交通事故の賠償について その②
2022年11月10日
交通事故の賠償について その②|項目別の考え方
- 賠償は「何に、なぜ必要か(必要かつ妥当)」を資料で説明できると進みやすいです。
- 治療関係費・文書料・休業損害・慰謝料は、それぞれ対象・算定の考え方が異なります。
- 書式・提出先は一次情報(公的機関)で最新を確認しましょう。
1. この②で整理すること
本記事では、賠償でよく出てくる4つの項目(治療関係費/文書料/休業損害/慰謝料)の「対象」「考え方」「注意点」をやさしく整理します。全体像は①(全体像)、手続やADRは③(手続・ADR)で補完してください。
2. 治療関係費(積極損害)
診察・処置・投薬・入院・施術など、必要かつ妥当な医療費が対象になります。明細書・領収書・通院記録を揃え、時期・頻度・内容が治療計画と整合していることを確認しましょう。強い痛みや機能障害が残る場合は、主治医の所見をこまめに更新しておくと説明がスムーズです。
3. 文書料
診断書・意見書・画像データ等の発行手数料は、手続に必要な範囲で実費が対象です。保険会社や提出先が指定する様式・記載項目がある場合は、事前に確認のうえ依頼しましょう。
4. 休業損害
家事・パート・自営業など就労形態を問わず、事故により就労が制限された実態が資料で示せると説明がつきやすいです。勤務先の証明、給与明細、確定申告書の写し等を準備し、期間・程度・理由を簡潔に整理しておきます。
5. 慰謝料
受傷に伴う精神的苦痛への補償です。実治療日数や通院期間、状態等が考慮されます。通院実績の記録(通院日・施術内容・症状の変化)は、他の項目の説明にも役立ちます。
6. そろえておきたい書類
- 交通事故証明書(自動車安全運転センター)
- 診断書・診療明細・領収書・画像データ(医療機関)
- 勤務先の証明(休業期間・減収の有無 等)/確定申告書の写し(自営業)
- 保険会社からの通知文・メールの控え(やり取りの記録)
必要書類や様式は、提出先の最新案内に合わせてください。
7. よくあるつまずき(予防のコツ)
- 金額の根拠が不明確:領収書や就労資料の写しを準備し、内訳を明確にします。
- 必要性の説明不足:主治医の所見(症状・可動域・ADL・治療計画)を定期的に更新。
- 書式の不一致:様式は公的ページで最新を確認し、不足書類の追加依頼にも即応します。
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執筆者情報
執筆者:鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江茂樹
株式会社ライフプラス 代表取締役/一般社団法人スポーツ ウェルビーイング推進協会 代表理事
免許・資格:JSBM会員/機能訓練指導員認定柔道整復師/柔道整復師/はり師/きゅう師/柔道整復師臨床実習指導者/あん摩マッサージ師・はり師・きゅう師臨床実習指導者
※本記事は一般情報です。個別判断は主治医・専門家・公的窓口へご相談ください。
参考リンク(一次情報)
