手のしびれや痛み

2025年06月20日

手のしびれや痛み…それは手根管症候群かも?整骨院での対策とセルフケア方法

手のひらに機器をあてて検査をしている様子。画像下部に「手根管症候群」と書かれている。

親指〜薬指にかけてのしびれ、夜間の痛みは「手根管症候群」のサイン。早めの施術が重要です。

「手がジンジンしびれる」「朝起きると指が動かしづらい」「細かい作業がしにくい」…

そんな症状に心当たりはありませんか?

それは“手根管症候群”という神経の圧迫による疾患かもしれません。

手根管症候群は、手首にある“手根管”というトンネル状の空間の中で正中神経が圧迫されて起こる症状です。

家事や育児、パソコン作業、スマートフォンの使用など、日常生活の中で誰もが無意識に手首を酷使しています。

特に女性に多く、妊娠中や更年期のホルモンバランスの変化とも関係があるとされています。

鍼灸整骨院ひまわりでは、柔道整復師が手首周囲の状態をしっかりと確認し、痛みやしびれの軽減を目的とした手技療法やハイボルテージ施術、日常生活の改善アドバイスを通して、症状の緩和と再発予防をサポートしています。

本記事では、手根管症候群の原因、見逃してはいけない症状、当院での施術内容、そして日常生活でできるセルフケア方法までを初心者にもわかりやすくご紹介します。

手根管症候群とは

手根管症候群とは、手首の手根管内で正中神経が圧迫されることによって、主に親指から薬指までの指にしびれや痛み、感覚の鈍さを生じる疾患です。

原因には以下のようなものがあります:

  • 長時間のパソコン作業やスマートフォン使用

  • 手首の反復運動(料理・掃除・育児など)

  • 妊娠、更年期、糖尿病、甲状腺の病気など

主な症状:

  • 親指、人差し指、中指、薬指の一部にしびれ

  • 朝方の手のこわばり

  • 細かい動作がしづらくなる(ボタンをかける、箸を使う等)

  • 症状が進行すると、母指球筋の萎縮や筋力低下が起こることも

このような症状が続く場合は、自己判断せず、早めに施術を受けることが重要です。

放置のリスクとセルフケア

手根管症候群は、放置すると症状が慢性化し、神経の圧迫が長く続くことで、感覚や筋力の回復が難しくなるケースもあります。

リスク例:

  • 母指球筋(親指のつけ根)の筋萎縮

  • 手の感覚が鈍くなり、事故やケガの危険が増す

  • 仕事や家事に支障が出る(長時間続けられない、作業効率の低下)

【自宅でできるセルフケア】

  • パソコン作業やスマホの長時間使用を避ける

  • 就寝時に手首に負担がかからない姿勢をとる

  • 手首の軽いストレッチを行う(無理に動かさない)

  • サポーターやテーピングを活用する

症状が出始めた初期段階でこれらの工夫を取り入れることで、悪化を防ぐことが可能です。

鍼灸整骨院ひまわりでの対応

当院では、手根管症候群の症状に対して以下のような対応を行っています。

1. 柔道整復師による評価

問診と触診、可動域のチェックにより、症状の程度や神経の圧迫具合を評価します。必要に応じて整形外科への紹介も行います。

2. 手技療法による筋緊張の緩和

手首や前腕の筋肉の緊張を手技でほぐし、血流を促進させ、神経への負担を軽減します。

3. ハイボルテージ施術

正中神経の周囲に炎症がある場合や、深部に痛みがある場合には、ハイボルテージ治療器を用いて神経の回復を促します。

4. テーピング・サポーター指導

手首の動きを制限することで神経の圧迫を防ぎます。適切な装着方法を指導します。

5. 生活習慣の見直し

日常生活の中で手首に過度な負担をかけない工夫(パソコンの姿勢、休憩時間の取り方など)を一人ひとりの生活スタイルに合わせてご提案します。

まとめ・早期対応で快適な日常へ

手根管症候群は、早期に対処することで症状の悪化を防ぎ、快適な日常を取り戻すことができます。

「ちょっと手がしびれるだけだから…」と放置せず、早めの相談が回復への第一歩です。鍼灸整骨院ひまわりでは、手首の悩みをしっかりと伺い、的確な対応であなたの生活をサポートします。お気軽にご相談ください。


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