横須賀市で自賠責保険と任意保険の違いを解説|通院費、手続き、併診の基本
2026年07月27日

横須賀市で自賠責と任意保険の違いに迷った時の通院ガイド
自賠責と任意保険の違いが分かれば、事故後の通院で「誰へ何を確認するか」を整理しやすくなります。
自賠責保険は、自動車事故で他人を死傷させた場合の対人損害を支える強制保険です。任意保険は、対人賠償の上乗せだけでなく、対物賠償、自分や同乗者のけが、車両の損害、弁護士費用などを、契約した補償や特約に応じて扱います。
ただし、事故に遭えば自賠責が自動的に使える、任意保険会社へ連絡すれば窓口での支払いが必ずなくなる、という仕組みではありません。横須賀市で交通事故後の費用や通い方に迷っている方へ、事故直後の連絡順、医療機関と整骨院の役割、費用の確認方法を分かりやすく整理します。
このような時にお読みください
- 相手側と自分側のどちらの保険会社へ連絡するか分からない
- 自賠責と対人賠償、人身傷害の違いが分からない
- 医療機関を受診する前に保険会社の了承が必要か迷っている
- 窓口で費用を支払う可能性があるのか知りたい
- 整形外科と整骨院の両方へ通えるか確認したい
- 自損事故、通勤中、ひき逃げなどで確認先が分からない

- 自賠責保険は基本的な対人賠償の制度で、物損や運転者本人のけがを補償する保険ではありません。
- 任意保険は1種類ではなく、対人、対物、人身傷害、車両保険、特約など契約内容で役割が変わります。
- 事故後は安全確保、警察への届出、医療機関での確認、保険会社への連絡を、緊急性に応じて進めます。
- 窓口での支払い、一括対応、被害者請求、整骨院への通院可否は、担当保険会社への確認が必要です。
- 整形外科は診断や画像確認、整骨院は状態確認と施術というように役割を分けて考えます。
自賠責保険と任意保険は何が違いますか
最も大きな違いは、加入の義務と補償の範囲です。自賠責保険は、自動車や原動機付自転車などを使用する際に加入が義務付けられ、交通事故で他人を死傷させた場合の基本的な対人損害を補う制度です。任意保険は加入が任意で、選んだ補償や特約により対象が変わります。
自賠責の傷害による損害には、被害者1人につき120万円の支払限度額があります。その範囲で、必要かつ妥当と認められる診察や処置等の費用、文書料、通院交通費、休業損害、慰謝料などが確認されます。120万円を定額で受け取れるという意味ではなく、実際の損害、事故との関係、必要書類に基づいて調査されます。
また、自賠責は車や自転車、衣類、携帯電話などの物的損害を対象としません。単独事故を起こした運転者本人のけがも、自分の車の自賠責が補償する仕組みではありません。物損や自分側のけがに備えるには、任意保険の契約内容を確認する必要があります。
任意保険は「自賠責の上乗せ」だけではありません
任意保険の対人賠償責任保険は、他人を死傷させて法律上の賠償責任を負った場合に、自賠責の限度額を超える部分を扱います。一方、対物賠償責任保険は他人の車や建物などの損害、人身傷害保険は契約条件に応じて自分や同乗者のけが、車両保険は自分の車の損害を扱います。弁護士費用特約などが付いている場合もあります。
そのため、「任意保険に入っている」だけでは、今回の事故でどの補償が使えるかは分かりません。保険証券、契約者ページ、保険会社の担当窓口で、補償名、対象者、対象となる事故、保険金額、免責や条件を確認しましょう。一般的な違いは、日本損害保険協会の任意自動車保険の説明でも確認できます。
どの保険へ確認するかを分ける4つの質問
事故後に「自賠責か任意か」だけを先に決めようとすると混乱します。次の4つを順番に整理すると、確認する窓口が見えやすくなります。
1.誰がけがをしましたか
相手車両の運転者、自分、同乗者、歩行者、自転車利用者では、関係する保険が変わります。特に自分が運転していた単独事故では、自分の車の自賠責ではなく、人身傷害保険や搭乗者傷害保険など自分側の契約確認が中心になる場合があります。
2.人のけがですか、物の損害ですか
自賠責は人身損害の基本的な補償です。車の修理、壊れた自転車、衣類、荷物などは、自賠責ではなく対物賠償責任保険や車両保険など別の確認になります。同じ事故でも、人のけがと物の損害は分けて扱われます。
3.相手側の保険だけで足りますか
相手方の任意保険会社が対応する事故でも、自分の人身傷害保険、弁護士費用特約、搭乗者傷害保険などを確認できる場合があります。過失がある、相手が無保険、相手との連絡が進まない場合は、自分側の保険会社にも事故を報告し、使える補償がないか確認します。
4.通勤中や業務中ではありませんか
仕事中や通勤途中の事故は、労災保険の業務災害または通勤災害に該当する可能性があります。勤務先へ事故を報告し、保険会社、労働基準監督署などへ手続きを確認してください。一般の交通事故と同じように健康保険を選べるとは限りません。
事故直後の連絡と受診はどの順番ですか
緊急性がある時は、保険会社への連絡順より安全と身体を優先します。国土交通省も、警察への届出、相手の確認、目撃者や映像等の確保、自分での記録、医師の診断等を案内しています。状況に応じて前後することはありますが、次の順番で確認すると漏れを減らしやすくなります。
- 安全を確保する。負傷者を救護し、二次事故を防ぎ、必要に応じて119番へ連絡します。
- 警察へ届け出る。軽い接触に見えても当事者だけで終わらせず、事故の発生を警察へ報告します。
- 相手と事故情報を残す。氏名、連絡先、車両番号、自賠責と任意保険の会社名、事故場所、時刻、写真、目撃者、ドライブレコーダー映像などを可能な範囲で保存します。
- 医療機関で確認する。救急性がなくても痛みや違和感がある場合は早めに受診し、事故後に生じた変化を伝えます。
- 自分と相手側の保険会社へ連絡する。事故受付番号、担当者、通院希望先、費用の支払い方法、必要書類を確認します。
- 記録と書類をまとめる。診断書、領収書、交通費、休業資料、保険会社との連絡内容を日付順に保管します。
「保険会社の了承が出るまで医療機関へ行かない」と待つ必要があるとは限りません。身体の確認を遅らせないことが大切です。一方、整骨院へ通院したい場合は、希望する院名を保険会社へ伝え、費用の取扱いと必要手続きを確認してから進めると行き違いを減らせます。事故直後の公的な案内は、国土交通省の「交通事故にあったらまずどうする」で確認できます。
通院費はどのように扱われますか
通院時に窓口で支払いが発生するかどうかは、自賠責という名称だけでは決まりません。相手方任意保険会社による一括対応、通院先への直接支払い、被害者による立替え、自分側の人身傷害保険など、事故状況と契約によって費用の流れが変わります。
一括対応
相手方の任意保険会社が、自賠責部分を含めて賠償対応する仕組みは、一般に一括払いまたは一括対応と呼ばれます。通院先への直接支払いが整うと、窓口で支払いが発生しない場合があります。ただし、対応の開始や継続が保証されるものではなく、事故との関係、通院の必要性、書類などが確認されます。
被害者請求
相手側から賠償を受けられない場合などに、被害者が加害車両の自賠責保険会社へ直接請求する方法があります。請求書、交通事故証明書、事故発生状況報告書、医師の診断書など、請求内容に応じた書類が必要です。書類の種類や請求期限は、国土交通省の支払までの流れと請求方法で確認できます。
自分側の人身傷害保険
人身傷害保険は、契約条件に応じて、自分や契約車両の同乗者などの人身損害を扱う任意保険です。相手がいる事故か単独事故かを問わず対象となる商品がありますが、対象者、対象事故、支払基準、補償範囲は契約によって異なります。相手側との話が進んでいても、自分の契約保険会社へ事故を報告し、利用できる補償があるか確認するとよいでしょう。
整形外科と整骨院はどのように通いますか
医療機関と整骨院は役割が異なります。医療機関では、医師による診断、レントゲンやCT、MRIなどの画像確認、投薬、診断書作成、医療上の経過確認を行います。整骨院では、痛み、可動域、筋緊張、圧痛、腫れや熱感、しびれ、日常動作を確認し、状態に応じた施術、セルフケア、再評価を行います。
整形外科と整骨院の両方へ通いたい場合は、保険会社へ希望する通院先を伝え、費用の取扱いを確認してください。併診できる場合でも、受診間隔や通院頻度は症状、医師の指示、生活状況、施術後の反応によって変わります。「初期は毎日」「何か月通えばよい」と一律には決めません。
最初の医療機関で伝えたいこと
- 事故の日時、衝突方向、乗車位置、シートベルトの有無
- 頭を打った可能性、意識や記憶の変化
- 痛みやしびれの部位、始まった時刻、変化
- 首だけでなく、肩、背中、腰、手首、膝など事故後に気づいた症状
- 運転、仕事、家事、睡眠など日常生活で困る動作
医師の経過確認を途切れさせない
整骨院へ通っていても、診断や医療上の経過判断は医師の役割です。鍼灸整骨院ひまわりでは、交通事故のご相談者へ原則として整形外科紹介状をご案内します。併診できる場合は、症状や医師の指示に応じ、2〜3週に1回程度を目安に経過確認をお願いすることがありますが、全員に同じ間隔を求めるものではありません。
詳しい役割分担は、医療機関との併診、転院についてで確認できます。
事故状況で確認先が変わるケース
自損事故で運転者本人がけがをした
単独事故で運転者本人がけがをした場合、自分の車の自賠責は運転者本人のけがを補償する仕組みではありません。人身傷害保険、自損事故保険、搭乗者傷害保険など、自分側の任意保険を確認します。鍼灸整骨院ひまわりでは、人身傷害保険を使用する場合、健康保険を取り扱わない院内運用です。人身傷害保険を使用しない場合に限り、状況に応じて健康保険の取扱いを確認します。
同乗者がけがをした
同乗者は、運転者との関係や事故状況によって、相手車両または乗っていた車両の自賠責、任意保険の人身傷害や搭乗者傷害などが関係する場合があります。家族だから対象外、同乗者だから必ず対象という一律の判断はせず、関係する保険会社へ確認してください。
ひき逃げや無保険車による被害
相手車両を特定できないひき逃げ事故や、自賠責へ加入していない車両による事故では、通常の自賠責へ請求できない場合があります。このような被害者を救済する国の政府保障事業がありますが、他の社会保険による給付が優先されるなど、自賠責と取扱いが異なります。警察へ届け出て、損害保険会社の窓口などへ相談します。
自転車や歩行中に車と接触した
自分が自動車に乗っていなくても、相手が自動車で人身損害が生じた場合は、相手車両の自賠責や任意保険が関係する可能性があります。自分や家族の人身傷害保険が歩行中や自転車利用中の事故まで対象にしている商品もあります。補償範囲は契約ごとに異なるため、相手側だけでなく自分側の保険会社にも確認しましょう。
通院中は何を記録すればよいですか
保険名を理解しても、症状や連絡内容を後から思い出せなければ説明が難しくなります。細かな日記を毎日続ける必要はありません。次の項目を、紙の手帳やスマートフォンへ短く残してください。
- 日付と、痛む場所、しびれ、頭痛、めまいなどの有無
- 0〜10で表した痛みの強さと、前日からの変化
- 運転、仕事、家事、睡眠、着替えなど困った動作
- 医療機関と整骨院の通院日、説明された内容
- 保険会社へ連絡した日時、担当者名、確認事項、回答
- 診断書、領収書、交通費、休業に関する書類の保管場所
例えば「首が痛い」だけでなく、「右を向くと痛みが強く、車線変更の確認が難しい」「30分座ると腰が重くなり、立って休む必要がある」と記録します。通院回数を増やすためではなく、身体の経過、生活への影響、今後の通院計画を医師や施術者と共有するための記録です。
国土交通省は、事故の概要、身体の状況、警察や病院から受けた説明などを残せる交通事故被害者ノートも案内しています。何度も同じ説明をする心理的な負担を減らす目的でも活用できます。
運転や車移動を再開する時の注意
首が回りにくい、めまいや眠気がある、薬を服用している、急な動作で痛みが増える時は、自己判断で運転を再開せず、医師や薬剤師へ確認してください。運転できることと、事故前と同じ安全確認ができることは同じではありません。
運転または同乗が可能な状態であれば、背もたれから身体が離れすぎないように座り、ヘッドレストの位置、ハンドルまでの距離、ペダル操作時の姿勢を確認します。長距離移動では休憩を取り、同じ姿勢が続いた後に痛みやしびれが増える場合は、次回の受診時に伝えてください。
鍼灸整骨院ひまわりで確認できること
交通事故後は、身体の不安と保険手続きの迷いが同時に生じます。鍼灸整骨院ひまわりでは、初回無料相談を30分設け、事故状況、現在の症状、医療機関の受診状況、保険会社への連絡状況を順に整理します。施術まで行う場合の所要時間は、状態や確認内容によって変わります。
評価、説明、施術、セルフケア、再評価
痛む場所だけでなく、可動域、筋緊張、圧痛、腫れや熱感、しびれ、日常動作を確認します。現在の状態と施術の選択肢、生活上の注意を説明し、刺激量を調整します。次回来院時には施術後と翌日の反応を確認し、無理のない通院計画へ見直します。
施術内容や頻度を全員同じにはしません。事故直後の状態、医師の指示、仕事や家庭の都合、保険会社の取扱いを確認して相談します。強い刺激が状態に合わないと考えられる場合は行いません。
保険会社へ伝える内容を整理する
当院が保険適用、補償金額、過失割合、示談、後遺障害等級を決めたり、本人に代わって交渉したりすることはできません。ただし、担当保険会社へ伝える院名、現在の症状、医療機関の受診状況、支払い方法など、確認項目を整理するお手伝いはできます。
一括対応の終了予定を伝えられた時
一括対応の終了、医師が判断する医療上の見通し、示談、後遺障害の手続きは、それぞれ別の論点です。終了予定日と理由を保険会社へ確認し、残っている症状と生活への影響を整理して医師へ相談します。補償や示談で見解が分かれる時は、弁護士や公的相談窓口へ相談してください。
交通事故後のご相談と予約
「自賠責か任意保険か分からない」という段階でも構いません。事故日、事故状況、痛む場所、医療機関の受診状況、分かる範囲の保険会社名と事故受付番号をお知らせください。初回無料相談は30分です。
よくある質問
- 自賠責保険だけで整骨院に通えますか。
- 事故状況と手続きが整えば通院できるケースがあります。ただし補償の可否は状況と保険会社判断で変わります。当院では初回に状況整理と連絡内容の確認を行い、整形外科の受診と併診も含めて案内します。
- 任意保険はいつ出番になりますか。
- 自賠責保険の枠を超える部分の補償や、契約に含まれる特約の利用が必要な場面で検討されます。人身傷害保険などは契約内容で範囲が変わるため、保険会社に契約の有無を確認してください。
- 保険会社へ最初に何を伝えればよいですか。
- 事故日、相手情報、痛みの部位、受診予定の医療機関、通院希望先を整理して伝えるのが基本です。当院の無料相談では、伝え方と通院記録の取り方も一緒に確認します。
- 整形外科と整骨院は併診した方がよいですか。
- 症状の把握と経過確認のため、併診が有効なことがあります。当院は原則として紹介状を発行し、定期受診は目安2から3週に1回で案内します。
- 併診を断られたらどうすればよいですか。
- 患者さまの選択権を尊重しつつ、併診に理解のある医師もいることを説明し、当院が伴走します。焦らず、状況を整理して次の選択肢を一緒に考えます。










