ぎっくり腰の原因から治し方まで
2025年10月1日
最終更新日 2026年2月20日
ぎっくり腰の主な原因は、腰に負担が集中する動きが重なり、身体が守ろうとして筋肉や関節まわりが強く固まることです。
このページで分かること
- ぎっくり腰で多い発症パターン
- いま必要な応急処置と受診の目安
- 最初の3回を大切にする通院の考え方
- 再発を減らす日常のコツ
ぎっくり腰は何が起きているのか
ぎっくり腰は、ある日いきなり起きたように感じますが、実際は小さな負担の積み重ねが背景にあることが多いです。前かがみ、ねじり、立ち上がり、くしゃみ、荷物の持ち上げなどが重なると、腰は危険を感じて守りの反応を強めます。その結果、動かそうとした瞬間に強い痛みが出ることがあります。
最も多い発症パターン
当院の感覚では、重い物を持った瞬間だけでなく、何気ない動作で発症する方も少なくありません。朝の洗顔、靴下をはく、車の乗り降り、椅子からの立ち上がりなどです。痛みが出た動きだけでなく、その前の数日間の疲れ、睡眠、運転時間、冷え、同じ姿勢の続き方まで含めて見直すと、原因が見えやすくなります。
いま最優先の応急処置
- 安静も施術の一つです。無理に動かさず、楽な姿勢を探します
- 横向きで膝を軽く曲げる姿勢や、仰向けで膝の下にタオルを入れる姿勢が楽なことがあります
- 痛い場所を強く揉まないでください。自己流のストレッチも避けた方が安心な時期があります
病院へ行くべき目安
次のような場合は、検査が役立つことがあります
- じっとしていても強い痛みが続く
- 足のしびれが強い、力が入りにくい
- 転倒など強い外傷のあとに痛みが出た
- 発熱がある
- 排尿や排便がいつもと違う感じがある
当院では状態に応じて紹介状を発行し、整形外科につなぎます。病院で異常なしと言われた場合でも、画像に写りにくい負担や動きの癖で痛みが続くことがあります。その時は、何が問題ではなさそうで、何が生活上の負担になっていそうかを一緒に整理します。
マッサージだけでは楽になりにくい理由
ぎっくり腰の急性期は、身体が守りの状態です。強い刺激で押し切ろうとすると、防御反応が強まり、戻りが悪くなることがあります。だからこそ、いま痛みを出している動きと角度を確認し、痛みの出どころの仮説を立て、必要な刺激だけを選ぶことが大切です。
鍼灸整骨院ひまわりの考え方
一般的な整骨院では、電気をかけて温めて揉んで終わることもあります。一方で鍼灸整骨院ひまわりは、豊富な知識と技術と経験を土台に、まずヒアリングで痛みの出ている組織を見立てます。次に、痛みの出ている組織と、なぜそこに負担が集まったのかを分かる言葉で説明します。そのうえで、痛みの評価をしっかり行い、患者様と一緒に緩解へ向かう道筋を作ります。
来院時に必ず確認することの例
- いつ、どの動きで、どこが痛んだか
- 前かがみ、反らす、ねじる、立ち上がる、歩くで痛みがどう変わるか
- 痛みで眠れるか、仕事や運転ができるか
- しびれや脱力の有無
必要に応じて、ひまわり式ハイボルテージ施術を短時間使い、反応を確認して見立ての精度を高めることがあります。身体に負担の少ないトムソン骨格矯正プログラムは、弱い刺激が合いそうな方、関節の動きの偏りが疑われる方にご提案することがあります。筋緊張が強い方は、刺激量を調整しながら、関節、筋肉、神経まわり、筋膜の負担がどこに集まっているかを整理して組み立てます。
急性期は最初の3回が重要
当院では、急性期は最初の3回で反応を見ることを大切にしています。間隔を詰めて評価を重ねることで、いま何が効いていて、何が負担になっているかが分かりやすくなります。その後は症状の変化に合わせて通院間隔を調整します。
通院の目安
- 初期は可能なら間隔を詰めて3回
- 中期は週3回から4回
- 後期は週1回から2回
寝方、座り方、運転の注意点
寝方は、痛みが少ない姿勢を優先してください。座り方は、長時間同じ姿勢を避け、30分から60分で一度立ち上がれると安心です。運転は、乗り降りでねじりが出やすいので、腰をひねらず身体ごと向きを変える意識が役立つことがあります。
再発を減らすために
再発を減らすには、痛みが落ち着いてからの準備が大切です。骨盤や背骨の動きの偏りを整えること、支える力をつけること、同じ姿勢が続く生活を見直すことがポイントになります。当院では、状態に応じて骨盤矯正プログラム、トムソン骨格矯正プログラム、楽トレなどを組み合わせてご提案します。
公的な情報もあわせて確認
腰痛に関する公的情報も参考になります。
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ご予約とご相談
急な痛みで今すぐ何とかしたい時は、お電話で急患希望とお伝えください。当院は予約優先ですが、急患のご相談も受け入れています。痛みで動けない方は、状況により柔道整復師がご自宅へ伺うご提案もできます。まずはご相談ください。
執筆者情報
鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江茂樹
痛みの先に、人生そのものを見つめる。それが、私たちの原点です。
株式会社ライフプラス 代表取締役。一般社団法人スポーツ&ウェルビーイング推進協会 代表理事として、地域のウェルビーイング活動にも取り組んでいます。
免許・資格
- JSBM会員
- 機能訓練指導員認定柔道整復師
- 柔道整復師
- はり師
- きゅう師
- 柔道整復師臨床実習指導者
- あん摩マッサージ師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者
よくある質問
- ぎっくり腰は温めるべきですか冷やすべきですか
- 痛みが出た直後は無理に温めず、楽な姿勢で落ち着かせる方が安心なことがあります。冷やす温めるの判断は状態で変わるため、痛みの強さや動ける範囲を見てご相談ください。
- ぎっくり腰は揉めば早く治りますか
- 急性期は身体が守りの状態のため、強く揉むと痛みが増えることがあります。まずは痛みを出している動きと角度を確認し、必要な刺激だけを選ぶ方が回復の近道になる場合があります。
- 病院で異常なしと言われましたが痛いです
- 画像に写りにくい負担や動きの癖で痛みが続くことがあります。何が問題ではなさそうで、何が生活上の負担になっていそうかを整理し、いま出来る対処から進めることが大切です。
- どのくらいの頻度で通うと良いですか
- 当院では急性期は最初の3回で反応を確認し、その後は症状の変化に合わせて調整します。初期は間隔を詰めて、中期は週3回前後、後期は週1回前後が目安になることがあります。
- 動けないほど痛い時はどうすれば良いですか
- 無理に動かさず、楽な姿勢を優先してください。危険なサインが疑われる場合は検査が役立つことがあります。急患のご相談も受け入れており、状況により柔道整復師がご自宅へ伺うご提案もできますので、お電話でご相談ください。
