グロインペインとサッカー|原因を解説

2025年10月1日

横須賀市でサッカー中のグロインペイン原因を解説する記事のアイキャッチ画像

横須賀市サッカーグロインペイン

横須賀市でサッカー選手に多いグロインペインの原因をキックと方向転換から説明するヒーロー画像

サッカーで起こるグロインペインの原因は、キックや切り返しそのものだけではなく、体幹、骨盤、股関節、軸足、足元の使い方の中で負担が一部に集まり続けることにあります。

「インサイドキックの瞬間に股関節の付け根が痛い」「強く振り抜いたあとに下腹部や内ももが気になる」「ダッシュと方向転換を繰り返すと鼠径部がつらい」。横須賀市でサッカーに打ち込む選手の中には、このような悩みを抱えながらプレーを続けている方が少なくありません。

グロインペインは、ただの筋肉の張りとして片づけられやすい一方で、我慢して続けるほど長引きやすい特徴があります。特にサッカーでは、蹴る、止まる、切り返す、片脚で支えるという動きが多く、股関節まわりに繰り返し大きな負担がかかります。

この記事では、鍼灸整骨院ひまわりが、なぜサッカー選手にグロインペインが起こりやすいのかを、キック動作、方向転換、軸足、成長期、人工芝、体幹と股関節の関係まで含めて、やさしく分かりやすく解説します。表面の痛みだけでなく、なぜそこに負担が集まるのかまで整理し、再発を防ぐための考え方につなげていきます。

要点30秒でわかる

この記事の要点

  • サッカーのグロインペインは、キックと方向転換の繰り返しで、鼠径部、内もも、下腹部、股関節前面に負担が集まりやすくなることで起こります。
  • 原因は筋力不足だけではなく、体幹と骨盤の安定不足、股関節の使いにくさ、軸足のぐらつき、足元の不安定さなどが重なることがあります。
  • 蹴り足だけでなく、体を支える軸足側にも負担が出るため、痛む側だけを見ても十分でないことがあります。
  • 中学生、高校生では、成長や練習量の変化によって、体の使い方と負荷のバランスが崩れやすくなります。
  • 改善と再発予防には、痛みの軽減に加えて、体幹、骨盤、股関節、足元まで含めた見立てと段階的な戻し方が大切です。

目次

サッカーで起こるグロインペインとは

グロインペインは、股関節の付け根、鼠径部、内もも、恥骨まわり、下腹部とのつなぎ目などに出る痛みの総称として使われることが多い言葉です。サッカーでは、ボールを蹴る動きだけでなく、スプリント、急停止、カットイン、守備での切り返し、片脚での踏ん張りが何度も繰り返されるため、この周辺に負担が集まりやすくなります。

特徴的なのは、最初から強い痛みになるとは限らないことです。はじめは、練習後だけ少し気になる、強く蹴った時だけ違和感がある、アップ後は軽くなる、といった形で始まることもあります。しかし、そのまま続けると、インサイドキック、インステップ、ロングキック、シュート、方向転換など、プレーの大事な場面で痛みがはっきりしてきます。

また、同じグロインペインでも、主に負担がかかっている場所は人によって違います。内転筋寄りの人もいれば、股関節前面や下腹部とのつながりに反応が出やすい人もいます。そのため、ただ「股関節が硬いから」「筋肉が弱いから」と1つに決めつけるのではなく、サッカーのどの動作で、どこに、どう負担が集まるかを丁寧に見ていくことが重要です。

なぜサッカー選手に起こりやすいのか

サッカーは、片脚で体を支えながら、もう片方の脚で大きな力を出す場面がとても多い競技です。蹴る時はもちろん、トラップ後の切り返し、相手をかわす一歩目、守備の寄せ、急停止からの再加速でも、骨盤と股関節まわりに大きな負荷がかかります。

ここで大切なのは、脚の力そのものより、その力を体のどこで受け止めているかです。体幹と骨盤が安定していれば、キックの力や方向転換の衝撃を全身で受け流しやすくなります。しかし、体の中心が不安定なまま脚だけで頑張る形になると、内ももや下腹部、股関節前面の一部が必要以上に働いてしまい、同じ場所へストレスが蓄積しやすくなります。

つまり、サッカーでグロインペインが起こりやすいのは、サッカーという競技が悪いのではなく、競技特有の強い動きと、今の体の支え方や使い方の間に差が生まれた時に、股関節まわりが無理を引き受けてしまうからです。

原因1 キック動作の負担

キック動作では、蹴り足の振り出しだけでなく、軸足で体を支えること、骨盤が安定していること、上半身が流れすぎないことが大切です。しかし、体幹が不安定なまま脚だけで振り抜こうとすると、内ももや下腹部、恥骨周辺のつながりに強い牽引力がかかりやすくなります。

インサイドキックでは、股関節を開きながらコントロールする力が必要です。インステップでは、振り抜きの強さに加え、骨盤と体幹の連動が必要になります。どちらも、蹴り足だけの問題ではなく、軸足側がどれだけ安定しているかが大きく関わります。軸足で支えきれないと、蹴り足側も余計な力みが出やすくなり、結果としてグロインペインにつながることがあります。

また、フォームが少し崩れていても、その場では蹴れてしまうことがあります。そのため、本人は「蹴れているから大丈夫」と思いやすいのですが、実際には毎回少しずつ負担をためていることがあります。痛みが出始めたら、単に筋肉をほぐすだけでなく、蹴る時の支え方や振り抜き方も含めて見直すことが大切です。

原因2 方向転換とダッシュの負担

サッカーでは、ボールを持っていなくても方向転換の連続です。守備で寄せる時、相手を追う時、トラップのあとに向きを変える時、裏へ抜ける一歩目など、常に止まる、ねじる、切り返すという負荷がかかっています。こうした動きでは、股関節まわりと体幹の連携がとても重要です。

特に、急停止からの切り返しでは、内ももと骨盤まわりが大きく頑張ります。体幹が遅れてついてくる形になると、脚で無理に止める形になり、鼠径部周辺への負担が強くなります。スプリントでも同じで、加速時に骨盤が前へ流れすぎたり、股関節前面ばかり使う走り方になると、下腹部や内転筋とのつながりにストレスが残りやすくなります。

サッカーのグロインペインは、キックの痛みとして自覚していても、実は切り返しやダッシュの積み重ねが背景にあることも少なくありません。練習メニューの中で、どの場面で違和感が強くなるかを細かく見ることが、原因の見極めにつながります。

原因3 軸足と体幹の安定不足

グロインペインというと蹴り足側だけをイメージしやすいのですが、サッカーでは軸足側にも大きな負担がかかります。蹴る瞬間、切り返す瞬間、相手に当たりながらプレーする瞬間には、軸足で体を支え、骨盤を安定させる力が必要です。

もし軸足側が不安定だと、ぐらつきを止めるために内ももや股関節前面が過剰に働きます。その状態でキックや切り返しが重なると、恥骨周辺や鼠径部にストレスが集まりやすくなります。実際には、利き足より軸足側の痛みや違和感を訴える選手もいますし、両側に不安が出ることもあります。

また、体幹が弱いというより、使うタイミングが合っていない選手もいます。筋力の量だけでなく、走る、止まる、蹴る瞬間に、体の中心が支えられているかが大切です。その意味で、体幹と股関節は別々ではなく、同時に見ていく必要があります。必要に応じて、楽トレのように支えを意識しやすい方法を組み合わせる考え方も役立つことがあります。

成長期の選手に多い理由

中学生、高校生のサッカー選手では、グロインペインが起こりやすい時期があります。その理由の1つは、身長や体格が変わる一方で、筋力、柔軟性、動きのコントロールがまだ追いついていないことがあるためです。急に背が伸びたあとに、内ももや股関節前側が張りやすくなったり、以前と同じ感覚でプレーしているのに体が重く感じたりすることがあります。

さらに、部活やクラブでの練習量が増えやすい年代でもあります。試合、練習、走り込み、対人練習、筋トレなどが重なると、回復が追いつかないまま負担が蓄積しやすくなります。成長期は単純に筋力不足と決めつけるのではなく、体の変化とプレー強度のズレがないかを見ることが大切です。

この時期は、痛みがあっても我慢してしまいやすいことも問題です。レギュラー争い、試合前、進路の不安などから、相談が遅れることがあります。しかし、違和感のうちに整理できた方が、長期離脱を避けやすくなります。

人工芝や練習環境との関係

人工芝のグラウンドは、プレー環境として安定している一方で、足が引っかかる感覚や、地面からの反力の受け方が天然芝と違うと感じる選手もいます。その違いが、方向転換や急停止の時の股関節まわりの負担に影響することがあります。

もちろん、人工芝だけが原因とは言えません。しかし、もともと股関節や骨盤、足元のコントロールに余裕がない状態で、硬さや引っかかりを感じやすい環境が続くと、グロインペインのきっかけになる可能性はあります。スパイクとの相性、練習量、グラウンドの硬さ、疲労の抜けにくさなど、複数の条件が重なって起こることが多いです。

足元の影響が強そうな場合には、メディカルインソールの視点を含めて、土台から見直すことが役立つことがあります。股関節だけでなく、足からの連動まで見ていくことが、再発予防につながりやすいからです。

見逃したくない初期サイン

サッカー選手のグロインペインは、最初は小さなサインから始まることがあります。たとえば、ロングキックでだけ痛い、インサイドで強く出すと気になる、アップ後は軽くなる、試合翌日に内ももがつっぱる、スプリントの1本目だけ変な感じがする、といった変化です。

こうした段階では、まだプレーができてしまうため、無理を続けやすいのですが、ここで無視すると慢性化しやすくなります。特に、蹴る時よりも切り返しで痛い、軸足側の不安定感がある、下腹部まで違和感が広がる、片脚で踏ん張ると怖い、といった変化が出てきたら、早めに状態を整理した方が安心です。

「痛いけれどプレーできる」は、安全のサインではありません。サッカーでは、痛みをかばったままでも動けてしまうことがあり、その分だけ別の場所まで負担が広がることがあります。

鍼灸整骨院ひまわりの見立て

鍼灸整骨院ひまわりでは、サッカーのグロインペインを、単に股関節の付け根が痛い状態としては見ません。まず確認するのは、どのプレーで痛いのかです。インサイドキックなのか、インステップなのか、切り返しなのか、ダッシュなのか、トラップ後の一歩目なのか。サッカーでは、似ている痛みでも負担のかかり方が違うため、ここを細かく見ることが大切です。

次に、内転筋、股関節前面、下腹部とのつながり、骨盤の傾き、体幹の安定、片脚支持、足元の使い方まで見ていきます。痛い場所に反応が出ていても、原因は別の場所にあることが多いためです。必要に応じて、ひまわり式ハイボルテージ施術で痛みの強い部位へのアプローチを行いながら、体の中心と股関節の連動を整えていきます。

また、骨盤や体幹の土台を見直したい場合には、トムソン骨格矯正プログラムの考え方も含めて、姿勢や使い方を整理します。サッカー復帰では、痛みが軽くなることだけでなく、再び蹴る、走る、切り返すに耐えられる体に戻していくことが大切です。

再発予防の考え方

再発予防では、痛みが減ったら終わりではありません。サッカーでは、股関節まわりを柔らかくするだけでも、体幹だけ鍛えるだけでも足りないことがあります。必要なのは、柔軟性、安定性、片脚で支える力、フォーム、練習量の調整をまとめて考えることです。

股関節のつっぱりが強い方は、グロインペイン症候群のページも参考にしながら、今どの段階にいるかを整理してください。競技全体の見方としては、スポーツ障害改善プログラム、股関節や下肢全体の流れとしては膝・足ケアサポートプログラムも役立ちます。

初めて相談する方は、初めての方へをご覧いただくと流れが分かりやすく、費用の目安は料金表で確認できます。再発を防ぎたいなら、自己判断だけでがんばりすぎず、今の体に合った戻し方を知ることが大切です。

横須賀市でサッカーによる股関節の痛みに悩む方へ

サッカーのグロインペインは、キックのしすぎだけでは説明できません。蹴り足、軸足、体幹、骨盤、股関節、足元、練習環境まで、複数の要素が積み重なって起こることが多い症状です。だからこそ、痛みだけを見るのではなく、なぜその動きで負担が集まるのかを見ていくことが大切です。

横須賀市でサッカーを続けながら、股関節の付け根や下腹部、内ももの違和感に悩んでいる方は、我慢を重ねる前に一度ご相談ください。鍼灸整骨院ひまわりでは、痛みの部位だけでなく、プレー動作と体の使い方をあわせて見ながら、再発しにくい戻し方をご提案しています。

施術実績見出し

累計実績バッジ

ご予約、ご相談

長引く股関節の付け根の痛み、キック時の違和感、切り返しでの不安がある方は、お気軽にご相談ください。今どの動きで負担が集まっているか、どこから整えるべきかを一緒に整理していきます。

鍼灸整骨院ひまわり北久里浜院

電話 046-854-7352

住所 神奈川県横須賀市根岸町3丁目1−6 125

アクセスはこちら

鍼灸整骨院ひまわり北久里浜院の電話予約

鍼灸整骨院ひまわり北久里浜院のLINE予約

鍼灸整骨院ひまわり衣笠院

電話 0120-207-577

住所 神奈川県横須賀市衣笠栄町1丁目70

アクセスはこちら

鍼灸整骨院ひまわり衣笠院の電話予約

鍼灸整骨院ひまわり衣笠院のLINE予約


執筆者情報

鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江茂樹

鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江茂樹
株式会社ライフプラス 代表取締役
一般社団法人スポーツ&ウェルビーイング推進協会 代表理事

一般社団法人スポーツ&ウェルビーイング推進協会

JSBM会員、機能訓練指導員認定柔道整復師、柔道整復師、はり師、きゅう師、柔道整復師臨床実習指導者、あん摩マッサージ師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者

よくある質問

サッカーでは利き足と軸足のどちらにグロインペインが出やすいですか。
蹴り足側に出ることもあれば、体を支える軸足側に出ることもあります。キックの振り抜きで負担が出る場合と、片脚で支える不安定さが続いて軸足側に負担が集まる場合があるため、痛む側だけで決めつけずに見ることが大切です。
キックのしすぎだけが原因ですか。
キックは大きな要因ですが、それだけではありません。切り返し、ダッシュ、急停止、片脚支持、体幹の安定不足、股関節の使いにくさ、練習量の増え方などが重なって起こることが多いです。
人工芝はグロインペインに関係しますか。
人工芝だけが原因とは言えませんが、地面の硬さや足の引っかかり方の違いが、切り返しや急停止の負担に影響することはあります。もともとの体の使い方や足元の安定が十分でないと、症状のきっかけになる可能性があります。
中学生や高校生に多いのはなぜですか。
成長期は、体格の変化に対して筋力や柔軟性、動きのコントロールが追いつかないことがあります。さらに部活やクラブで練習量が増えやすいため、股関節まわりに負担がたまりやすくなります。
少し痛いだけならプレーを続けても大丈夫ですか。
少しの違和感でも、キック、切り返し、ダッシュで繰り返し出るなら注意が必要です。サッカーでは動けてしまう分だけ無理を重ねやすく、かばう動きから別の場所まで負担が広がることがあります。早めに状態を整理した方が安心です。

関連記事