仙腸関節痛とは?腰痛の原因が「骨盤のズレ」かもしれない
2025年05月16日

「腰じゃなくてお尻の奥が痛い」そんな方は仙腸関節痛かもしれません。
「長時間座っていると、腰の奥がズーンと痛い」
「片足に体重をかけた時だけ痛む」
「腰痛が続くのに、レントゲンでは異常なしと言われた」
それはもしかすると、「仙腸関節痛」かもしれません。
仙腸関節痛とは、骨盤の中央にある「仙腸関節」がズレたり炎症を起こした状態を指します。レントゲンやMRIでは写りづらく、「原因不明の腰痛」とされてきたケースの中に、実は仙腸関節が関係していることが多くあるのです。
鍼灸整骨院ひまわりでは、仙腸関節痛に対して
● 骨盤周囲の筋肉を緩めて関節を安定させる施術
● ハイボルテージ機器で炎症や痛みを抑える施術
● 骨盤の正しい動きを取り戻す運動指導
を組み合わせて、根本改善を目指すアプローチを行っています。
「どこに行っても良くならなかった腰痛」
「湿布と薬だけでは不安」
そんな方にこそ、ぜひ知ってほしい内容です。
仙腸関節痛とは何か?
骨盤のどこにある関節?
仙腸関節とは、背骨の一番下の「仙骨」と、左右の「腸骨」が接する部分にある関節です。
大きな動きはほとんどありませんが、衝撃を吸収し、体幹のバランスをとる重要な関節です。
わずか数ミリしか動かないとされているこの関節ですが、そのわずかなズレや炎症が、腰痛の大きな原因になることがあります。
症状の特徴
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腰の深部にズキズキした痛み
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一点に鋭い痛みがある(仙骨付近)
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長時間座っていると痛みが悪化
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片足立ちで痛みが強くなる
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腰を反らすと痛みが増す
※坐骨神経痛や椎間板ヘルニアと間違われやすいため、正確な評価が重要です。
なぜ起きるのか
仙腸関節痛の主な原因には以下があります:
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出産による骨盤のゆるみ
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転倒や尻もち
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姿勢の悪さや体の使い方のクセ
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重たい物を持つ作業の繰り返し
また、加齢により関節周囲の靭帯がゆるみやすくなると、仙腸関節が不安定になり、炎症やズレが起こりやすくなります。
鍼灸整骨院での施術方法
仙腸関節の痛みにどう対応するのか
当院では、仙腸関節に起因する腰痛と判断した場合、以下の施術を組み合わせて行います。
① 筋緊張の緩和(H4)
仙腸関節は周囲の筋肉によって安定しています。とくに大殿筋・中殿筋・腰方形筋などが硬くなっていると、仙腸関節に無理な力がかかります。
当院では、指圧・マッサージで筋肉の緊張を緩め、関節の圧力を軽減させます。
② ハイボルテージ施術(H4)
深部の関節にまで届く高電圧刺激により、炎症の鎮静と痛みの抑制を図ります。
「ズンと奥のほうが痛い」という方には、非常に効果的です。
③ 骨盤バランス調整(H4)
骨盤の左右差を整えることで、仙腸関節への不均衡な負担を防ぎます。骨盤矯正専用のトムソンベッドも活用し、無理なく安全に調整します。
④ 再発予防の運動指導(H4)
殿筋群や体幹の安定性を高めるセルフエクササイズを指導し、日常生活でも再発しづらい体づくりを目指します。
整形外科との連携
レントゲンやMRIでは原因がはっきりしないことが多いため、「異常なし」とされてしまうケースも少なくありません。
鍼灸整骨院ひまわりでは、必要に応じて整形外科の紹介状を発行し、より精密な評価や併用治療も行える体制を整えています。
日常生活での注意点とセルフケア
姿勢と動作の見直し
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長時間同じ姿勢を続けない
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椅子には深く腰掛ける
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急な動作(ひねり・反らし)に注意
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荷物は左右均等に持つ
腰痛は「動き方のクセ」で再発しやすいため、日常のクセを見直すことが最も重要です。
セルフストレッチの例
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大殿筋ストレッチ
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ハムストリングスストレッチ
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腰方形筋リリース
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股関節のモビリティ向上エクササイズ
当院では、無理なく続けられるセルフケアプランを一人ひとりにご提案しています。
こんな方は要注意
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出産後から腰の痛みが続いている
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骨盤周りがグラグラする感じがする
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立ち上がる時に骨盤がズキッと痛む
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ヘルニアではないが、腰痛が治らない
該当する場合は、仙腸関節痛の可能性が高いため、一度ご相談ください。
まとめ
仙腸関節痛は、見逃されやすい腰痛の一つですが、適切なアプローチを行えば改善が可能な症状です。
「痛みのある生活が当たり前」と感じている方も、骨盤の調整や筋肉のケアで大きく変わることがあります。
鍼灸整骨院ひまわりでは、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術で、あなたの腰痛の根本改善を目指します。
ぜひ一度、当院にご相談ください。
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