肩インピンジメント症候群
横須賀市で肩インピンジメント症候群による肩を上げる時の痛みにお悩みの方へ
まず結論です
肩インピンジメント症候群は、肩を上げる時に肩峰下で回旋腱板や滑液包に負担がかかり、肩の挙上時痛、挟み込み感、夜間痛につながることがある状態です。
ただし、肩を上げると痛いからといって、すべてを肩こりや四十肩、五十肩として考えてよいわけではありません。どの角度で痛むのか、夜間痛があるのか、投球や泳ぎで悪化するのか、肩甲骨や姿勢にどのような負担があるのかを確認することが大切です。
鍼灸整骨院ひまわりでは、痛む肩だけを一時的にほぐすのではなく、肩甲骨、胸郭、姿勢、回旋腱板の使い方まで確認し、痛みの軽減と再び負担が集中しにくい肩づくりをサポートします。
このようなお悩みはありませんか
- 肩を上げると痛い
- 夜間痛で眠りにくい
- 投球や泳ぎで肩が痛む
- 服の脱ぎ着がつらい
- 肩の高さ付近で痛む
- 腕を上げる途中で挟み込み感がある
- 肩こりや五十肩だと思っていたが長引いている
腕を上げる途中で、肩の前側や外側にズキッとした痛みが出る。肩が水平付近まで上がったところで痛みが強くなり、そこを越えると少し楽になる。寝返りを打つと肩が痛み、夜間に目が覚めてしまう。
このような症状がある場合、肩インピンジメント症候群が関係している可能性があります。一方で、肩の痛みは、回旋腱板損傷、四十肩、五十肩、SLAP損傷、頸椎由来の症状などとも似ていることがあります。
- 肩インピンジメント症候群は、肩を上げる時に肩峰下で腱板や滑液包がこすれ、挟み込み痛や夜間痛が出ることがあります。
- 痛みは肩を水平付近まで上げた時や、投球、泳ぎ、ラケット動作、服の脱ぎ着で強くなることがあります。
- 背景には、巻き肩、猫背、肩甲骨の動きの低下、胸郭の硬さ、回旋腱板の筋力低下が関係する場合があります。
- 当院では、痛みの時期と動作のクセを確認し、ハイボルテージ施術、手技、鍼灸施術、肩甲骨運動、姿勢の確認を状態に合わせて組み合わせます。
- 安静でも強い痛み、夜間痛の持続、力が入らない、脱臼や転倒後の痛み、2週間以上変化が乏しい場合は、医療機関での確認を優先してください。
肩インピンジメント症候群とは

肩インピンジメント症候群とは、肩を上げる時に肩峰下で回旋腱板や滑液包に負担がかかり、肩の挙上時痛、挟み込み感、夜間痛につながることがある状態です。
肩関節は、上腕骨、肩甲骨、鎖骨、回旋腱板、滑液包などが連動して動く複雑な関節です。通常、腕を上げる時には肩甲骨も一緒に動き、肩峰下のスペースを保ちながら肩がスムーズに動きます。
ところが、巻き肩や猫背、肩甲骨の動きの低下、回旋腱板の筋力低下などがあると、肩峰下のスペースに余裕が少なくなり、腱板や滑液包にこすれや圧迫が起こりやすくなります。
肩インピンジメント症候群は、単独で起こるだけでなく、回旋腱板損傷や四十肩、五十肩、SLAP損傷などと症状が重なることもあります。
挟み込みで起こる炎症の仕組み
肩インピンジメント症候群では、肩を上げる動きの中で、肩峰下にある組織がこすれやすくなります。特に、回旋腱板と肩峰下滑液包は、肩をスムーズに動かすために重要な組織です。
肩峰下滑液包への負担
肩峰下滑液包は、肩の動きをなめらかにするクッションのような役割を持つ組織です。肩峰下でこすれが繰り返されると、滑液包に炎症が起こり、肩の前側や外側に痛みが出ることがあります。
回旋腱板への負担
回旋腱板は、肩を安定させながら腕を上げるために働く大切な腱です。肩峰下でのこすれが続くと、腱板炎や腱板損傷につながることがあります。肩を上げる途中の痛み、夜間痛、力の入りにくさがある場合は、回旋腱板損傷との関連も確認することが大切です。
痛みの角度に特徴が出ることがあります
肩インピンジメント症候群では、肩を上げる途中、とくに水平付近で痛みが強くなることがあります。これは、肩峰下のスペースが狭くなりやすい角度で、腱板や滑液包に負担がかかるためです。
肩インピンジメント症候群では、痛い場所だけでなく、どの角度で痛むのかを見ることが重要です。
肩インピンジメント症候群で起こりやすい症状

肩インピンジメント症候群では、肩を上げる動作で痛みが出やすいことが特徴です。症状の出方には個人差があり、スポーツ動作で強く出る方もいれば、日常生活の中で少しずつ悪化する方もいます。
肩を上げると痛い
腕を横から上げる途中で、肩の前側や外側にズキッとした痛みが出ることがあります。特に、肩の高さ付近で痛みが強くなる場合は、肩峰下でのこすれや挟み込みが関係していることがあります。
夜間痛で眠りにくい
夜に肩がうずく、痛い側を下にして眠れない、寝返りで目が覚めるといった夜間痛が出ることがあります。夜間痛が続くと、睡眠の質が低下し、日中の疲労感や肩まわりの緊張にもつながりやすくなります。
投球や泳ぎで肩が痛む
野球、テニス、バドミントン、バレーボール、水泳など、腕を上げて使う動作では、肩峰下に負担がかかりやすくなります。痛みを我慢して続けると、回旋腱板や滑液包への負担が強くなり、症状が長引くことがあります。
服の脱ぎ着がつらい
上着を着る、袖に腕を通す、背中側へ手を回すといった動作で痛みが出ることがあります。この場合、肩関節だけでなく、肩甲骨や胸郭の動きが不足している可能性もあります。
肩が水平付近で痛みやすい
肩を水平付近まで上げた時に痛みが強くなる場合、肩峰下での挟み込みが関係していることがあります。ただし、力が入らない、外傷後に急に痛くなった、夜間痛が強く続く場合は、腱板損傷などの確認も大切です。
原因は肩だけではない
肩インピンジメント症候群という名前から、原因は肩の中だけにあると思われがちです。しかし、実際には肩甲骨、胸郭、背骨、首、骨盤、スポーツ動作のクセが関係していることがあります。
巻き肩や猫背で肩峰下のスペースが狭くなる
巻き肩や猫背の姿勢では、肩甲骨が前に入り、上腕骨の位置も崩れやすくなります。その結果、肩を上げた時に肩峰下のスペースが狭くなり、回旋腱板や滑液包に負担がかかりやすくなります。姿勢の背景に猫背がある場合は、猫背矯正プログラムの考え方も大切になります。
肩甲骨の動きが悪い
肩を上げる時は、肩関節だけでなく肩甲骨も一緒に動く必要があります。肩甲骨の動きが悪いと、肩関節だけで無理に腕を上げようとして、肩峰下に負担が集中しやすくなります。
胸郭や背骨の硬さ
背中が丸く、胸郭の動きが少ない状態では、腕を上げる時に肩関節の中で余裕が少なくなります。そのため、投球や泳ぎだけでなく、洗濯物を干す、棚の物を取るといった日常動作でも痛みが出やすくなります。
回旋腱板の筋力低下
回旋腱板は、肩を安定させるために重要な組織です。筋力や働きが低下すると、肩を上げる時に上腕骨の位置が安定しにくくなり、肩峰下でのこすれが起こりやすくなります。
肩インピンジメント症候群のケアでは、肩の中の痛みだけを見るのではなく、肩甲骨、胸郭、姿勢、動作のクセまで含めた見立てが重要です。
鍼灸整骨院ひまわりの確認内容
鍼灸整骨院ひまわりでは、肩インピンジメント症候群を肩が痛いから肩だけを見るという形では進めません。肩の痛みには、回旋腱板損傷、四十肩、五十肩、SLAP損傷、肩鎖関節損傷、頸椎由来の症状など、似た状態が含まれることがあるからです。
初回で確認する主なポイント
- 肩を上げた時の痛み
- 痛みが出る角度
- 夜間痛の有無
- 投球、泳ぎ、ラケット動作での悪化
- 腕に力が入るか
- 転倒や脱臼など外傷の有無
- 肩甲骨の動き
- 胸郭や背骨の硬さ
- 猫背や巻き肩の有無
- 仕事、家事、スポーツで困っている動作
まずは、痛みの出方や動作を確認し、整骨院で対応できる範囲か、先に医療機関で確認すべき状態かを見極めます。次に、肩峰下での挟み込みを起こしやすい姿勢や肩甲骨の動きを確認します。
安静でも強い痛みがある、夜間痛が続く、力が入りにくい、脱臼や転倒後に痛みが出た、2週間以上変化が乏しい場合は、医療機関での確認を優先することがあります。そのうえで、痛みの軽減、肩の動き、筋力の使い方、再び負担が集中しにくい肩づくりを段階的に進めます。
肩インピンジメント症候群ケアの3ステップ

ステップ1、痛みと炎症を落ち着かせる
まずは、肩を上げる痛みや夜間痛を落ち着かせることを大切にします。状態に応じてひまわり式ハイボルテージ施術を用い、肩関節まわりの痛みや筋緊張に配慮しながら進めます。
必要に応じて手技や鍼灸施術も組み合わせます。ただし、強い痛みがある時期は、痛みを我慢して肩を大きく動かしません。まずは痛みを強める動作を確認し、日常生活での負担を減らします。
ステップ2、肩甲骨と胸郭を整える
次に、肩関節だけでなく、肩甲骨と胸郭の動きを確認します。肩甲骨の動きが悪いまま腕を上げると、肩峰下での挟み込みが起こりやすくなります。そのため、肩甲骨の滑走、背骨の動き、胸郭の柔軟性を確認しながら、少しずつ動きを取り戻します。
スポーツ復帰を目指す方には、投球、泳ぎ、ラケット動作で肩に負担が集中しないよう、フォームや体幹との連動も確認します。
ステップ3、筋力の使い方と再び負担が集中しにくい肩づくり
痛みが落ち着いても、筋力や動きのクセが戻っていなければ、再び肩峰下に負担がかかることがあります。状態に応じて、肩甲骨の安定化、回旋腱板の働き、体幹との連動、トムソン骨格矯正プログラム、骨盤矯正プログラム、猫背矯正プログラムなどを組み合わせます。
医療機関で確認したいサイン

次のようなサインがある場合は、セルフケアや整骨院で整えることより先に、医療機関での確認を優先してください。
- 安静でも強い痛みがある
- 夜間痛が強く眠りにくい
- 肩に力が入らない
- 脱臼や転倒後に痛みが出た
- 2週間以上変化が乏しい
- 痛みが日ごとに悪化している
- しびれや首の痛みも伴う
- 発熱、赤み、強い腫れ、熱感、広い内出血がある
- 事故や転倒後から肩の痛みが出ている
- ぼんやりする、ろれつが回りにくい、普段と様子が違う
- 歩きにくい、ふらつき、排尿や排便の異常がある
特に、転倒後に腕が上がらない場合や、肩に力が入らない場合は、回旋腱板損傷や別の問題を確認するために画像確認が必要になることがあります。鍼灸整骨院ひまわりでは、状態を確認したうえで、必要に応じて医療機関への紹介状を作成します。
日常生活で気をつけたいこと
肩インピンジメント症候群では、痛みを我慢して使い続けないことが大切です。ただし、まったく動かさない期間が長くなると、肩甲骨や肩関節が硬くなり、動きが戻りにくくなることもあります。まずは、痛みを強めない範囲でできることから始めましょう。
1、痛い角度で繰り返し使わない
腕を上げる途中で痛みが出る場合、その角度で繰り返し作業を続けると、肩峰下への負担が増えやすくなります。洗濯物を高い位置に干す、重い物を棚に上げる、痛みを我慢して投げる、泳ぎ続けるなどの動作は、痛みが落ち着くまで調整しましょう。
2、痛い側を下にして寝ない
夜間痛がある方は、寝る姿勢で肩に負担がかかっていることがあります。痛い側を下にしない、抱き枕やタオルで腕を支えるなど、肩が引っ張られない姿勢を工夫しましょう。
3、肩甲骨を軽く動かす
肩甲骨が硬くなると、肩関節だけで腕を上げようとして、肩峰下に負担が集中しやすくなります。痛みの少ない範囲で肩甲骨を軽く寄せる、肩をすくめすぎない、背中を丸めすぎないようにすることが大切です。
4、自己流の筋トレは注意する
痛みを早く軽くしたいと思い、チューブ運動やダンベル運動を自己流で始める方もいます。しかし、痛みの時期に合っていない負荷をかけると、かえって痛みが強くなることがあります。
5、夜間痛や脱力が続く場合は相談する
安静でも強い痛み、夜間痛の持続、力が入らない、脱臼や転倒後の痛み、2週間以上変化が乏しい場合は、セルフケアだけで様子を見ないことが大切です。少しでも不安がある場合は、早めにご相談ください。
関連ページのご案内
肩インピンジメント症候群は、回旋腱板損傷、四十肩、五十肩、SLAP損傷、肩鎖関節損傷、頸椎由来の症状などと重なることがあります。気になる症状がある方は、下記のページもあわせてご覧ください。
ご予約とご相談
横須賀市内の北久里浜院、衣笠院でご相談いただけます。肩を上げると痛い、夜間痛で眠りにくい、投球や泳ぎで悪化する、服の脱ぎ着がつらい方は、早めにご相談ください。
なお、安静でも強い痛みがある、力が入りにくい、脱臼や転倒後に痛みが出た、2週間以上変化が乏しい場合は、必要に応じて医療機関での確認をご案内します。
参考情報
肩インピンジメント症候群や肩の痛みに関する一般的な確認先として、下記の情報も参考にしてください。
本ページは、肩インピンジメント症候群による肩の挙上時痛、挟み込み感、夜間痛、投球や泳ぎで悪化する症状に関する一般的な情報と、鍼灸整骨院ひまわりでの施術方針を分かりやすくまとめたものです。症状の状態には個人差があります。
執筆者情報
よくある質問
- 肩インピンジメント症候群は整骨院で相談できますか?
- はい、相談できます。鍼灸整骨院ひまわりでは、肩を上げる痛み、夜間痛、挟み込み感、肩甲骨や胸郭の動きを確認し、痛みの軽減、正しい動きの再学習、再発予防をサポートします。
- 回旋腱板損傷との違いは何ですか?
- 肩インピンジメント症候群は、肩峰下で腱板や滑液包に負担がかかる状態です。進行すると回旋腱板炎や回旋腱板損傷と関連することがあります。症状が似ているため、痛みの角度や筋力低下の有無を確認することが大切です。
- 肩を動かしても大丈夫ですか?
- 痛みが強い時期に無理に動かすと悪化する場合があります。一方で、まったく動かさない期間が長いと肩甲骨や肩関節が硬くなることもあります。痛みが強くならない範囲で、段階的に進めることが大切です。
- スポーツ復帰はできますか?
- 状態によります。痛みが落ち着き、肩甲骨や胸郭の動き、回旋腱板の働きが戻ってから、段階的に復帰を目指します。投球、泳ぎ、ラケット動作は、フォームや負荷量の確認も大切です。
- どのくらいの頻度で通えばよいですか?
- 痛みの強さ、夜間痛の有無、肩の可動域、スポーツや仕事への影響によって変わります。初回時に状態を確認し、痛みの軽減、可動域改善、筋力再教育、再発予防に合わせて通院ペースをご提案します。











