肘部管症候群

- 手の小指や薬指がしびれることがある
- 肘を曲げると鋭い痛みを感じる
- 手の握力が以前よりも弱くなった
- 指を動かすのが難しくなってきた
- 手全体の感覚が鈍くなり不便を感じる
「小指と、薬指の小指側半分が、ジンジンとしびれている…」
「肘を曲げて寝たり、電話をしたりしていると、しびれが強くなる…」
「指先の感覚が鈍く、細かい作業がしづらい。手の筋肉も痩せてきた気がする…」
横須賀市で、このような手のしびれにお悩みではありませんか?
その症状は、肘の内側で神経が圧迫されることで起こる「肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)」かもしれません。
手根管症候群と並んで、手のしびれを引き起こす代表的な疾患です。
ご安心ください。
多くの場合、手術をしなくても、神経の圧迫を取り除き、腕全体や姿勢のバランスを整えることで、症状の改善が期待できます。
このページでは、肘部管症候群のメカニズムと、当院の専門的な改善アプローチを解説します。
要点(30秒でわかる)
- 肘部管症候群は、肘の内側で尺骨神経が圧迫・牽引されて、小指・薬指のしびれや手の巧緻動作の低下、進行すると手内筋のやせや指の変形を生じる状態です。
- まずは肘を長時間深く曲げない、肘枕や机に肘を強くつかない、夜間は肘をまっすぐ保つスプリントを活用、軽いストレッチと生活動作の見直しなど保存的ケアを行います。
- しびれで眠れない、物をつまみにくい・握力低下、指の変形や筋萎縮、数週間改善が乏しい等は医療機関での評価が必要です。必要時は当院で紹介状を作成します。
肘部管症候群とは?小指側がしびれるメカニズム

「肘部管症候群」は、肘の内側を通る「尺骨神経」が圧迫されることで、「痛みや痺れ」が手首から小指にかけて生じます。
肘の内側には、「肘部管(ちゅうぶかん)」と呼ばれる、骨と靭帯でできたトンネルがあります。
このトンネルの中を、小指と薬指の感覚を支配する「尺骨神経(しゃっこつしんけい)」という重要な神経が通っています。
肘をぶつけた時に、指先まで電気が走るように「ジーン」とする、あの神経です。
肘部管症候群は、何らかの原因でこのトンネルが狭くなり、尺骨神経が圧迫されたり、引き伸ばされたりすることで発症します。
🤔なぜ神経が圧迫されるのか?(主な原因)
痛むのは肘でも、本当の原因は「首・肩」から始まる

なぜ、あなたの肘の神経は、圧迫されるほど敏感になってしまったのでしょうか。
それは、肘だけの問題ではなく、神経の通り道全体に問題が隠れているからです。
⚠️神経の通り道を狭める「姿勢の歪み」
小指をしびれさせる尺骨神経は、もとをたどれば首の骨から出て、肩、腕、そして肘のトンネルを通り、指先まで伸びています。
長時間のデスクワークなどで、猫背や巻き肩といった悪い姿勢が続くとどうなるでしょうか。
首や胸の筋肉が硬くなり、鎖骨の下あたりで、神経の通り道が狭くなってしまいます(胸郭出口症候群)。
この状態で腕を酷使すると、すでに上流で流れが悪くなっている神経が、肘という狭い関所で、より一層圧迫されやすくなってしまうのです。
つまり、肘部管症候群の根本的な改善には、肘周りのケアだけでなく、その上流である首・肩、さらには全身の姿勢を整えることが不可欠なのです。
神経の通り道を解放する。ひまわり式の根本改善アプローチ

長時間のスマホやデスクワークで「肘の曲げすぎ」が癖になっていませんか?肘部管症候群は、肘の過度な屈曲が原因となることがあります。ライフプラス 鍼灸整骨院ひまわりにご相談ください。
鍼灸整骨院ひまわりでは、肘の局所的な施術と、その根本原因である身体全体の歪みを整える施術を組み合わせ、つらい症状の改善を目指します。
肘部管症候群 改善の3ステップ
肘部管症候群に関するよくあるご質問
- Q1: 手根管症候群との違いは何ですか?
- A1: しびれる指の場所が違います。手根管症候群が「親指・人差し指・中指」がしびれるのに対し、肘部管症候群は「小指・薬指」がしびれます。これは、圧迫される神経の種類が違うためです。
- Q2: 手術が必要になることもありますか?
- A2: 手の筋肉が痩せてきたり、指の動きが極端に悪くなったりするなど、麻痺の症状が重度の場合は、手術が検討されることもあります。そうなる前に、できるだけ早く、保存療法(手術以外の方法)によるケアを始めることが大切です。
- Q3: 施術に健康保険は使えますか?
- A3: 肘部管症候群の根本原因である身体の歪みを改善する施術は、自費となります。ただし、肘の打撲などの「ケガ」がきっかけで症状が出た場合は、そのケガに対して健康保険が適用できるケースもございますので、一度ご相談ください。
(本ページは、国家資格を保有する柔道整復師・鍼灸師が、豊富な施術経験に基づき監修しています。)
横須賀市で、原因不明の手のしびれにお悩みなら
そのしびれ、肘や、さらには首・肩の歪みが原因かもしれません。
私たちは、あなたがしびれの不安なく、快適な毎日を送れるよう全力でサポートします。
鍼灸整骨院ひまわりへ、ぜひ一度ご相談ください。
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根岸院: 046-854-7352
衣笠院: 0120-207-577
似た症状
正中神経の圧迫で母指〜中指がしびれる。夜間痛や巧緻動作障害が特徴。
手首小指側の痛みやクリック感。肘・手首の神経症状との鑑別に重要。
前腕のオーバーユースで肘の内外側が痛む。神経圧迫と誤認されやすい。
肩から腕にかけての挙上障害と痛み。肘の神経障害と区別が必要。
参考情報(一次情報)
- 日本整形外科学会:肘部管症候群(症状・原因・治療)
- 日本整形外科学会:尺骨神経麻痺(関連解説)
- AAOS OrthoInfo:Cubital Tunnel Syndrome
- NHS(病院サイト):Cubital Tunnel(症状・保存療法の要点)
- NHS:Hand Therapy – Cubital Tunnel Syndrome(生活指導・運動)
※本ページは一般的な情報提供です。診断・治療は症状と検査所見に基づき医療機関が判断します。危険サインがある場合は速やかに受診してください。必要時は医療機関への紹介状を作成します。



