アキレス腱炎

- 歩くとアキレス腱が痛い
- 階段の昇降で痛みがある
- 朝起きた時にかかとが痛い
- 走るとアキレス腱が腫れる
- アキレス腱の痛みが続く
「朝、起きて歩き出すと、アキレス腱や、かかとの後ろ側がキシむように痛い…」
「ランニングを始めると痛むのに、身体が温まると楽になるから、つい練習を続けてしまう…」
「アキレス腱が腫れぼったく、硬いしこりのようなものを感じる…」
横須賀市で、このようなアキレス腱の痛みに悩むランナーやスポーツ愛好家の方はいませんか?
その症状は、使いすぎ(オーバーユース)によってアキレス腱に炎症や微細な断裂が起きる「アキレス腱炎」の典型的な症状です。
この状態を放置すると、腱がもろくなり、ある日突然「ブチッ」と切れてしまう「アキレス腱断裂」につながる、非常に危険な状態です。
ご安心ください。
早期に適切な施術を開始すれば、痛みを解消し、断裂のリスクを回避することは十分に可能です。
このページでは、アキレス腱炎の本当の原因と、再発させないための専門的なアプローチを解説します。
要点(30秒でわかる)
- アキレス腱炎は「走る, 階段, つま先立ち」で悪化しやすい過負荷のトラブル。朝一歩目が痛いのも典型。
- まずはひねり/蹴りの分散+活動時の保護(サポーター/テーピング), 痛みゼロ〜微痛で使うのが原則。
- 夜間痛, 2週間以上の遷延, 明らかな腫れやクリック, 外傷後の悪化は整形外科で画像評価(当院から紹介状可)。
最終更新日:
アキレス腱炎とは?原因と症状
アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)とかかとの骨をつなぐ、身体の中で最も太くて強靭な腱です。
歩く、走る、ジャンプするといった、地面を蹴る動作のすべてに関わる重要な役割を担っています。
🤔なぜアキレス腱が痛くなるのか?(主な原因)
アキレス腱炎は、この強靭な腱に、許容範囲を超える「牽引力(引っ張られる力)」が繰り返し加わることで発症します。
📋特徴的な症状
- 運動の開始時に痛むが、身体が温まると楽になる(悪化すると運動中ずっと痛む)。
- 朝起きた時の一歩目が痛い、こわばる。
- アキレス腱部を押すと痛い(圧痛)。
- アキレス腱が赤く腫れたり、熱感を持ったりする。
- 動かすとギシギシ、きしむような音がすることがある。
参考情報(一次情報)
- NHS Inform:Achilles tendinopathy
- UHCW NHS:Achilles tendinopathy(患者向けPDF)
- 日本足の外科学会:疾患ガイド(アキレス腱付着部症/足底腱膜炎 など)
- 日本足の外科学会:医療関係者向けパンフ(補足資料)
- AAOS OrthoInfo:Foot & Ankle Conditioning Program(リハの基礎)
※本ページは一般的な情報提供を目的としています。個別の診断/治療は症状と検査所見に基づき, 医療機関/担当者の判断を優先してください。
「アキレス腱断裂」へ至る、痛みの放置リスク
アキレス腱炎で最も恐ろしいのは、痛みを我慢して運動を続けてしまうことです。
それは、断裂という最悪の事態への危険な一歩かもしれません。
📉炎症から「変性」へ。もろくなる腱組織
炎症が長引くと、アキレス腱の組織は徐々に「変性」という状態に移行します。
これは、正常でしなやかな腱の線維が、硬くてもろい傷跡のような組織(瘢痕組織)に置き換わってしまう状態です。
この変性した腱は、衝撃吸収能力や柔軟性が著しく低下しているため、非常に断裂しやすくなります。
「痛みが楽になったから」と油断して、急に強い負荷をかけた瞬間に、部分断裂や完全断裂を引き起こすケースが後を絶ちません。
⚠️痛みをかばうことで生まれる「二次的なケガ」
アキレス腱の痛みをかばうと、無意識のうちに走り方や歩き方が変わってしまいます。
その結果、本来は負担のかからないはずの膝や股関節、腰にまでストレスがかかり、鵞足炎やシンスプリント、腰痛といった新たなケガを引き起こす原因となります。
似た症状で迷いやすい疾患: 足底筋膜炎/ ふくらはぎ肉離れ/ シンスプリント/ 足関節捻挫
【重要】安静だけでは根本原因は解決しません
運動を休んで安静にすることは、炎症を抑えるために必要です。
しかし、アキレス腱に負担をかけている「ふくらはぎの硬さ」や「身体の歪み」といった根本原因は、休んでいるだけでは決して改善しません。
原因を取り除かないまま復帰すれば、必ず痛みは再発します。
断裂を防ぎ、再発させない。ひまわり式アキレス腱炎アプローチ
鍼灸整骨院ひまわりでは、目先の痛みの除去だけでなく、痛みの根本原因となっている身体の歪みや使い方まで改善し、安心してスポーツを楽しめる身体づくりを目指します。
アキレス腱炎改善の3ステップ
アキレス腱炎に関するよくあるご質問
- Q1: 痛い部分をマッサージしても良いですか?
- A1: いいえ、炎症が起きているアキレス腱そのものを強くマッサージするのは、症状を悪化させる可能性があり危険です。重要なのは、その原因となっている「ふくらはぎ」の筋肉を正しく緩めることです。ぜひ専門家にお任せください。
- Q2: ストレッチはいつから始めれば良いですか?
- A2: 痛みが強い急性期に無理にストレッチをすると、微細な断裂を助長してしまいます。炎症が落ち着いてから、専門家の指導のもとで、正しい方法・タイミングで始めることが非常に重要です。
- Q3: 施術に健康保険は使えますか?
- A3: はい。「ランニング中に痛めた」など、はっきりした原因のある急性のケガであれば、健康保険の適用となります。ご来院の際は、念のため保険証をお持ちください。
よくある質問
朝一歩目が特に痛い時の今すぐ対策は?
起床前に足首を軽く上下10回, ふくらはぎをやさしく撫でる程度にほぐしてから立ち上がる。急なダッシュ/つま先立ちは避け, 活動時のみサポーターで保護。
詳しくはこちら(治らないアキレス腱炎, 断裂する前に)
ランニング再開の目安は?
痛みゼロ〜微痛での歩行/階段が安定 → 平地ジョグ数分→休むを交互に。距離や坂ダッシュの同時増やしはNG。症状が戻るなら頻度を先に調整。
詳しくはこちら(治療のポイント)
サポーターやヒールリフトは常時?
基本は活動時中心。安静時は外して皮膚を休ませる。ヒールリフトは短期的に負担軽減に有効だが, 長期の常用はふくらはぎの短縮を招くため段階的に卒業。
詳しくはこちら(当院の保存療法と連携)
いつ整形で超音波/MRI等の検査を受ける?
夜間痛, 2週間以上の遷延, ふくらはぎの突然の“ブチッ”, 強い腫れや陥凹, 外傷後の悪化/再燃は検査適応。必要時は当院から紹介状を作成します。
詳しくはこちら(断裂リスクと見極め)
(本ページは、国家資格を保有する柔道整復師・鍼灸師が、豊富な施術経験に基づき監修しています。)
横須賀市で、アキレス腱の痛みにお悩みなら
「そのうち治る」と我慢することが、一番のリスクです。
私たちは、あなたが断裂の不安なく、思いきりスポーツを楽しめるよう全力でサポートします。
鍼灸整骨院ひまわりへ、ぜひ一度ご相談ください。
参考文献・引用元
- AAOS OrthoInfo「Achilles Tendinitis」
- NHS(UK)「Achilles tendinopathy」
- NICE CKS「Achilles tendinopathy」
- JOSPT Clinical Practice Guideline(2018改訂)「Achilles Pain, Stiffness, and Muscle Power Deficits: Achilles Tendinopathy」
- Magnussen RA, et al. Achilles tendinopathy: aetiology and management. EFORT Open Rev. 2019(総説, PMC)
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