交通事故施術開始時の7つのポイント②
2022年10月26日
交通事故施術開始時7つのポイント ②|賢く続ける通院と手続き
- 保険会社とのやり取りは記録を残し、医師の指示を最優先にします。
- 併院・転院は目的を明確にし、検査・所見・通院状況の共有を行います。
- 通院記録は「症状・生活影響・仕事/家事・服薬」を一貫表現で残します。
- セルフケアとリハの使い分けで再発や長期化を防ぎます。
- 迷ったら一次情報(国交省・GIROJ・学会)を確認しましょう。
1. 保険会社対応:記録と判断基準をそろえます
連絡は「いつ・誰と・何を話したか」をメモに残します。施術や受診頻度は医師の指示を最優先にし、日常生活の制限や就労状況の変化は数値・頻度で具体化しましょう。自賠責制度の基本は国土交通省のQ&Aが役立ちます。
2. 併院・転院:目的と共有がポイントです
整形外科では診断・検査・医学的管理、整骨院では機能回復や痛みの緩和など役割の違いがあります。併院・転院の際は、診断名・画像所見・神経学的所見・施術計画・セルフケア指示を共有し、経過の一貫性を保ちましょう(むちうちに関しては学会解説も参照)。
3. 通院記録:一貫表現で「症状×生活影響」を残す
- 症状:痛みの部位・強さ(0〜10)・しびれ・可動域など。
- 生活影響:仕事・家事・睡眠・移動など、何がどの程度困るか。
- 服薬・セルフケア:方法・頻度・効果。
- イベント:検査結果、事故関連の連絡(保険会社・医療機関)。
後遺症を防ぐ考え方とセルフケアの方向性は、まとめ記事も参考になります(内部リンク)。
4. セルフケアとリハの使い分け
急性期は無理を避け、回復期には姿勢・可動域・筋力のバランスを整えていきます。頚部カラーの長期固定は症状長期化の一因になることがあるため、医師の指示に従って適切に管理しましょう(学会情報も併せて確認)。
5. 初回の流れを再確認して不安を減らす
問診・検査・説明・施術・計画づくりの全体像を知っておくと安心です。必要な持ち物や当日の動きは、当院のご案内記事をご覧ください(内部リンク)。
6. よくあるお悩み
「むちうち後の頭痛が続く」「腰が不安で仕事に戻れない」など、似たケースの改善例は計画づくりのヒントになります(内部リンク)。
7. つながる一次情報:制度面は公式で確認
請求ルート(被害者請求・事前認定)や異議申立て、交通事故証明書の取得方法は、必ず一次情報で最新を確認しましょう。
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執筆者情報
執筆者:鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江茂樹
株式会社ライフプラス代表取締役/一般社団法人スポーツ ウェルビーイング推進協会代表理事
免許・資格:JSBM会員/機能訓練指導員認定柔道整復師/柔道整復師/はり師/きゅう師/柔道整復師臨床実習指導者/あん摩マッサージ師・はり師・きゅう師臨床実習指導者















