交通事故の治療で最も大切な目標は、単に痛みが取れることではありません。事故に遭う前の健康な体を取り戻し、「後遺症」を残さないことです。「後遺症が残ったらどうしよう…」という不安は、多くの方が抱える切実な悩みです。

横須賀市で交通事故の治療をしている方へ。この記事では、後遺症を防ぐために、治療期間中にあなたができる3つの重要なポイントを専門家が解説します。

この記事の要点

  • 後遺症を防ぐ鍵は、事故後できるだけ早く、専門的な治療を集中的に開始すること。
  • 痛みの緩和だけでなく、事故の衝撃で生じた「体の歪み」を整える根本改善が不可欠。
  • 「痛みが軽くなった=治った」ではない。自己判断で治療を中断しないことが最も重要。
  • 後遺症が残ると、将来の生活の質(QOL)を大きく下げる原因になる。

後遺症を防ぐための3つの重要ポイント

後遺症を残さないためには、治療を受ける患者様ご自身の意識も非常に重要になります。以下の3つのポイントを心に留めておいてください。

1. 早期に集中した治療を開始する

事故後、特に最初の1〜3ヶ月は、傷ついた組織が回復に向かうための「ゴールデンタイム」です。この時期に適切な治療を集中的に行うことで、炎症を早期に抑え、組織が正しく修復されるのを助けます。痛みが軽いからと放置せず、できるだけ早く専門家のもとで治療を開始しましょう。

2. 痛みの除去と根本改善を並行して行う

痛み止めの薬や湿布、表面的なマッサージは、一時的に症状を和らげる「対症療法」です。もちろん痛みを取ることは大切ですが、それだけでは不十分です。交通事故の衝撃は、背骨や骨盤といった体の土台を歪ませます。この歪みを放置すると、常に筋肉や神経に負担がかかり続け、後遺症の根本原因となります。痛みの除去と並行して、必ず体の歪みを整える根本改善を行いましょう。

3. 自己判断で治療を中断しない

これが最も重要です。痛みのピークが過ぎると、「もう大丈夫だろう」と自己判断で通院をやめてしまう方がいます。しかし、痛みが消えても、深層部の組織はまだ完全に修復されておらず、体のバランスも不安定なままです。この状態で治療を終えることが、数ヶ月後、数年後に原因不明の頭痛やしびれ、天候による不調といった後遺症が現れる最大の原因です。保険会社から連絡があっても、必ず専門家と相談し、体が本当に安定するまで治療を続けましょう。


まとめ

交通事故の後遺症は、事故直後からの正しい行動で防ぐことができます。「早期集中治療」「根本改善」「治療を最後までやり遂げること」。この3つを実践することが、あなたの未来の健康を守ります。当院では、患者様が後遺症の不安なく、安心して元の生活に戻れるよう、全力でサポートいたします。交通事故治療に関する全体像は、総まとめ記事をご覧ください。

交通事故後の痛みと保険のご相談は当院へ

専門家があなたの症状と状況に合わせた最適なプランをご提案します。

後遺症の予防についてよくあるご質問(FAQ)

「症状固定」とは何ですか?

「これ以上治療を続けても、症状の大幅な改善が見込めない状態」を指す医学的・法律的な用語です。この段階で残った症状が「後遺症(後遺障害)」となります。私たちは、安易な症状固定とならないよう、改善の可能性がある限り施術を続けます。

軽い事故でも後遺症は残りますか?

はい、残る可能性は十分にあります。車のへこみが小さくても、乗っている人間が受ける衝撃は別問題です。軽い事故だと思って油断して治療をおろそかにした結果、かえって症状が長引いてしまうケースは少なくありません。

後遺症を防ぐために、自分でもできることはありますか?

はい。専門家による施術と並行して、日常生活での姿勢に気をつけたり、指示された安全なセルフケアを行ったりすることが非常に重要です。また、体を冷やさず、十分な睡眠をとることも治癒力を高める上で役立ちます。

執筆者情報

鍼灸整骨院ひまわり
代表施術者 堀江茂樹

株式会社ライフプラス代表取締役
一般社団法人スポーツ ウェルビーイング推進協会代表理事

【免許・資格】

  • JSBM会員
  • 機能訓練指導員認定柔道整骨師
  • 柔道整復師
  • はり師
  • きゅう師
  • 柔道整骨師臨床実習指導者
  • あん摩マッサージ師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者