キックで股の痛みを抑える
2025年10月15日
横須賀市でキック時の股の痛みを抑える
キックで股の痛みを抑えるために大切なのは、痛みの場所を見極めたうえで、軸足の安定、体幹の前傾、振り遅れを減らすことです。
サッカーやフットサル、ラグビーなどでボールを蹴る時に、足の付け根や太ももの内側がズキッとする、強く蹴るほどつらい、練習後に股の前や内側が重だるい、という方は少なくありません。キック動作では、踏み込み、振り上げ、インパクト、フォローのたびに、股関節まわりへ大きな力がかかります。
ただし、股の痛みといっても、いつも同じ原因とは限りません。内転筋の問題なのか、股関節前面の問題なのか、足の付け根まわりなのかで、負担の減らし方は変わります。横須賀市の鍼灸整骨院ひまわりでは、キックをやめるか続けるかだけでなく、どこに負担が集まっているかを整理しながら、現実的な戻し方をご案内しています。


まず要点
- 股の痛みは、内転筋、腸腰筋、足の付け根、恥骨まわりなど、痛む場所で見分けることが大切です。
- フォームは、体幹を軽く前傾し、軸足を安定させ、振り遅れを減らすと負担を下げやすくなります。
- 復帰は、等尺、内転筋補強、軽いインサイド、インステップの順で段階的に進めるほうが安心です。
- 予防では、内転筋の支える力を整えることが大切で、段階的な補強が役立ちます。
- 夜間痛、一点だけ鋭い痛み、腫れ、熱感、しびれがある時は、早めに確認したほうが安心です。

目次
なぜキックで股が痛くなるのか
キックでは、踏み込んで軸足で支えながら、反対の脚を大きく振り出します。この流れの中で、太ももの内側、股関節の前、足の付け根、恥骨まわりへ大きな力が集まります。特に、強く蹴る、助走が長い、軸足がぶれる、股関節の可動域が足りない、疲労が抜けていない、という条件が重なると痛みが出やすくなります。
また、キック動作は脚だけで行っているように見えて、実際には体幹、骨盤、股関節、軸足の安定が大きく関わっています。股だけが悪いというより、体の連動がうまく使えず、股へ負担が集まっていることも少なくありません。
痛みを抑えるには、単に休むだけでなく、どの局面で無理がかかっているのかを整理することが大切です。
痛む場所で見極める
キックで出る股の痛みは、場所である程度整理しやすくなります。
太ももの内側が痛い場合
内転筋の負担が関わっていることがあります。ボールを蹴る時、脚を閉じるように力を入れた時、膝の間に力を入れる動きで痛い場合は、このタイプを考えやすくなります。
股の前が痛い場合
腸腰筋や股関節前面の負担が関わることがあります。脚を前へ振り上げる、階段を上がる、片脚で踏み込む時に痛い場合は、このタイプを疑いやすくなります。
足の付け根が痛い場合
いわゆる鼠径部まわりの痛みとして出ることがあります。方向転換、急な切り返し、体をひねる動きと一緒に出ることもあります。
恥骨まわりがうずく場合
中央寄りの骨のまわりがつらい場合は、恥骨まわりへの負担も考えたほうがよいことがあります。
このように、痛みの場所で見方が変わるため、「股が痛い」でまとめすぎないことが大切です。
今日からできるフォーム調整
キックで股の痛みを抑えるには、フォームを少し整えるだけでも変わることがあります。
軸足を安定させる
まず大切なのは、軸足がぐらつかないことです。踏み込んだ足の膝が内側へ入ると、骨盤がぶれて股へ負担が集まりやすくなります。軸足を軽く安定させたうえで蹴るほうが、振る脚も遅れにくくなります。
体幹を軽く前傾する
反りながら蹴ると、股関節前面へ負担が集まりやすくなります。腰を反らしすぎず、体幹を少し前へ倒した状態で踏み込むほうが、股の前の負担を減らしやすくなります。
助走を長くしすぎない
勢いで蹴ろうとすると、振り遅れや軸足の不安定さが出やすくなります。まずは助走を短めにして、ボールの横へしっかり踏み込む形のほうが、股の痛みを抑えやすくなります。
痛み基準で調整する
キック練習では、痛みゼロから軽い違和感までを目安にして、強度や距離を調整することが大切です。痛みを我慢して続けるほど、フォームも崩れやすくなります。
股の痛みを守る補強
股の痛みを抑えるには、柔らかさだけでなく、支える力を戻すことが大切です。
内転筋の等尺収縮
膝の間にボールや丸めたタオルを挟み、軽く押し合うように5秒ほど力を入れます。まずは痛みゼロから微痛の範囲で始めると安心です。
内転筋の補強
横向きで上の脚を支えながら下の脚を使うような簡易的な内転筋トレーニングは、段階的に進めると役立ちます。ただし、違和感が強くなるなら無理に続けないことが大切です。
腸腰筋まわりの補強
仰向けで片膝を軽く持ち上げる、骨盤を安定させながら脚を上げるといった軽い練習も、振り上げ動作の安定に役立つことがあります。
体幹と骨盤の安定
股だけを鍛えるのではなく、骨盤や体幹が安定しているかも大切です。ここが崩れると、キックのたびに股へ負担が集まりやすくなります。
段階的な復帰メニュー
キックの復帰は、一気に全力へ戻すのではなく、順番を守って戻すほうが安心です。
第1段階
歩行や軽いジョグで大きな痛みがないことを確認します。そのうえで、軽い内転筋の収縮や股関節の動きを戻します。
第2段階
短い距離で、軽いインサイドキックから始めます。強く蹴るより、フォームを乱さずに行えるかを見ることが大切です。
第3段階
痛みがぶり返さなければ、インステップキックを50%から70%程度の強さで戻していきます。距離も短めから始めます。
第4段階
方向転換や実戦に近い動きとキックを組み合わせていきます。翌日に痛みが残らないことを確認しながら進めます。
第5段階
全力キックや試合形式へ戻していきます。少しでもぶり返しがあるなら、一段階戻すことが大切です。
避けたいこと
股の痛みがある時に避けたいのは、痛みをごまかして全力で蹴ることです。
- 全力シュートをくり返す
- 連日試合形式を続ける
- 反動をつけた強いストレッチをする
- 助走を長くして勢いで蹴る
- 痛みを無視して距離も強度も上げる
特に、股関節がまだ固いのに勢いで蹴ろうとすると、同じ場所に負担が集まりやすくなります。痛みがある時ほど、気合いより順番が大切です。
受診を急ぎたいサイン
次のような時は、早めに状態を確認したほうが安心です。
- 夜間痛がある
- 一点だけ鋭く痛い
- 腫れや熱感がある
- しびれがある
- 股が引っかかる感じが強い
- 2週間ほどセルフケアしても変化が乏しい
こうした時は、単なる筋肉の張りだけでなく、別の状態も考えたほうがよいことがあります。自己判断で長く様子を見るより、早めに整理したほうが安心です。
鍼灸整骨院ひまわりの考え方
鍼灸整骨院ひまわりでは、キックで出る股の痛みを、ただの筋肉痛や使い過ぎで終わらせず、どの場所に負担が集まっているのか、キック動作のどこで崩れているのかまで整理します。
必要に応じて、痛みの強い時期にはひまわり式ハイボルテージ施術を短期的に組み合わせながら、その後は、内転筋、腸腰筋、体幹、骨盤の連動を見ながら戻し方を考えていきます。
大切なのは、痛みを減らすだけでなく、また同じキックでぶり返しにくい体の使い方を一緒に作ることです。

横須賀市でのご相談実績
股の痛みは、サッカーやフットサルの選手だけでなく、キック系の動きが多い方に長引きやすい症状です。鍼灸整骨院ひまわりでは、股の前、太ももの内側、足の付け根など、痛みの出る場所ごとに整理しながら、無理のない復帰をサポートしています。

横須賀市で股の痛みにお悩みの方へ
横須賀市で、キックをすると股が痛い、軽く蹴ると大丈夫でも強く蹴るとつらい、練習後に足の付け根が重い、という方は、まず痛む場所とタイミングを整理してみてください。
股の痛みは、休むか続けるかの二択ではなく、どこを守って、どこを戻していくかが大切です。鍼灸整骨院ひまわりでは、その方のプレー内容に合わせて、フォーム、補強、復帰の順番を丁寧にご案内しています。
まとめ
キックで股の痛みを抑えるには、まず痛みの場所を見極めたうえで、軸足の安定、体幹前傾、振り遅れを減らすフォームへ整えることが大切です。
復帰は、等尺、補強、軽いインサイド、インステップの順で段階的に進め、翌日に痛みが残らないことを確認しながら強度を上げるほうが安心です。
横須賀市でキック時の股の痛みにお悩みの方は、我慢して蹴り続ける前に、今の状態に合う戻し方を一度整理してみましょう。
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ご予約、ご相談
キックで出る股の痛みは、早めに場所と動きを整理しておくと、長引きにくくなることがあります。股関節や足の付け根の痛みが気になる方は、早めに状態を確認しておくと安心です。
鍼灸整骨院ひまわり北久里浜院
鍼灸整骨院ひまわり衣笠院
執筆者情報

鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江茂樹
株式会社ライフプラス 代表取締役
一般社団法人スポーツ&ウェルビーイング推進協会 代表理事
【免許・資格】JSBM会員、機能訓練指導員認定柔道整復師、柔道整復師、はり師、きゅう師、柔道整復師臨床実習指導者、あん摩マッサージ師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者
よくある質問
- キックで股が痛い時は、まず何を見ればいいですか?
- 太ももの内側なのか、股の前なのか、足の付け根なのか、恥骨まわりなのかを分けて見ると整理しやすくなります。
- ストレッチはすぐにしていいですか?
- 強い痛みがある時は、反動をつけたストレッチは避けたほうが安心です。痛みが落ち着いてから、やさしく行うほうが無理が少なくなります。
- どのくらいで全力キックへ戻れますか?
- 個人差がありますが、軽いインサイド、弱めのインステップ、方向転換を含む動きへと段階的に進め、翌日に痛みが残らないことを確認しながら戻すのが安心です。
- 股の痛みを防ぐ補強はありますか?
- 内転筋の支える力を整える練習や、体幹と骨盤の安定を高める補強が役立ちやすくなります。
- どんな時は早めに相談したほうがいいですか?
- 夜間痛、一点だけ鋭い痛み、腫れ、熱感、しびれ、引っかかり感がある時は、早めに確認したほうが安心です。




