリハビリが可能です。

さらに、再発予防のためには体幹や股関節の柔軟性、足首の安定性なども含めた「全体的な身体の使い方」を見直す必要があります。

必要に応じて、自宅でできる簡単なセルフストレッチや筋トレも指導しますので、施術と併せてご自身でもケアが可能です。

再発を防ぐ身体づくり

屋外でふくらはぎを押さえて痛がるビジネスマンの様子

日常の歩行中でも起こりやすいふくらはぎの肉離れ。違和感を感じたら早めの整骨院受診がおすすめです。

ふくらはぎの肉離れは、一度起こると癖になりやすいケガのひとつです。

その原因は、患部の筋肉だけにあるのではなく、全身のバランスや姿勢、歩き方、筋力のアンバランスなど様々な要因が関係しています。

鍼灸整骨院ひまわりでは、症状が落ち着いてきた段階で、患部だけでなく全身の動き方や姿勢にも注目したチェックを行い、根本改善に向けた施術を継続していきます。

歩行分析や姿勢評価を通じて、ふくらはぎに無理な負荷がかからないような身体の使い方を指導します。

また、日常生活での注意点や運動前後のウォーミングアップ・クールダウン方法も丁寧に説明。再発を防ぐための「生活に根ざしたケア」のアドバイスも行います。

こうした多角的なサポートにより、施術が終わった後もケガをしにくい身体を作り、健康的な生活を維持していくお手伝いをいたします。

 

失敗しない整骨院の選び方|スポーツ治療編

2025年04月28日

バッティング中にスポーツ傷害を負った野球選手の写真|鍼灸整骨院ひまわり

スポーツ傷害の予防と回復には、競技特性に応じた専門的な施術が重要です。

🏃‍♂️何を基準に選ぶ?整骨院のスポーツ治療のPOINT

「部活でケガをした子どもに、どこへ通わせたらいい?」「ランニング中に膝を痛めたけど、整骨院ってどこも同じ?」



そんな疑問を抱えたまま、整骨院選びで迷っていませんか?



実はスポーツによるケガや慢性的な痛みは、どこで、誰に、どう治療されるかによって、回復スピードも再発リスクも大きく変わってきます。

鍼灸整骨院ひまわりでは、スポーツ障害や外傷に特化した施術を行っており、学生アスリートから趣味で運動する大人まで幅広くサポートしています。



この記事では、「整骨院のスポーツ治療を選ぶ際に見ておくべきポイント」を分かりやすく解説します!


🎯【1. スポーツ障害に対応できる施術者がいるか】

スポーツによるケガは、「ただの捻挫」「筋肉痛」で片づけられがちですが、実際は成長期の骨の異常フォームの乱れが原因の慢性障害など、専門的な判断が必要なケースが多くあります。

例えば、オスグッド病やシンスプリント、ランナー膝といった症状は、通常のマッサージでは治りにくく、動作分析や競技特性を理解した上での施術が重要になります。

鍼灸整骨院ひまわりでは、スポーツ経験者の施術者が在籍し、

✅ 高校・中学部活動のサポート

✅ 試合直前のテーピング対応

✅ 成長期のケガへの配慮

など、現場レベルの視点を大切にしています。

🏁 Point:スポーツ障害に強い整骨院は「競技別の対応経験」や「成長期の知識」があるかをチェック!


💡【2. 電気治療器やテーピングなど、回復を早める設備があるか】

スポーツ選手にとって一番大事なのは「早期回復」「再発予防」。

そのためには、痛みを軽減しつつ、機能を高める治療設備の有無がとても重要です。

例えば鍼灸整骨院ひまわりでは、以下のようなスポーツ対応機器を導入しています:

  • ⚡ ハイボルテージ治療器:深層筋へのアプローチで痛みを素早く軽減

  • 🩹 スポーツテーピング:パフォーマンスを保ちながら関節保護

  • 🧊 アイシングや包帯固定:急性期の処置も対応

こうした設備が整っていれば、「通っても改善しない…」といった無駄な時間を省くことができます。

🔎 Point:設備や治療機器がスポーツ仕様か確認!「ハイボルテージ」や「テーピング対応」などがキーワード!


🗓【3. 通いやすさとサポート体制】

スポーツ治療では、「継続」がとても大切です。

そのため、整骨院を選ぶ際には次のような点も重要です:

  • 🕒 通いやすい時間帯(部活・仕事後にも開いているか)

  • 🚗 駐車場・駅からのアクセス(親御さんの送迎にも配慮)

  • 📄 スポーツ保険や診断書の相談対応

鍼灸整骨院ひまわりは、北久里浜駅・衣笠駅近くの2院展開

部活動やスポーツ少年団のスケジュールに合わせて通えるよう、土・日も受付中!

🚀 Point:治療の継続ができるよう「アクセス・時間・柔軟さ」を重視して選ぼう!


📝まとめ:後悔しない整骨院選びで、プレーへの復帰を最短に!

スポーツをする方にとって、ケガは避けられないものですが、その後どう治すかが将来に大きく関わります。

だからこそ、整骨院選びは「家から近い」「安い」だけではなく、スポーツ治療の経験・設備・通いやすさという視点を持つことが重要です。

鍼灸整骨院ひまわりでは、スポーツを頑張るすべての人を応援します!



ケガの予防やパフォーマンスアップに関するご相談もお気軽にどうぞ🏃‍♀️✨

ストレートネックと姿勢の関係を考える

2025年04月18日

ストレートネックで首が前に突き出た男性の横姿

ストレートネックは首が前に突き出た状態で、姿勢の崩れが慢性痛の原因になります。

スマホやパソコンを使っていると、いつの間にか首が前に出たような姿勢になっていませんか?



「ストレートネック」とは、本来ゆるやかなカーブを描いているはずの頸椎(けいつい=首の骨)が、まっすぐに変形してしまった状態のことをいいます。

実はこのストレートネック、慢性的な首・肩こり、頭痛、手のしびれの原因になっていることもあるのです。

特に現代社会では、長時間のデスクワークやスマホ操作が日常となり、姿勢の崩れからストレートネックを引き起こす人が急増しています。

この記事では、

「ストレートネックとは何か」

「姿勢との関係性」

「整骨院での対処法」

について、わかりやすく解説します。

日々の生活で気づかないうちに悪化する姿勢。今こそ身体のSOSに目を向けてみませんか?

ストレートネックとは何か?

ストレートネックとは、首の骨(頸椎)の自然な前弯(まえそり)が失われ、首がまっすぐになってしまった状態を指します。



本来、人間の頸椎は頭の重さを支えるために緩やかなカーブを描いています。

このカーブがあることで衝撃を分散し、バランスを保っているのです。

しかし、スマホやパソコンを覗き込むような姿勢が続くと、頭の位置が前方にズレ、首に大きな負担がかかります。

その結果、首の筋肉が常に緊張し、頸椎の湾曲が失われてしまいます。

ストレートネックは単なる骨格の変形にとどまらず、以下のような症状を引き起こすことがあります。

  • 首・肩のこりや痛み

  • 頭痛、眼精疲労

  • 手や腕のしびれ

  • 自律神経の乱れ、睡眠障害

特に女性や猫背傾向のある方、長時間座り仕事をしている方に多く見られます。

姿勢との深い関係

パソコン操作中に前かがみになっている女性の姿勢

パソコン操作中の前傾姿勢は、ストレートネックや肩こりの大きな原因となります。

ストレートネックの最も大きな原因は、姿勢の悪さです。とくに次のような姿勢は要注意です。

  • 顎を突き出すような座り方

  • スマホをのぞき込む「うつむき姿勢」

  • デスクワーク中の前かがみ姿勢

  • ソファやベッドでのうつ伏せスマホ操作

こうした習慣が日常化すると、首の筋肉が硬くなり、背骨全体のバランスも崩れてきます。

結果的に首の骨だけでなく、肩・背中・骨盤にまで影響を及ぼし、全身の不調へとつながっていきます。

たとえば、ストレートネックの人は猫背や巻き肩を同時に抱えていることが多く、

「肩こりが取れない」

「姿勢を正してもすぐ戻る」

といった悩みを持っています。つまり、ストレートネックの改善には首だけでなく、全身の姿勢バランスを整えることが不可欠なのです。

整骨院での改善アプローチ

鍼灸整骨院ひまわりでは、ストレートネックと姿勢不良に対して、以下のような施術・対応を行っています。

【1】状態の確認と姿勢評価

まずは問診と姿勢分析を通じて、頭の位置や肩・骨盤のズレ、筋肉の緊張状態をチェックします。日常生活での姿勢のクセや習慣についてもヒアリングし、根本原因を明らかにします。

【2】筋肉の緊張を緩和する施術

首・肩・背中の筋肉の緊張を、手技療法やハイボルテージ治療を用いてほぐします。過緊張状態にある筋肉をリセットすることで、正しい姿勢に戻りやすい体づくりを目指します。

【3】姿勢改善のための運動指導

猫背や巻き肩、骨盤の前傾・後傾など、全身の姿勢バランスを整えるストレッチや体操を指導します。ご自宅でも無理なく取り入れられる内容で、再発防止をサポートします。

【4】習慣改善のアドバイス

スマホの見る角度、座り方、枕の高さなど、日常で見直すべきポイントについて具体的にアドバイスします。


姿勢を見直すことは、未来の健康への第一歩です。

ストレートネックにお悩みの方は、首だけでなく全身を整えることが大切です。



横須賀市で整骨院をお探しなら、鍼灸整骨院ひまわりにぜひご相談ください。



体のバランスを整え、本来の姿勢と快適な毎日を取り戻しましょう。

ランナー必見 シンスプリントの症状と対処法

2025年04月14日

舗装された道を走る複数のランナーの脚元の様子

ランニング時のフォームやシューズの選び方は、シンスプリントの発症と深く関係しています。

ランニングや部活動で頑張る人に多く見られる「シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)」。



走るたびにすねの内側がズキズキ痛む、そんな経験はありませんか?放っておくと長期離脱や再発を繰り返す原因になります。

鍼灸整骨院ひまわりでは、シンスプリントの早期回復と再発防止に向けた施術とセルフケア指導を行っています。

この記事では、シンスプリントの原因、よくある症状、当院での対応法まで、ランナーにも分かりやすく解説します。

スポーツを継続するために大切な「正しい知識と対処法」を身につけましょう。

シンスプリントとは何か?

シンスプリントは、正式には「脛骨過労性骨膜炎」と呼ばれ、主にすねの内側(脛骨の下1/3あたり)に痛みが出るスポーツ障害です。



ランナーやジャンプの多い競技者、長距離を走る中高生アスリートに多く発症します。

主な原因は、ランニングやジャンプの繰り返しによるオーバーユース(使いすぎ)です。

硬い地面での練習、足に合わない靴、筋力のアンバランスなどが影響し、脛骨に付着する筋肉が引っ張られて骨膜に炎症が起こります。

シンスプリントの初期段階では運動後に痛みを感じ、進行すると運動中も持続的に痛みが出ます。

放置すると疲労骨折に進行することもあり、早めの対処が極めて重要です。

よくある症状とセルフチェック法

シンスプリントでは、以下のような症状が見られます。

  • すねの内側にズキズキした痛みがある

  • 押すと痛む(圧痛)

  • 運動開始時や終了後に痛みが出る

  • 悪化すると歩行時も痛くなる

  • 疲労骨折のようなピンポイントの痛みではなく、広範囲に違和感がある

自分で確認する方法としては、すねの内側を指でなぞってみて、広い範囲で痛みや違和感がある場合は要注意です。

痛みの出る位置がピンポイントでなく、広がっているのがシンスプリントの特徴です。

早期に対応すれば比較的早く回復するため、「少し痛いけど走れるから大丈夫」と思わず、すぐに専門家に相談しましょう。

鍼灸整骨院ひまわりでの施術と対処法

鍼灸整骨院ひまわりでは、シンスプリントに対して以下のようなアプローチを行っています。

【1】状態の確認と評価

カウンセリングと触診を行い、痛みの部位・筋肉の緊張・足の使い方などを細かく評価します。必要があれば整形外科との連携でレントゲン紹介も可能です。

【2】施術内容

炎症の強い初期には安静を重視しつつ、ハイボルテージ治療で炎症を早期に鎮静化します。また、足首や足底の筋肉に対する手技療法や、柔軟性改善のストレッチも行います。

【3】セルフケアとトレーニング指導

回復期には、テーピング、フォーム改善、シューズの選び方、ふくらはぎや足底のストレッチ指導を通じて再発防止を徹底します。

【4】再発防止のランニングフォーム確認

必要に応じてランニングフォームや練習量の見直しを提案。痛みが出にくい走り方を身につけることも再発予防に有効です。


シンスプリントは「早期発見・早期対応」がカギです。



鍼灸整骨院ひまわりでは、部活動を頑張る学生から市民ランナーまで、幅広い年齢層のスポーツ障害に対応しています。



すねの痛みを感じたら、悪化する前にぜひ一度ご相談ください。走り続ける身体を一緒に作っていきましょう。

シンスプリントの原因とその対策を徹底解説

2025年04月11日

シンスプリント 治療 整骨院ランニングやジャンプなどを日常的に行うスポーツ選手に多く見られる「すねの内側の痛み」——

それがシンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)です。

特に運動を始めたばかりの学生や、練習量が急に増えたタイミング、あるいはクッション性の低いシューズを使用しているケースなどで発症しやすく、放っておくと疲労骨折などの重大なトラブルにつながる恐れもあります。

鍼灸整骨院ひまわりでは、シンスプリントの原因に応じたアプローチを行い、再発防止も含めた包括的な施術と生活指導を行っています。

本記事では、初心者にもわかりやすく、シンスプリントが起こるメカニズムと症状、施術の考え方、そして予防に向けた実践方法を徹底的に解説します。

原因と症状を理解する

シンスプリントは、すねの内側(脛骨の内側)にある骨膜に炎症が起きることで生じるスポーツ障害です。

正式名称は「脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)」で、特に走る・跳ぶ動作を繰り返すスポーツ(陸上競技、バスケ、サッカーなど)で発症しやすい傾向があります。

発症のメカニズムは、運動によってふくらはぎの筋肉(ヒラメ筋、後脛骨筋など)が繰り返し引っ張られることで、筋肉の付着部である脛骨の骨膜に過度なストレスがかかり、炎症が生じることにあります。

主な症状は:

  • 脛の内側の鈍い痛みや違和感

  • 押すとチクチクするような圧痛

  • 運動後に痛みが強くなる

  • 重症化すると歩行時や安静時にも痛む

これらの痛みは、最初は「疲れかな」と見過ごされがちですが、繰り返されることで慢性化しやすく、ひどくなると疲労骨折に進行するケースもあるため、早めの対策が必要です。

また、床が硬い場所でのトレーニング、柔軟性の不足、偏平足や靴のクッション性不足もリスク要因となります。

鍼灸整骨院ひまわりでは、問診・触診を通じて痛みの部位と程度、動作時の負荷のかかり方を評価し、個々に最適な施術計画を立てて対応します。

施術とセルフケアの実際

シンスプリントの施術において最も大切なのは、「運動負荷を減らしつつ、筋肉と骨膜へのストレスをコントロールする」ことです。

まず急性期では、炎症を抑えるためのアイシングや物理療法を中心に施術を行います。

鍼灸整骨院ひまわりでは、以下のような施術法を組み合わせて進めます:

  • ハイボルテージ施術:深部筋の緊張を和らげ、骨膜周囲の炎症を抑制

  • 手技療法:ふくらはぎや足底筋、アキレス腱周辺の緊張を解消し、柔軟性を取り戻す

  • テーピング:筋肉や関節の補助を行い、運動時の衝撃やブレを軽減

また、自己管理も非常に重要です。セルフケアの例としては:

  • 入浴後のふくらはぎのストレッチ

  • 足裏からアキレス腱までのマッサージ

  • 足底のアーチサポート用インソールの使用

さらに、正しい運動フォームを身につけることも重要です。

着地時に踵からドスンと落ちる癖があると、すねの骨膜に大きな負担がかかります。

当院では、フォーム改善のアドバイスやトレーニング指導もあわせて行い、再発防止をサポートしています。

予防と再発防止の考え方

シンスプリント 治療 整骨院シンスプリントは、一度改善しても再発しやすいスポーツ障害の一つです。

再発を防ぐには、日常的なフォームの見直し、柔軟性維持、適切な運動強度の管理が不可欠です。

まず最も重要なのは、「使いすぎないこと」。

痛みが軽減してきた段階であっても、急激に元のトレーニング強度に戻すと、再び炎症が起こる可能性が高まります。

鍼灸整骨院ひまわりでは、段階的なトレーニング負荷の調整や、競技内容に合わせたセルフメンテナンスの方法を提案しています。

予防の具体例としては:

  • ウォーミングアップに必ずストレッチを組み込む

  • トレーニング後にアイシングやマッサージを行う習慣をつける

  • 足のアーチを支える靴やインソールを適切に選ぶ

また、足首や股関節の可動域が狭い選手は、走行中に下腿部(すね)に過度な負荷が集中しやすいため、関節の柔軟性を保つ体操も重要です。

フォーム指導とセットで実施することで、トータルな再発防止が可能になります。

痛みの出にくい身体づくりは、早期改善だけでなく、パフォーマンス向上にも直結します。

鍼灸整骨院ひまわりでは、症状が出た後の対応だけでなく、「出ない体づくり」を大切にし、アスリートから部活動の学生まで一人ひとりの目標に合わせた施術・指導を行っています。

 

運動制限をしながらシーバー病を治す方法とは

2025年04月7日

シーバー病 治療 整骨院「子どもがかかとの痛みを訴えた」「運動中に足を引きずっている」——

そんなとき、もしかするとそれはシーバー病(踵骨骨端症)かもしれません。

シーバー病は、成長期の子どもに多く見られる踵(かかと)の痛みの一種で、特にサッカーやバスケットボール、陸上などジャンプやダッシュを繰り返す競技をしているお子さんに多く発症します。

放っておくと長引く痛みに変わり、運動能力の低下や癖のある歩き方の原因となることもあります。

鍼灸整骨院ひまわりでは、シーバー病の症状を一時的に抑えるだけでなく、根本からの改善を目指した施術を行っています。

運動を制限しながらも、子どもの成長と運動機能の発達に配慮したアプローチが必要です。

本記事では、シーバー病の特徴や施術方法、そして無理なく復帰するための運動制限の工夫や予防の考え方まで、初心者の保護者の方でもわかりやすく解説します。

シーバー病の症状と特徴

シーバー病とは、成長期の子ども(およそ8〜15歳)に多く見られる踵(かかと)の骨の炎症です。

医学的には「踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)」と呼ばれ、かかとの骨の成長軟骨が繰り返しの負荷や衝撃によって刺激され、炎症や痛みを起こします。

この症状は、特に運動量が多いお子さんや、ジャンプ・走る動作の多いスポーツをしている子に起こりやすくなります。

急激な身長の伸びとともに、筋肉や腱が骨の成長スピードに追いつかず、ふくらはぎやアキレス腱が緊張してかかとに大きな負担がかかることが原因です。

主な症状は以下のとおりです:

  • かかとの片側、または両側が痛む

  • 押すと痛い(圧痛)

  • 朝起きた直後や運動後に痛みが強くなる

  • 足を引きずるような歩き方になる

  • 痛みのある足をかばって姿勢が崩れる

これらの症状は、単なる「疲れ」や「成長痛」と見過ごされがちですが、放置してしまうと運動の継続が困難になったり、左右の筋力バランスが崩れて他の部位に負担がかかることもあるため、早期の対処が重要です。

鍼灸整骨院ひまわりでは、視診・触診を通じて炎症の有無や関節の可動性を評価し、無理のない施術計画を立てています。

必要に応じてインソールやテーピングの提案も行い、子どもの成長を妨げずにかかとの負担を減らすサポートをいたします。

運動制限と施術のバランス

シーバー病 治療 整骨院シーバー病の改善には、まず「運動を一時的に制限する」ことが大切です。

これは、かかとの炎症が落ち着くまでは負担を減らす必要があるためであり、「我慢して動いていればそのうち治る」といった考え方は症状を悪化させる原因になります。

鍼灸整骨院ひまわりでは、運動を完全に止めるのではなく、症状の度合いや競技の種類、本人の生活状況を考慮したうえで、「何を休み、何を続けられるか」の線引きを丁寧に行います。たとえば、

  • ダッシュやジャンプなど衝撃の強い動作を控える

  • 軽いストレッチや体幹トレーニングは継続する

  • 痛みが出る直前で止める「疼痛管理運動」

といったように、動かし方の工夫を取り入れながら、筋力低下を防ぐような指導も行います。

施術としては、かかとの周囲の筋緊張を和らげる手技や、ふくらはぎ・アキレス腱の柔軟性を回復させるアプローチを行います。

さらに、ハイボルテージ施術を用いて痛みのコントロールや炎症軽減を図ります。

これにより、施術直後から痛みの緩和を実感できるケースも多く、継続することで早期復帰に近づけます。

また、足底のアーチ構造が乱れている子どもには、適切なインソールを使用することで足全体への衝撃を分散し、かかとへのストレスを軽減します。

必要に応じてご家庭でのストレッチ方法も指導し、ご家族と連携しながら施術を進めます。

再発を防ぐ生活習慣

シーバー病は、一度よくなったように見えても、再び運動を始めた途端に痛みがぶり返すことが多いのが特徴です。

これは、炎症が完全に引く前に負荷を再開してしまったり、身体の使い方が改善されないまま練習に戻ることが原因です。

鍼灸整骨院ひまわりでは、施術後のケアにも重点を置き、「再発を防ぐための生活改善」をご家族と一緒に考えます。

まず大切なのは「休ませ方」です。完全にベッドで横になるというよりは、痛みの出ない範囲で軽い動作を取り入れる「活動的安静」を意識します。

また、日常生活でも以下のような点に注意しましょう:

  • 走ったあとや帰宅後にふくらはぎをよくほぐす

  • サンダルやクッション性のない靴を避ける

  • 足裏アーチを支える中敷きを使う

  • 学校での体育や部活の内容も共有し、無理のない調整を行う

さらに、柔軟性と筋力のアンバランスは再発の大きな要因です。

特にふくらはぎ(腓腹筋)や足底筋群が硬くなると、かかとへの牽引力が強まり再び炎症を引き起こします。

当院では自宅で行える簡単なストレッチメニューや、子どもでも無理なく続けられる体幹トレーニングを提案しています。

シーバー病の施術は「その場しのぎ」ではなく、成長期の身体に寄り添った継続的なアプローチが重要です。

運動を頑張りたい子どもたちが痛みに悩まされず、自信を持って復帰できるよう、鍼灸整骨院ひまわりは一人ひとりの生活背景まで考慮したサポートを行っています。

 


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