交通事故の後、痛む首を「早く治したい」という思いから、温めたり、マッサージしたりしていませんか?実はその行動、むちうちの症状を悪化させているかもしれません。特に痛みの強い時期(急性期)には、やってはいけないことがあります。
横須賀市でむちうちの治療中の方へ。回復を遅らせ、後遺症のリスクを高めてしまう可能性のある「NG行動」を4つ、専門家が解説します。
この記事の要点
- むちうち直後は首で炎症が起きているため、血行を促進する行動は避けるべき。
- 自己流のマッサージやストレッチは、傷ついた首の組織をさらに傷つける危険がある。
- 痛みを無視して普段通り生活することも、回復を遅らせる大きな原因。
- 迷ったら「何もしない」のが最善策。まずは専門家に見てもらうことが重要。
むちうちを悪化させる4つのNG行動
発症から1週間程度の炎症が強い時期は、特に以下の行動に注意してください。
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NG①:首を温める(長風呂など)
痛む箇所を温めると血行が良くなり、一時的に楽に感じることがあります。しかし、炎症が起きている急性期に温めると、炎症物質が必要以上に広がり、かえって痛みや腫れを増強させてしまいます。痛みが強い数日は、シャワーで済ませ、練習後などは応急処置として冷却するのが基本です。
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NG②:自己流で首を強く揉む・マッサージする
首は、脳につながる重要な神経や血管が集中するとてもデリケートな部分です。事故の衝撃で傷ついている首を、知識のないまま強く揉んだり押したりすると、神経を傷つけたり、筋肉の損傷を広げたりする危険があります。
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NG③:痛みを我慢してストレッチする
首の動きが悪いからといって、痛みを我慢して無理に首を回したり、伸ばしたりするのは絶対にやめましょう。むちうちで傷ついた筋肉や靭帯は、いわば伸びきって少し切れた輪ゴムのような状態です。それを無理に引き伸ばせば、さらに傷が広がってしまいます。安全なストレッチは、炎症が治まり、痛みが和らいでから始めるべきものです。
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NG④:痛みを無視・放置して普段通り生活する
「このくらいの痛みなら大丈夫」と自己判断し、仕事を休まなかったり、普段通り家事をしたりするのもNGです。体は回復するために安静を必要としています。痛みを無視して活動すると、治癒が遅れるだけでなく、頭痛やめまいといった後遺症が残りやすくなります。
まとめ
むちうちの急性期は、「何もしすぎない」ことが早期回復の鍵です。良かれと思った行動が、回復までの道のりを長くしてしまうことを知っておきましょう。痛みが少し落ち着いたら、なぜ痛むのか、どのような症状が出ているのかを専門家に見てもらい、適切な施術計画を立てることが重要です。むちうちに関する包括的な情報は、総まとめ記事をご覧ください。
交通事故によるむちうちの痛みは、我慢せずご相談ください
専門家があなたの症状に合わせた最適な施術プランをご提案します。
NG行動についてよくあるご質問(FAQ)
シップは温湿布と冷湿布、どちらが良いですか?
痛みが強い発症直後は、炎症を抑える「冷湿布」を使用してください。「温湿布」は、血行を促進して炎症を悪化させる可能性があるため、急性期には適していません。
枕はどんなものを使えば良いですか?
首に負担をかけないよう、高すぎる枕や低すぎる枕は避けましょう。仰向けに寝た時に、首の骨が自然なカーブを保てる高さのものが理想です。バスタオルを丸めて、ご自身の首に合う高さに調整するのも一つの方法です。
スマートフォンやパソコンは使っても大丈夫ですか?
長時間の使用は、うつむき姿勢になり首への負担を増大させるため、痛みが強い時期はできるだけ控えましょう。どうしても使用する場合は、30分に一度は休憩を挟み、画面が目線の高さに来るように調整するなどの工夫をしてください。

鍼灸整骨院ひまわり