腰痛と膝痛って関係あるの?
2022年12月5日
腰痛と膝痛って関係あるの?|“腰‐骨盤‐股関節‐膝”のつながり
要点
- 腰と膝は骨盤・股関節を介して影響し合います(運動連鎖)。
- 膝痛では大腿四頭筋の筋力・股関節の可動性が重要、腰痛は適切な評価と段階的運動が推奨です。
- まずは姿勢・歩き方・立ち上がり方の見直しと、無理のない活動量アップから。
1. なぜ関係するの?(運動連鎖の視点)
膝は単独では動かず、腰(腰椎)‐骨盤‐股関節‐膝‐足首が連動して動きます。たとえば股関節の硬さや骨盤の傾きが強いと、膝のねじれや過伸展が起こりやすく、逆に膝の可動域制限や痛みがあると、腰が代償して負担が増えることがあります。膝痛のケアでは大腿四頭筋の強化・関節可動域訓練が推奨され、腰痛は病態に応じた評価と運動療法が大切と整理されています。
2. よくあるパターン
- 股関節が固い→膝が頑張る→腰もつらい:股関節外旋・伸展が出にくいと、歩行で膝にねじれが生じやすく、腰にも負担が波及します。
- 膝が伸びにくい→骨盤後傾が強まる:立位で膝が伸び切らないと、骨盤後傾〜腰椎後弯が強まり、腰のこわばりを招くことがあります。腰痛の評価と運動の基本は公的ガイドに整理されています。
- 同じ姿勢が長い:座りっぱなしを減らし、こまめに立ち上がるだけでも負担分散に役立ちます。
3. まずやってみたいセルフケア(痛みの強くない範囲で)
- 太もも前(大腿四頭筋)強化:イスからのゆっくり立ち上がり×5〜10回、痛みが出ない範囲で週3〜。膝痛の運動療法で重要な部位です。
- 股関節ストレッチ:お尻・前もも・内ももを20〜30秒×左右。歩幅が出やすくなり膝のねじれを防ぎます。
- こまめに動く:30〜60分ごとに立ち上がり、数分歩く・足首回し。活動量は今より少し+αから。
朝のこわばりが強い方は、腰痛あれこれ②の「温め→やさしく動かす」も参考になります。
4. 避けたいこと・受診の目安
- 痛みを我慢しての反復スクワットや、急な深いしゃがみ込み。
- 長時間の同一姿勢(デスクワーク・運転など)は小刻みに中断しましょう。
- 受診の目安:安静でも増悪する強い痛み、膝の腫れ・熱感、下肢のしびれ・脱力、発熱、排尿排便異常など。腰痛・膝痛ともに医療機関での評価が推奨です。
関連記事(内部リンク)
- 腰の所作と対策:腰痛あれこれ①(立ち上がり)/②(朝のこわばり)/③(座り姿勢)/④(予防)
- 骨盤・股関節の整え方:骨盤プログラム(骨盤矯正)/骨盤プログラムの流れ
横須賀市の整骨院として
当院では、腰・骨盤・股関節・膝をまとめて評価し、痛みの軽減+再発しにくい身体づくりを目指して施術と運動をご提案します。必要に応じて整形外科での検査もご案内いたします。
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執筆者情報
執筆者:鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江茂樹
株式会社ライフプラス 代表取締役/一般社団法人スポーツ ウェルビーイング推進協会 代表理事
免許・資格:JSBM会員/機能訓練指導員認定柔道整復師/柔道整復師/はり師/きゅう師/柔道整復師臨床実習指導者/あん摩マッサージ師・はり師・きゅう師臨床実習指導者
※本記事は一般情報です。個別の医療判断は主治医・専門家へご相談ください。
