子供の踵が痛い!!それって踵骨骨端症??
2021年10月6日
子どものかかとが痛い?それは踵骨骨端症(シーバー病)かも
30秒で要点
- ランニングやジャンプの多い子どもに多い踵骨骨端症(シーバー病)は, かかとの成長軟骨(骨端核)の炎症が原因
- 運動時/直後のかかと痛, 押すと痛い, つま先立ちや裸足で悪化 → 疑わしいサイン
- 当院は評価→負荷調整→ケアを実施, 危険サイン時は紹介状を作成し医療機関と連携
シーバー病とは?(やさしい定義)
成長期のかかとにある成長板(骨端核)が, アキレス腱や足底腱膜に引っ張られて炎症を起こす状態です。活動量が多い子, 成長スパートの時期に起こりやすく, 多くは保存的に自然軽快します。
- 年齢:おおむね8〜14歳(成長板が閉鎖する頃に自然軽快)
- 症状:運動時/直後のかかと痛, 後方の圧痛, つま先立ちで痛み
- 左右:片側が多いが両側のことも
- 危険所見:発熱, 強い腫れ, 外傷直後の激痛, 夜間持続痛 など
似た症状との見分け方(鑑別のヒント)
シーバー病は運動時に増悪し, 安静で軽快しやすいのが特徴です。以下の固定ページも参考にしてください。
痛みが夜間も続く, 歩けない, 強く腫れて熱いなどは別疾患の可能性があるため, まず医療機関で評価を受けましょう。
家庭でできる対処
- 活動量の調整:痛みが出る競技の頻度・強度を一時的に下げる
- ふくらはぎストレッチ(下腿三頭筋), 足底のやさしいローリング
- ヒールカップ/クッション性のある靴の利用, すり減った靴の交換
- 運動後のアイシング(痛みが強い時のみ短時間)
痛みが落ち着いてきたら, 少しずつ競技を再開します。無痛域での段階的復帰が基本です。
当院でできること
- 評価:問診, 視診, 触診で痛みの部位/誘発動作を確認, 必要に応じ負荷テスト
- ケア:筋緊張の調整, 体の使い方の癖改善, ハイボルテージ施術の活用, 自宅エクササイズ指導
- 連携:危険サインや経過不良では紹介状を作成し, 小児整形外科/整形外科へご案内
対応院:北久里浜本院(横須賀市根岸町3-1-6-125), 衣笠院(横須賀市衣笠栄町1-70)。最寄りは北久里浜駅, 衣笠駅です(アクセス)。
受診の目安(危険サイン)
- 歩けない/びっこになるほどの痛みが続く
- 夜間も持続する強い痛み, 発熱, 赤く腫れて熱い
- 明らかな外傷後に強い痛みが持続
- 数週間で軽快がみられない, 悪化している
該当する場合はまず医療機関で評価を受けましょう。当院から紹介状をご用意可能です。
よくある質問
- Q. 競技はどれくらい休めばいい?
- A. 痛みが強い間は一時休止, 痛み0〜軽度で段階的復帰が基本です(無痛歩行→ジョグ→ダッシュ/ジャンプの順)。
- Q. どの科に行けば良い?
- A. 危険サインがあればまず医療機関へ。当院から紹介状をご用意できます。迷う時はいったん当院にご相談ください。
関連ページ(院内サイト)
外部リンク(一次情報・公的解説)
参考文献(一次情報)
- AAOS OrthoInfo. Sever’s Disease(Calcaneal Apophysitis). https://orthoinfo.aaos.org/…
- HealthyChildren(AAP). Heel Pain and Sever’s Disease. https://www.healthychildren.org/…
- CUH NHS. Patient information: Sever’s disease. https://www.cuh.nhs.uk/…
- Kent Community Health NHS. Sever’s disease leaflet. https://www.kentcht.nhs.uk/…
- StatPearls. Sever Disease(Calcaneal Apophysitis). NCBI Bookshelf
