交通事故施術でお伝えしたいこと①

2022年02月19日

 

 

交通事故で首・背中が痛い?それは外傷性頸部症候群(むち打ち)かも

30秒で要点

  • 首肩の痛み・頭痛・めまい・腕のしびれは外傷性頸部症候群(むち打ち)でみられる症状
  • 長期の安静やネックカラー常用は推奨されません。痛みが許す範囲でのやさしい日常動作が回復に寄与
  • 頭を打った/吐く/意識がぼんやり/手足の脱力などは医療機関へ(救急も検討)

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まず何をすべき?(事故直後の行動)

  • 安全確保と通報:けが人がいれば119、事故は110へ通報。軽微でも警察の事故証明は後の手続きで重要
  • 記録:日時・場所・相手/車両・現場写真・目撃者連絡先を控える
  • 受診:当日は症状が軽くても早めに医療機関で評価を(頭部打撲・強い首痛は特に)

110番の適切利用(#9110は相談)や事故後の連絡は各警察の案内に従いましょう。公的窓口は本文末のリンクへ。

外傷性頸部症候群(むち打ち)とは?

追突等で首が過伸展→過屈曲し、頸部の筋・靭帯・関節などが傷ついた状態です。頸部痛・肩こり・頭痛・めまい・手のしびれなど多彩な症状が出ます。骨折・脱臼がなければ、多くは数週間〜数か月で自然軽快しますが、長期の安静やカラー常用は痛み長期化の一因になります。やさしい生活動作を保ちましょう。

詳細は日本整形外科学会の患者向けページをご参照ください(本文末にリンク)。

危険サイン(すぐ受診/救急を検討)

  • 意識障害・激しい頭痛・繰り返す嘔吐、転倒や頭部直撃など
  • 手足のしびれ・力が入りにくい、歩行がふらつく
  • 頸部の強い圧痛や可動で悪化する鋭い痛み、胸部痛/呼吸困難

頭部外傷には画像検査が必要な基準(カナダCTルール等)があります。迷ったら救急へ。

家庭でできること(初期〜回復期)

  • 過度な安静を避ける:痛みが許す範囲で日常動作を継続
  • 短時間の冷/温:痛みが強い時は短時間の冷却、硬さが気になれば温めで様子を見る
  • 姿勢と動き:長時間同姿勢を避け、やさしい頸肩の可動域運動を追加
  • 鎮痛薬:既往や併用薬に注意して一般的に使用されます(医療者に相談)

首のカラーは原則常用しません。必要性は医療者の判断で一時的に。

自賠責・公的相談窓口について(概要)

  • 自賠責保険・共済:人身損害をてん補。ひき逃げ・無保険車は政府保障事業の対象になる場合あり
  • 相談先:国交省の総合窓口一覧、NASVA 交通事故被害者ホットラインなど

手続きの詳細は公的サイトをご確認ください(本文末にリンク)。当院では医療連携の一環として紹介状・経過記録の作成に対応します。

当院でできること

  • 評価:受傷機序・症状の聴取、姿勢/可動域/神経所見の確認、危険サインのチェック
  • ケア:痛みと筋緊張の緩和、頸肩〜体幹のやさしい運動、日常動作/睡眠姿勢アドバイス
  • 連携:必要時は紹介状を作成し整形外科・脳神経外科等へ。検査・画像が必要と判断される場合は速やかにご案内
  • 記録:経過・施術内容を適切に記載し、必要に応じて共有(患者さんの同意の範囲内)

対応院:北久里浜本院・衣笠院。アクセス・受付時間はこちら

よくある質問(FAQ)

Q. いつから動かしてよい?
A. 痛みが強くならない範囲で、早期から日常動作・軽い可動域を行うほうが回復しやすいとされています。
Q. 首のコルセット(カラー)は必要?
A. 原則常用は推奨されません。医療者の指示で短期間に限るのが一般的です。
Q. 手続きは整骨院でも相談できる?
A. 手続きの判断や代理は行いませんが、公的窓口のご案内と、医療連携に必要な紹介状・経過記録の作成に対応します。

参考文献(一次情報)

  1. 日本整形外科学会「外傷性頸部症候群」患者向け解説
  2. NHS「Whiplash」患者向けページ
  3. NHS Inform「Whiplash」
  4. 日本脊椎脊髄病学会(学会指針PDF):外傷性頸部症候群
  5. 救急医療:頭部外傷評価(カナダCTルール/ニューオーリンズ基準:専門家向け)

※医療・公的情報に基づき、患者さん向けに要約しています。手続きは各公的窓口の最新情報をご確認ください。

執筆・監修(統合)

堀江 茂樹(鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者)

  • 柔道整復師(機能訓練指導員認定)/はり師・きゅう師
  • 柔道整復師臨床実習指導者
  • あん摩マッサージ師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者
  • JSBM会員

横須賀市(北久里浜本院・衣笠院)にて、交通事故後の痛みの評価と保存的ケア、必要時の紹介状作成・医療連携を担当します。

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