もも裏ストレッチで腰痛改善
2023年03月1日
もも裏の筋肉とは
もも裏の筋肉は、ハムストリングスと言われています。
ハムストリングスは、内側の半腱様筋と半膜様筋、外側の大腿二頭筋の3種の筋肉の総称になります。
股関節を後方に屈曲させ、膝を曲げる(屈曲)させます。
よくスポーツ選手が肉離れを起こすのもここの筋肉が多いと言われています。
もも裏を伸ばすとどうなるの?
ハムストリングスは、股関節と膝関節を屈曲させるので、ハムストリングスが硬くなって短縮傾向になると、股関節・膝関節が伸びなくなり、足を引きずるような歩き方になる方もいらっしゃいます。
歩幅も左右差が出て、身体のバランスを崩してしまう要因にもなります。
もも裏を伸ばすことで、それらを改善していくことができます。
もも裏の筋肉と腰痛の関係
ハムストリングスは座骨結節(骨盤部)から膝下裏まで伸びている筋肉です。
この筋肉が硬くなり柔軟性がなくなると、腰に負担がかかり腰痛の原因となります。
立ち上がった状態で前屈した際に、骨盤も一緒に前傾しなければならないのですが、ハムストリングスが硬いことによって、骨盤の前傾分だけさらに腰が屈曲しなければなりません。
前屈みや下にある物をとろうとした際に腰が痛くなってしまう人の典型的な例です。
また、座位の場合もも裏ハムストリングスが硬くなってしまっている場合、骨盤が後傾してしまい姿勢不良を引き起こし腰が引っ張られることになるので腰痛が発症してきます。
長時間座った後にだんだんと痛みが出てくる人もこのような傾向にあります。
もも裏のストレッチのしかた
①仰向けに寝ます
②片方の足を上げます
③膝の後ろを抱えます
④膝の後ろを引っ張りながら10秒から15秒伸ばします
⑤左右行います
動画にてわかりやすく説明していますので参考にしてみてください。