多くの人が日常的に経験する「肩こり」。しかし、その中にはごく稀に、単なる筋肉の疲れではなく、命に関わる重大な病気が隠れていることがあります。「いつものことだから」と自己判断してしまうのは、実はとても危険かもしれません。

横須賀市でつらい肩こりにお悩みの方へ。この記事では、整骨院に行く前に、まず病院を受診すべき「危険な肩こりのサイン(レッドフラッグ)」について専門家が解説します。

この記事の要点

  • ほとんどの肩こりは筋肉や姿勢が原因だが、ごく稀に内臓や血管の病気が隠れている。
  • 胸の痛み、激しい頭痛、手足の麻痺などを伴う肩こりは、危険なサインの可能性。
  • 安静にしていても痛む、夜間に悪化する場合も注意が必要。
  • これらの「レッドフラッグ」に当てはまったら、自己判断せず、すぐに医療機関を受診する。
堀江 茂樹

この記事の監修者

堀江 茂樹

鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者


見逃さないで!病院へ行くべき危険なサイン

以下のような症状が肩こりと同時に見られる場合は、すぐに医療機関を受診してください。米国家庭医学会(AAFP)なども、頚部痛の評価における危険な兆候(レッドフラッグ)の重要性を指摘しています。

  • 1. 胸の痛み・息苦しさを伴う

    左肩や背中に広がる痛みを伴う場合、心筋梗塞や狭心症など、心臓の病気の可能性があります。

  • 2. 激しい頭痛・めまい・ろれつが回らない

    これまでに経験したことのないような激しい頭痛や、言葉のもつれ、顔の片側の麻痺などを伴う場合、脳梗塞や脳出血など、脳血管の病気が疑われます。

  • 3. 手足の強いしびれや麻痺

    腕や手に力が入らない、歩きにくい、階段の上り下りが困難、といった症状がある場合、頸椎椎間板ヘルニアや頸髄症など、首の神経に重篤な問題が起きている可能性があります。

  • 4. 発熱や原因不明の体重減少を伴う

    風邪などの症状がないのに、肩こりとともに熱が出る場合、感染性の病気(化膿性脊椎炎)や、悪性腫瘍の可能性も考えられます。

  • 5. 安静にしていても痛い・夜間に悪化する

    一般的な肩こりは、動かしたり負担をかけたりすると痛みます。しかし、じっとしていても痛みが変わらない、あるいは夜中に痛みで目が覚める、といった場合は注意が必要です。


私たち専門家の役割

私たち鍼灸整骨院ひまわりの施術者は、国家資格者として、これらの危険なサインを見極めるための専門的な教育を受けています。カウンセリングや検査の段階で少しでも疑いがある場合は、患者様の安全を最優先し、責任を持って提携する医療機関への受診をお勧めしています。

病院で重篤な疾患がないと診断された後であれば、そこからが私たちの出番です。筋肉や骨格の歪みが原因のつらい肩こりに対して、専門的な施術でアプローチします。


まとめ

ほとんどの肩こりは、心配のない良性なものです。しかし、「いつもと違う」「何かおかしい」と感じる直感は大切にしてください。この記事で挙げたような危険なサインがないかを確認し、当てはまる場合は、ためらわずに病院を受診しましょう。肩こりの全体像については、総まとめ記事をご覧ください。

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よくあるご質問

危険な肩こりの場合、何科を受診すれば良いですか?

まずはかかりつけ医にご相談いただくのが一番ですが、症状によって専門科は異なります。胸の痛みを伴う場合は「循環器内科」、ろれつが回らないなど脳の症状が疑われる場合は「脳神経外科」、手足のしびれが強い場合は「整形外科」が一般的です。迷った場合は、総合病院の総合内科を受診しましょう。

整骨院に行った場合、危険なサインは分かりますか?

はい。私たち柔道整復師は国家資格者として、施術の範囲を超える危険な兆候(レッドフラッグ)を見極めるための教育を受けています。カウンセリングや検査の結果、重篤な疾患が疑われる場合は、安全を最優先し、責任を持って速やかに医療機関への受診をお勧めします。

普通の肩こりだと思って放置するとどうなりますか?

筋肉や骨格が原因の一般的な肩こりであっても、放置すると症状が悪化し、慢性的な頭痛や吐き気、自律神経の乱れなどにつながることがあります。危険なサインがなくても、つらい症状が続く場合は、お早めにご相談ください。

免責事項

本記事は情報提供を目的としており、専門的な診断・治療に代わるものではありません。お体の不調に関しては、必ず専門の医療機関にご相談ください。

執筆者情報

鍼灸整骨院ひまわり
代表施術者 堀江茂樹

【免許・資格】

  • JSBM会員
  • 機能訓練指導員認定柔道整骨師
  • 柔道整復師
  • はり師
  • きゅう師
  • 柔道整骨師臨床実習指導者
  • あん摩マッサージ師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者

引用・参考(一次情報)

※以下のリンクは、安定性を優先し、各機関のトップページや上位階層のページを記載しています。