放置NG!突き指の正しい対処法

2025年06月30日

放置NG!突き指の正しい対処法

中指を突き指して紫色に腫れ上がっている手の画像。画像下部に「突き指」と大きく表示されている。

指が腫れて動かない…それ、靭帯損傷やマレットフィンガーの可能性も。早めの施術が大切です。

「指をぶつけたけどそのままにしている」「腫れや痛みがあるけど時間が経てば治ると思っている」…そんな方は要注意です。

突き指は日常的によくあるケガですが、放置することで関節が曲がったまま固まってしまったり、腱が損傷して治癒に時間がかかるケースもあります。

特にスポーツや部活動をしている方、育児や家事で手を使うことが多い方にとって、指のトラブルは日常生活に大きな支障をきたします。

鍼灸整骨院ひまわりでは、突き指の状態を正確に見極め、適切な処置と回復サポートを提供しています。

本記事では、突き指の見極め方、やってはいけない対応、整骨院での具体的な施術方法まで、初心者にもわかりやすくご紹介します。

突き指とは?原因と見分け方

突き指とは、指先に外からの衝撃が加わり、関節や靭帯、腱に負荷がかかることで起こるケガです。スポーツ中のボールキャッチや転倒、家具にぶつけたなど原因はさまざま。

症状としては以下のようなものがあります:

  • 関節の腫れ

  • 指が曲げにくい/伸ばしにくい

  • 打撲による内出血や痛み

  • 指の変形やぐらつき

注意すべきは、「ただの打撲」と見逃さないこと。突き指と思っていたら、実は骨折や腱断裂だったというケースも少なくありません。

【セルフチェックのポイント】

  • 指の関節に力が入らない

  • じっとしていてもズキズキ痛む

  • 腫れが時間経過とともに悪化している

  • 指が不自然に曲がったまま

これらの症状がある場合は、すぐに専門機関を受診することが重要です。

放置するとどうなる?

突き指を放置することで以下のようなリスクがあります:

  • 靭帯が緩んだまま関節が不安定に

  • 腱断裂により指が伸びなくなる(マレットフィンガー)

  • 骨折が進行して関節変形

  • 指の可動域が狭くなり、日常生活に支障

特に腱の損傷や骨折を伴う場合、早期の適切な処置が重要です。

受傷直後に正しい判断と対処を行えば、回復も早く、後遺症のリスクも低減されます。

鍼灸整骨院ひまわりでの対応

突き指に対して、当院では以下のような対応を行っています。

1. 柔道整復師による評価と整復

損傷の状態を正確に確認し、必要に応じて整復(関節を正常な位置に戻す処置)を行います。

腫れの状態や可動域、圧痛部位から、骨折の可能性があれば連携する整形外科への紹介も行います。

2. テーピング・固定

患部の安静を保ちつつ、指の可動域を守るためのテーピングやサポーターによる固定を行います。

3. ハイボルテージ施術

腫れや痛みが強い場合は、ハイボルテージ機器による施術を用いて炎症を抑え、治癒を早めます。

深部へのアプローチで自然治癒力を高めます。

4. 回復期のリハビリ

痛みが落ち着いたあとは、指の動きを取り戻すための可動域訓練や握力回復のためのトレーニングを行います。

5. 再発予防と日常指導

突き指を繰り返さないためのストレッチや、スポーツ時の注意点など、生活に密着したアドバイスを行います。

まとめ:軽視せず、すぐに対応を

突き指は軽傷に見えても、正しい対処が必要なケガです。

特に痛みや腫れ、変形がある場合は早期の処置が回復を大きく左右します。

鍼灸整骨院ひまわりでは、国家資格を持つ柔道整復師が一人ひとりの状態を丁寧に確認し、必要な対応を行います。

スポーツをするお子様から、日常生活でのケガまで幅広く対応しておりますので、「少し気になるな」と思ったら、早めにご相談ください。


【ご予約・お問い合わせ】 鍼灸整骨院ひまわり
〈根岸院〉神奈川県横須賀市根岸町3-1-6-125
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