横須賀市で立ち上がると腰が痛い方へ|原因の見極めと施術、通院目安、セルフケアを鍼灸整骨院ひまわりが解説
2022年11月22日

立ち上がりで腰が痛む時に考えたい要因
立ち上がりで痛む腰痛には複数の原因があり、痛む場所だけで判断することはできません。次の図は、相談時に確認する要因を整理したものです。
腰や仙腸関節まわり
腰より少し下やお尻に近い位置が痛む場合は、仙腸関節まわりが関係する可能性があります。片側荷重、寝返り、最初の1歩との関係を確認します。
股関節と腸腰筋まわり
股関節を曲げた姿勢が長く続くと、立ち上がりの最初に腰を反らして身体を起こす場合があります。股関節の動きと腰痛の関係を確認します。
お尻と太ももの使い方
立ち上がる時にお尻や太ももを使いにくいと、腰や腕の勢いで立つ場合があります。筋肉の硬さだけでなく、使い方も確認します。
神経の症状
腰からお尻、脚へ痛みやしびれが広がる、脚に力が入りにくい場合は、神経の通り道を医療機関で確認する必要があります。
立ち上がり動作のどこで痛むか
立ち上がりは、準備、前方への体重移動、お尻を浮かせる、身体を伸ばす、最初の1歩という複数の段階に分かれます。どの場面で痛むかを記録すると、相談時に伝えやすくなります。
身体を前へ倒す時に痛む
前かがみで痛む腰痛、股関節の動かしにくさ、脚への症状などを確認します。痛みを確かめるために深く前屈しないでください。
お尻が椅子から離れる瞬間に痛む
体重が足へ移る場面です。椅子の高さ、足の位置、左右差、腰より下の痛みを確認します。
身体を伸ばす時に痛む
腰を反らして立っていないか、股関節を伸ばしにくくないかを確認します。勢いを使わず、小さく立ちます。
最初の1歩で痛む
片脚へ体重を移す時の痛みです。腰、仙腸関節、股関節、膝、しびれの有無を確認します。
自宅で確認する6つの項目
セルフチェックは診断ではありません。強く痛みを再現せず、相談時に伝えるための記録として行います。
- どの高さの椅子で痛むか
- 立つ前に足を身体へ近づけると変化するか
- 両手を使うと楽か、手を使わない方が楽か
- 腰の真ん中、片側、腰より下、お尻のどこが痛むか
- 立った後にしびれ、脱力、歩きにくさがあるか
- 朝、仕事中、夕方のどの時間帯に強いか
腰へ負担をかけにくい立ち上がり方
- 椅子の前方へ少し移動します。
- 足を腰幅程度にし、かかとを膝より少し後ろへ置きます。
- 足裏全体を床へつけます。
- 上半身を股関節から前へ移します。
- 肘掛けや太ももへ手を添え、足で床を押して立ちます。
- 立った後に数秒確認してから歩き始めます。
腰を反らして勢いで立つ、身体をひねりながら立つ、痛い側を避けて片脚だけで立つ行為は避けてください。
立ち上がりで脚のしびれや脱力が増える、膝が抜ける場合は、動作練習を中止して医療機関へ相談してください。
椅子と車の座席を見直す
椅子の高さ
膝より座面が低すぎると、立ち上がるために大きく身体を前へ移す必要があります。クッションで少し高くすると立ちやすい方がいます。
柔らかいソファー
身体が沈むと足を後ろへ引きにくくなります。痛みが強い時は、肘掛けがあり、沈み込みの少ない椅子を選びます。
車の乗り降り
降りる時は両脚を車外へ出し、身体の向きを変えてから立ちます。腰だけをひねりながら片脚で立たないようにします。
急に腰が痛くなった時の過ごし方
急な腰痛では、前かがみや反る動きを何度も試して原因を確かめないでください。強いストレッチ、強いマッサージ、重い物を持つ動作も避けます。
医療機関で確認したいサインがなく、立つことができる場合は、長時間寝続けるより、トイレや室内移動など必要な日常動作を痛みの許す範囲で続けます。
状態に応じて、急な腰痛では初期の数回を間隔を空けずに確認することがあります。ただし、すべての方へ同じ回数や通院間隔を一律にすすめるものではありません。
痛みが悪化する、新しいしびれや脱力が出る場合は、施術内容や通院計画を見直し、必要に応じて医療機関での確認を優先します。
初めに試しやすい小さな運動
危険サインがなく、体勢を保てる方が行う基本動作です。初めは3回から5回程度にし、痛みが増える場合は中止します。
1、椅子で骨盤を小さく動かす
足裏が床につく椅子へ座り、骨盤を数cmだけ前後へ動かして楽な位置へ戻します。腰を大きく反らしたり丸めたりしません。
2、お尻を少し浮かせて戻す
高めの椅子で、手を添えながらお尻を数cmだけ浮かせて戻します。完全に立つ必要はありません。
3、短い歩行
平坦で安全な場所を短く歩き、歩行中、終了直後、翌日に痛みやしびれが増えないか確認します。
詳しい体操は、腰痛体操の安全チェックと基本3種目をご覧ください。
鍼灸整骨院ひまわりでの確認と進め方
鍼灸整骨院ひまわりでは、「立ち上がると痛い」という動作だけで原因を決めません。症状の始まり方、痛む場所、椅子の高さ、足の位置、立った後の歩行、しびれや脱力を確認します。
- いつ、どの場面で痛みが始まったかを確認する
- 医療機関を優先したい症状がないか確認する
- 立ち上がりを段階に分けて確認する
- 腰、仙腸関節、股関節、筋肉、神経の可能性を整理する
- 状態に合った施術とセルフケアを選ぶ
- 施術後と翌日の反応を確認し、内容を更新する
痛みの場所と反応を確認する施術
状態に応じて、ひまわり式ハイボルテージ施術を検査と施術の選択肢として検討することがあります。反応だけで原因や病名を確定するものではありません。
骨盤や背骨の動きを確認する施術
骨盤や背骨まわりの動きに偏りがある場合は、ひまわり式トムソン骨格矯正プログラムや、骨盤矯正プログラムを選択肢として検討します。
腰より下の痛みを確認する時
腰より下やお尻寄りに痛みがある場合は、仙腸関節痛の考え方も参考にしながら、片脚荷重や最初の1歩との関係を確認します。
支える力と動作練習
痛みが落ち着き、体幹や股関節を支える力が関係すると考えられる場合は、楽トレや段階的な運動を提案することがあります。筋肉の緊張や体調に応じて、鍼灸施術を検討する場合もあります。
施術実績の考え方
鍼灸整骨院ひまわりの院内集計では、腰痛施術実績は11万5千件以上、累計施術実績は23万件以上です。これらは複数の院、症状、施術を含む累計であり、立ち上がり腰痛だけの件数ではありません。
実績は相談経験の目安であり、症状の変化や必要な通院回数を保証するものではありません。現在の症状と生活背景に合わせて進め方を検討します。
書籍で腰痛を整理する
「腰痛と上手につき合う正しい通院ガイド」では、腰痛の受診目安、相談時に伝えたいこと、通院と日常動作の考え方をまとめています。書籍は一般的な情報であり、症状の変化を保証するものではありません。
参考情報
まとめ
立ち上がると腰が痛い時は、腰だけでなく、椅子の高さ、足の位置、股関節、膝、骨盤、仙腸関節、最初の1歩を確認します。
立ち上がりは、足を身体へ近づけ、上半身を前へ移してから、足で床を押すように行います。痛みを我慢して繰り返す必要はありません。
しびれ、脱力、排尿や排便の異常、発熱、事故後の痛みなどがある場合は、整骨院での施術より医療機関での確認を優先してください。
関連ページ
ご予約とご相談
立ち上がると腰が痛い、低い椅子や車から立つのがつらい、脚のしびれが気になる方は、どの高さの椅子で、動作のどの場面で痛むかをお伝えください。医療機関を優先したい症状を確認し、整骨院で対応できる範囲を整理します。
執筆者情報
執筆、監修、堀江茂樹
株式会社ライフプラス代表取締役。鍼灸整骨院ひまわり代表施術者。一般社団法人スポーツ&ウェルビーイング推進協会代表理事。
立ち上がり腰痛では、痛む場所だけでなく、椅子の高さ、足の位置、骨盤、股関節、仙腸関節、体幹、最初の1歩まで確認することを大切にしています。医療機関で確認したい症状を整理し、現在できることを分かりやすく共有します。
免許、資格、JSBM会員、機能訓練指導員認定柔道整復師、柔道整復師、はり師、きゅう師、柔道整復師臨床実習指導者、あん摩マッサージ師・はり師・きゅう師臨床実習指導者
よくある質問
- 立ち上がる瞬間だけ腰が痛いのは何が原因ですか
- 仙腸関節や骨盤の傾き、腸腰筋のつっぱりなどが関わることがあります。同じ動作痛でも原因が違うため、痛む角度や歩行痛、痛みの質を確認して切り分けることが大切です。
- 朝起きたら腰が痛いのは寝方が原因ですか
- 寝具のへこみや寝返りの少なさが負担を作ることがあります。急性期は横向きで丸くなり、膝の間にクッションを挟む方法が楽になる場合があります。
- 病院で異常なしと言われましたが痛いのはなぜですか
- レントゲンで骨に異常がないという意味のことがあります。筋肉、筋膜、関節、神経などが関わる痛みは画像に映りにくいこともあるため、動作と反応を見ながら整理します。
- どのタイミングで整形外科の検査が必要ですか
- 強い衝撃のあと、じっとしていても痛い、強いしびれがある、骨折や圧迫骨折が疑わしい場合は検査を優先します。当院でも必要に応じて紹介状をご案内します。
- 通院頻度の目安はありますか
- 急性期は最初の3回を詰めて経過を確認するのが重要です。軽快傾向が出れば1日おき、2日おきへ調整します。悪化が続く場合は別要因を疑い再評価します。













