事故後の検査と画像の目安
2025年11月22日
事故後の検査と画像の目安
要点
- 強い痛みや神経症状などの赤旗サインがある場合は、早期に医療機関で画像評価を受けます。
- レントゲンは骨折の有無、MRIは神経や軟部組織、CTは詳細な骨の評価に向いています。
- 検査は「必要なときに、必要な部位を、必要なタイミングで」。記録を整えると説明がスムーズです。
事故直後は不安が大きく、画像検査を受けたほうがよいか迷いやすいものです。本記事では、受診を急ぐ目安と各検査の特徴、整形外科と当院の併診の進め方をやさしく整理します。
受診を急ぐ赤旗サイン
- 突然の激しい頭痛や意識のぼんやり、会話の不自然さ、けいれん。
- 片側の強いしびれや筋力低下、歩行のふらつきが進む、排尿・排便の異常。
- 持続する発熱や夜間痛、体重減少を伴う強い痛み、転倒直後からの強い局所痛。
上記に当てはまるときは、迷わず医療機関で評価をご相談ください。
主な画像検査と目的
- レントゲン(X線) 骨折や脱臼の評価に適します。素早く広く確認できます。
- CT 骨折の詳細や出血の有無など、レントゲンで不十分なときに有用です。
- MRI 神経や椎間板や靱帯などの軟部組織の評価に向いています。しびれや神経症状が続くときに検討されます。
むち打ちや腰痛での考え方
- むち打ちでは、初期に強い神経所見がなければ画像所見が乏しいこともあります。症状の推移と機能の回復をみながら必要に応じて検討します。
- 腰痛では、骨折が疑われる外傷歴や神経症状が強い場合を除き、まずは問診・診察の結果と経過で方針を決めることが一般的です。
整形外科と当院の併診フロー
- 整形外科で診察 症状の部位と性質を確認し、必要に応じて画像検査を実施します。
- 当院で施術と生活動作の調整 痛みの緩和と可動の回復、姿勢や日常動作の整えを進めます。
- 情報共有 画像結果や経過を踏まえて、併診の頻度とゴールをすり合わせます。
説明がスムーズになる記録のコツ
- 症状の出た日、部位、強さ、増悪・寛解要因を簡単にメモします。
- 通院日・施術内容・薬の種類と効果を時系列で並べます。
- 仕事や運転や家事など、困る動作を具体的に挙げておきます。
内部リンク
- むち打ちの経過と通院のコツ 症状の波と進め方を整理。
- 事故後の腰痛ケアと復帰計画 段階的な回復と赤旗の再確認。
- 任意保険の使い分けと併診の進め方 連絡の順番と必要書類。
参考と引用(一次情報)
よくある質問
QMRIはいつ受けたほうがよいですか。
A強いしびれや筋力低下など神経症状が続く場合や、骨折が疑わしいのにレントゲンで不十分な場合に検討されます。適応は医師の診察で判断されます。
Q画像が正常でも痛いのはなぜですか。
Aむち打ちや筋膜性の痛みでは、画像で異常が少ないことがあります。症状の経過と機能の回復を重視し、生活動作の整えと施術を進めます。
Q検査を受ける前に準備しておくことはありますか。
A症状の部位と強さ、増悪・寛解要因、困る動作、服薬歴などを簡単にメモしておくと、診察がスムーズになります。
