体のサビ対策と老化予防

2022年05月17日

体のサビ対策と老化予防

30秒で要点
  • 活性酸素は必要な働きもありますが、増え過ぎると酸化ストレスとなり不調の一因になります。
  • 喫煙、強い紫外線、睡眠不足、過度の飲酒、極端な激しい運動は酸化ストレスを高めやすいです。
  • 土台は生活習慣です。睡眠、食事、適度な運動、姿勢と呼吸の見直しを整えます。
  • サプリや機器は補助的にとらえ、根拠と安全性を確認しながら活用します。
公開:2022-05-17/最終更新:2025-09-29

体のサビとは

からだのエネルギー産生などの過程で、一部の酸素が反応性の高い物質に変わります。これが活性酸素です。感染防御などの役割がある一方で、増え過ぎると酸化ストレスとなり、細胞を傷つけて不調の一因になります。大切なのは、からだに備わる抗酸化防御とバランスを取ることです。

増え過ぎる要因と、まずできる対策

  • 喫煙や受動喫煙は酸化ストレスと炎症を高めます。可能なら禁煙、難しければまず曝露を減らします。
  • 強い紫外線・大気汚染に長時間さらされる環境では、帽子や日焼け止め、滞在時間の工夫をします。
  • 睡眠不足・不規則な生活は自律神経の乱れを招き、酸化ストレスが高まりやすくなります。
  • 過度の飲酒は肝の酸化ストレスを増やします。量や頻度を見直し、休肝日を作ります。
  • いきなり激しい運動は負担になります。まずは低~中強度で、呼吸と姿勢を整えながら始めます。
受診の目安:しびれや脱力、強い痛みが続く、発熱を伴う、夜間も痛みで眠れない、胸痛や息切れがあるなどは医療機関の評価をおすすめします。当院では必要に応じて紹介状をご用意します。

今日からできる基本ケア

  • 睡眠の質を整えるために、就寝前のスマホ時間を短くし、起床・就寝時刻をなるべく一定に保ちます。
  • 食事のバランスを意識します。野菜や果物、全粒穀物、豆、魚、ナッツ、適量の良質な油を取り入れます。
  • こまめな姿勢リセットと軽い運動を日常に。短時間の歩行や、呼吸に合わせた体幹安定化から始めます。
  • 同一姿勢を減らす工夫をし、仕事中は一時間ごとに立ち上がって背中や股関節を動かします。
当院では、姿勢と呼吸の評価、筋力・柔軟性の確認を行い、無理のない運動やセルフケアをご提案します。気になる方はお気軽にご相談ください。

サプリや機器を使うときの注意点

ビタミンなどの抗酸化サプリは、多ければ多いほど良いわけではありません。種類や量、体調によっては本来の防御機構やシグナルに影響する可能性が指摘されています。まずは睡眠・食事・運動の土台を整え、必要に応じて補助的に検討すると安心です。またリラクゼーション目的の機器類も、断定的な効果表示に注意し、体調に合わせて安全第一で活用します。

よくあるご質問

サプリだけで十分に対策できますか。

まずは睡眠や食事、運動などの生活習慣が土台になります。サプリは補助として検討し、用量や体調に注意して選びます。

運動は何から始めればよいですか。

呼吸に合わせた体幹の安定化と短時間の歩行から始め、無理のない範囲で徐々に時間と強度を上げます。痛みが強い日は休みます。

どのくらいで実感しやすいですか。

個人差はありますが、睡眠や姿勢の見直しと軽い運動を数週間続けると、日中のだるさや動作のしやすさに変化を感じる方がいます。

執筆者・監修情報

執筆:鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江 茂樹

株式会社ライフプラス代表取締役/一般社団法人スポーツ ウェルビーイング推進協会代表理事

【免許・資格】

  • JSBM会員
  • 機能訓練指導員認定柔道整復師
  • 柔道整復師
  • はり師
  • きゅう師
  • 柔道整復師臨床実習指導者
  • あん摩マッサージ師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者

安全性とわかりやすさを大切に、評価・施術・運動指導・復帰設計まで一貫してサポートいたします。必要に応じて提携医療機関への紹介状もご用意します。

最終確認日:2025-09-29

参考文献・一次情報

  1. eJIM「抗酸化物質」ファクトシート(大量摂取の留意点と最新知見)。
  2. WHO「Healthy diet」(食事の基本と非感染性疾患予防)。
  3. Cochrane Review 2012「抗酸化サプリと死亡率」(一部サプリで害の可能性)。
  4. 健康長寿ネット「酸化ストレス」(基礎解説と生活習慣の関連)。

本記事は一般情報であり、個別の診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医療機関へご相談ください。

本記事は患者さま向けの一般的な情報です。個別の診断や治療方針は、症状や経過を踏まえ医療機関とご相談ください。

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