事故後の頭痛と肩こりの整え方
2025年11月21日
事故後の頭痛と肩こりの整え方
要点
- 首と肩のこわばりが、緊張型頭痛や後頭部の重さにつながりやすいです。
- 初期は無理なストレッチを避け、短時間の冷却とやさしい可動から始めます。
- 受診を急ぐ赤旗サインを知り、迷ったら早めに医療機関へ相談します。
事故後は、筋肉の緊張や姿勢の変化から、頭痛や肩こりが強まりやすくなります。ここでは、初期対応と日常で整えるコツ、通院の進め方をやさしくまとめました。
起こりやすい症状と背景
- 後頭部からこめかみの重さや締め付け感。
- 首の動かしにくさ、肩甲帯の張り、同じ姿勢で増える痛み。
- 目の疲れや集中しづらさ。まれに腕のしびれ感。
首や肩の筋緊張が続くと、血流や痛みの感じ方が変わり、頭痛を招くことがあります。むち打ち後は、痛みが日により波打つのも特徴です。
初期対応の目安
- 熱感が強い部位は、布で包んだ保冷材で一回十五分ほどの冷却を行います。
- 強い反動をつけた首のストレッチは避け、痛みの出ない範囲で小さく動かします。
- 同じ姿勢は三十分を目安に区切り、体位をこまめに変えます。
姿勢の整え方とやさしい可動
- 座位は骨盤をわずかに立て、胸を楽に保ち、肩がすくまないように座ります。
- 首の可動は、左右回旋・前後・側屈を、痛みが出ない範囲でゆっくり一往復から始めます。
- 肩甲帯は、肩すくめと下ろし、肩回しを小さくゆっくり。反動はつけません。
自宅ケアのコツ
- 温めは、こわばりが中心で熱感が弱いときに短時間で行います。痛みが増すときは中止します。
- 睡眠環境を整え、枕は首の自然なカーブが保てる高さを選びます。
- 画面作業は、目線の高さを調整し、休憩ごとに肩甲帯と首を小さく動かします。
受診と通院の進め方
まず整形外科で、神経学的な異常の有無や画像評価を確認すると安心です。当院では、痛みの緩和と可動の回復、姿勢や生活動作の調整を丁寧にサポートします。併診や転院の情報共有もお手伝いします。
受診を急ぐ赤旗サイン
- 突然の激しい頭痛、発熱や項部硬直、意識がぼんやりする、会話が不自然になる。
- 片側の強いしびれや筋力低下、歩行のふらつきが進む。
- 夜間に増悪する強い痛み、吐き気の増悪、視覚の異常がある。
内部リンク
- むち打ちの症状と施術 症状の特徴と評価の流れ。
- むち打ちの経過と通院のコツ 段階的な回復の目安。
- 事故後の腰痛ケアと復帰計画 姿勢と復帰の考え方。
参考と引用(一次情報)
よくある質問
Q温めたほうがよいですか、冷やしたほうがよいですか。
A熱感や腫れが強いときは短時間の冷却が目安です。こわばりが中心であれば、短時間の温めが合うことがあります。痛みが増すときは中止してください。
Qデスクワークで頭痛が悪化します。どうしたらよいですか。
A目線の高さを上げ、肘が九十度前後で肩がすくまない位置に整えます。三十分ごとに一分の体位変換と、首と肩甲帯の小さな可動を入れてください。
Qいつから運動を再開できますか。
A痛みが落ち着き、日常動作で増悪しないことが目安です。まずはウオーキングや軽い体幹エクササイズから始め、反動のある動きは避けましょう。
