「股関節のあたりが痛いけど、筋肉痛なのか、肉離れなのか、それとも別の何かなのか…」
横須賀市でスポーツに励む方で、そんなはっきりしない痛みに悩んでいませんか?その症状、もしかしたら「グロインペイン症候群」かもしれません。
この記事では、グロインペイン症候群の典型的な症状と、ご自身でできる簡単なセルフチェック方法を解説します。まずはあなたの痛みの正体を探ってみましょう。
この記事の要点
- グロインペインの痛みは、下腹部、股関節、内ももなど広範囲に及ぶのが特徴。
- ボールを蹴る、起き上がる、脚を閉じる、といった特定の動きで痛みが出る。
- 簡単なセルフチェックで、グロインペインの可能性をある程度判断できる。
- ただし、似た症状の別の疾患もあるため、最終的には専門家による診断が不可欠。
グロインペイン症候群の典型的な症状
グロインペイン症候群は、一つの場所が痛むというより、以下のエリアにまたがって痛みや不快感が出ることが多いです。
- 下腹部(腹筋の下の方)
- 足の付け根(鼠径部)
- 内もも(内転筋)
- 時に、睾丸の奥の方
初期はプレー後の違和感程度ですが、悪化するとプレー中にも鋭い痛みが走り、最終的には日常生活にも支障をきたします。
自宅でできる3つのセルフチェック方法
以下の3つのテストで痛みが出る場合、グロインペイン症候群の可能性が高まります。痛みが出ないか、ゆっくりと試してみてください。
1. シットアップテスト(起き上がり動作)
仰向けに寝て、膝を立てた状態から、ゆっくりと上体を起こします。この時に下腹部や足の付け根に痛みが出る場合は陽性です。
2. スクイズテスト(内転筋の抵抗運動)
仰向けに寝て、両膝を曲げます。両膝の間に握りこぶしやボールなどを挟み、内側にグッと力を入れて挟み込みます。この時に内ももや付け根に痛みが出る場合は陽性です。
3. 圧痛の確認(押して痛む場所を探す)
痛む側の足の付け根にある「恥骨」という骨の周りを、指で優しく押してみます。下腹部の筋肉が付着する場所や、内ももの筋肉が付着する場所を押して、強い痛みを感じる場合は陽性です。
注意!似ている症状を持つ他の疾患
股関節周辺の痛みは、グロインペイン以外にも様々な原因が考えられます。他の疾患との違いを知っておくことも大切です。
- 鼠径ヘルニア(脱腸):足の付け根に柔らかい膨らみがあり、押すと引っ込むのが特徴です。詳しくは日本医師会の解説も参考になります。
- 股関節自体の問題:股関節の軟骨や骨に問題がある場合もあります。
セルフチェックで陽性だったり、これらの疾患との区別がつかなかったりする場合は、自己判断せずに専門家にご相談ください。
まとめ
今回のセルフチェックで2つ以上当てはまる場合、グロインペイン症候群を発症している可能性が考えられます。この疾患は、体の使い方や筋力バランスが根本的な原因となっているため、放置しても自然に治りにくいのが特徴です。痛みを我慢せず、早期に適切な対処を始めましょう。グロインペインに関する全体像は、総まとめ記事で詳しく解説しています。
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症状についてよくあるご質問(FAQ)
痛みがあるのは片足だけですが、グロインペインですか?
はい、ほとんどの場合、片側に症状が出ます。サッカーなどでは、軸足と蹴り足のどちらにも発症する可能性がありますが、多くはどちらか一方の足に痛みを感じます。
病院でレントゲンを撮りましたが「異常なし」と言われました。それでも痛いのですが…
グロインペイン症候群は、骨の異常ではなく、筋肉や腱、関節の機能的な問題なので、レントゲンには映りません。そのため「異常なし」と診断されることがよくあります。レントゲンで異常がなくても痛みがある場合、まさにグロインペインの可能性が高いと言えます。
セルフチェックで陰性でしたが、痛みはあります。診てもらった方が良いですか?
はい、ぜひご相談ください。セルフチェックはあくまで簡易的なものです。陰性であっても、スポーツ動作で痛みが出るのであれば、初期段階であるか、あるいは別の原因が隠れている可能性もあります。痛みが軽いうちに対処することが、早期回復の鍵です。

鍼灸整骨院ひまわり