病院受診の目安

2025年09月29日

CM受診の目安と検査

要点(30秒でわかる)

  • 2〜3週間で良くならない、夜にうずく、物を落とすなどの不安定感があれば受診の目安です。
  • 評価は問診・触診・動作確認が基本です。必要に応じて医療機関で画像検査をご提案します。
  • 日常は装具・テープ・動作工夫を組み合わせ、量と時間を調整します。
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親指付け根の痛みが続くと、どのタイミングで受診すべきか迷いますよね。ここでは受診の目安と検査の流れをやさしく整理します。全体像はCM関節炎の基礎と進行度をご参照ください。

受診を考えるサイン

  • 2〜3週間セルフケアを続けても改善が乏しいとき。
  • 瓶のフタ開けなどで痛みが強く、日常動作に支障が出ているとき。
  • 夜にうずいて目が覚める、朝のこわばりが続くとき。参考:夜間痛の原因と対策
  • 物を落としやすい、力が入りづらいなどの不安定感が強いとき。
  • 腫れや熱感が続く、見た目の変化が心配なとき。

来院時の評価の流れ

  1. 問診:痛みの場所、出やすい動作、家事やお仕事の内容、過去のけがを伺います。
  2. 触診・動作評価:つまむ・握る・ねじるなどの動作で変化を確認します。必要に応じてテープの試用で反応をみます。貼り方はCM関節テーピング術をご参照ください。
  3. ケア計画:装具やサポーターの選択、量と時間の調整、家事の置き換えを決めます。装具の考え方は装具の選び方、比較はサポーター比較が参考になります。

画像検査を検討する場面

  • 症状が強いのに所見が乏しい、または経過が長引くとき。
  • はっきりした外傷歴がある、変形が疑われるとき。
  • 保存的ケアを数週間続けても日常に戻れないとき。

必要に応じて近隣の医療機関へ紹介状をお出しします。結果を踏まえ、保存療法の継続や装具・運動の微調整を行います。自宅での運動は自宅でできる運動をご覧ください。

日常でできる工夫

  • 作業は小分けにし、握るより面で支える持ち方に置き換えます。具体例は家事で悪化しない工夫へ。
  • 不安な場面だけ装具やテープを短時間使います。貼りっぱなしは避けます。注意点はテーピング注意点をご確認ください。
  • 似た症状の見分けも役立ちます。親指側の鋭い痛みはドケルバン病、しびれ主体は手根管症候群の確認をおすすめします。

よくある質問

まずは何科を受診すれば良いですか。

手の症状に詳しい整形外科が一般的です。当院では柔道整復師と鍼灸師が評価し、必要に応じて近隣医療機関へ紹介状をお出しします。

画像検査は必ず必要ですか。

いつも必要というわけではありません。問診と触診、動作評価で方向が決まることが多いです。長引く場合や所見が乏しい場合に検討します。

受診までにできることはありますか。

作業を小分けにし、装具やテープを短時間だけ使います。実践のコツは家事で悪化しない工夫自宅でできる運動をご参照ください。

執筆者:鍼灸整骨院ひまわり

代表施術者 堀江 茂樹(株式会社ライフプラス 代表取締役/一般社団法人スポーツ ウェルビーイング推進協会 代表理事)


免許・資格

  • JSBM会員
  • 機能訓練指導員認定柔道整復師
  • 柔道整復師
  • はり師
  • きゅう師
  • 柔道整復師臨床実習指導者
  • あん摩マッサージ師・はり師・きゅう師 臨床実習指導者

横須賀市 北久里浜院 046−854−7352/衣笠院 0120−207−577

参考情報

  1. 日本整形外科学会:母指CM関節症の解説
  2. 日本手外科学会:母指CM関節症(患者さん向け)
  3. AAOS:Arthritis of the Thumb

※本記事は一般的な情報提供を目的としております。個別の判断は主治医の指示に従ってください。

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