交通事故施術 症状固定編②
2022年12月3日
横須賀市 交通事故 症状固定と聞いて、もう通えないのか、補償はどうなるのかと不安になる方は少なくありません。
症状固定は終わりではなく、次の手続きを丁寧に進めるための合図でもあります。
この記事では、症状固定の判断で見落としやすいポイントと、記録と書類の整え方、異議申立てやADR相談の流れを、できるだけ分かりやすく整理します。
最終更新日 2026年1月31日

症状固定は3軸で整理する
症状固定の場面で揉めやすい理由は、同じ言葉でも見ている基準がズレやすいからです。
そこでおすすめなのが、症状固定を3軸で整理して、伝える内容をブレにくくする方法です。

3軸の中身
- 症状の残り方 いつ、どの動きで、どんな痛みやしびれが出るか
- 検査所見 医師の所見や検査結果で説明できる部分は何か
- 生活への支障 仕事、家事、育児、睡眠などで困っている場面はどこか
たとえば、痛みが弱い日でも、運転や抱っこで悪化するなら生活への支障として残ります。
逆に、痛みが強い日があっても、記録がなく説明が曖昧だと伝わりにくくなります。
症状固定の話が出たら、まずは3軸で書き出すところから始めてください。
なお、むちうちのように波がある症状は、自己判断で我慢しがちです。
早めに全体像を確認したい方は、
むちうち症
もあわせてご覧ください。
書類と記録が手続きを助ける
症状固定後の手続きは、気持ちよりも書類が動かす場面が増えます。
だからこそ、今から整えておくとラクになる書類と記録があります。

最低限まとめたいこと
- 通院の記録 いつ、どこへ行き、何を相談し、どう変化したか
- 症状のメモ 仕事や生活で困った具体例
- 保険会社との連絡メモ 日時、担当者名、話した内容
- 医師へ伝える要点 3軸の要約と、困りごとの優先順位
記録は長文でなくて大丈夫です。
たとえば、右を向くと痛む、運転後に頭痛が出る、寝返りで目が覚める、こうした短いメモが積み重なると、説明の精度が上がります。
病院との併診や転院を含めた進め方は、
医療機関との併診と転院について
で全体像を整理しています。
異議申立ての流れを先に知る
症状固定の説明を受けても、納得できない場合があります。
そのときに慌てないために、異議申立ての流れを先に把握しておくことが大切です。

進め方のコツ
- 最初に不足を確認する 何が足りないと言われているのかを言語化する
- 3軸で主張を整える 症状、所見、生活支障のどこがズレているのかを示す
- 記録と書類で裏付ける 口頭よりも、残っている情報で説明する
ここで重要なのは、強い言い方で押すことではありません。
伝える材料を整えて、同じ説明を再現できる状態にすることです。
ADRと相談先の使い分け
症状固定後は、相談先が増えます。
どこへ行けばよいか迷う方のために、ADRを含めた相談先の違いを整理します。

使い分けの目安
- 話し合いの整理をしたい とにかく論点を整理して前へ進めたい
- 資料の整え方が分からない 何を集めるかを先に確認したい
- 通院計画を作り直したい 医療機関との併診や通院頻度を見直したい
相談先の選び方は状況で変わります。
当院では、通院の計画や記録の取り方、保険会社へ伝える順番を整理するサポートが可能です。
公的な相談窓口の一例として、
交通事故紛争処理センター
や、
自賠責保険 共済紛争処理機構
などがあります。
横須賀市での通院と相談先
症状固定の話が出た時期こそ、通院の質が問われます。
その日の痛みだけでなく、再発しやすい動作や生活での困りごとを一緒に整えていくことが、後の手続きでも役に立ちます。
当院の交通事故施術の全体像は
交通事故 むちうち専門施術
にまとめています。
痛みの評価と回復を促す施術として
ひまわり式ハイボルテージ施術
も選択肢になります。
関連ブログ 迷ったときの読み順

書籍でさらに深く学ぶ

執筆者情報

執筆者 鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江茂樹
痛みの先に、人生そのものを見つめる。それが、私たちの原点です。若い頃の交通事故の経験を通じて、心と身体の回復を支える尊さを学びました。この経験が、患者様の人生に寄り添うという理念の礎です。
柔道整復師、鍼灸師の国家資格取得後、整形外科や接骨院で臨床経験を積み、平成20年に横須賀で鍼灸整骨院ひまわりを開業しました。根拠を重視した施術と、身体に負担をかけにくいアプローチで、つらい症状の根本改善を目指します。
現在は、一般社団法人スポーツ&ウェルビーイング推進協会の代表理事として、地域の健康づくりにも取り組んでいます。
一般社団法人スポーツ&ウェルビーイング推進協会
株式会社ライフプラス 代表取締役。一般社団法人スポーツ&ウェルビーイング推進協会 代表理事。免許 資格。JSBM会員。機能訓練指導員認定柔道整復師。柔道整復師。はり師。きゅう師。柔道整復師臨床実習指導者。あん摩マッサージ師 はり師 きゅう師臨床実習指導者。
ご相談とご予約
症状固定の不安は、情報がバラバラなほど大きくなります。
当院では、通院計画の整理、記録の取り方、保険会社へ伝える順番まで、状況に合わせて一緒に整えます。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の補償判断は状況により異なります。必要に応じて専門家へご相談ください。
よくある質問
- 交通事故後に症状固定と言われたら、通院はもうできませんか。
- 症状固定は治療の完全終了を意味しない場合があります。まずは医師の説明を確認し、残る症状と生活の支障を整理して、必要な通院計画を立て直すことが大切です。
- 症状固定で大事なポイントは何ですか。
- 症状の残り方、検査所見、生活への支障の3軸で整理することです。この3つが揃うほど、説明がブレにくくなります。
- 通院記録は短くても役に立ちますか。
- 役に立ちます。いつ、どの動きで、どんな症状が出たか、生活で困った場面は何かを短く残すだけでも、後の説明が具体的になります。
- どんな書類を準備しておくと安心ですか。
- 通院先と日付の記録、症状メモ、保険会社との連絡メモ、医師へ伝える要点の整理が基本です。必要書類の詳細は状況で変わるため、早めに確認すると安心です。
- 異議申立ては、何から始めれば良いですか。
- まず不足している点を言語化し、3軸で主張を整え、記録と書類で裏付ける順番がおすすめです。感情よりも再現できる説明が重要です。
