腰痛体操
2022年12月7日
最終更新日:2026年2月18日
腰がつらい時、体操は回復の近道になる一方で、やり方を間違えると炎症が強くなり、長引く原因にもなります。この記事では、横須賀市の鍼灸整骨院ひまわりが現場でよく見る腰痛のパターンを踏まえて「先に安全チェック」「3分でできる基本3種目」「ぎっくり腰の初期の過ごし方」をまとめます。


先に安全チェック
腰痛体操は「今の状態でやって良い動き」だけを選ぶのが大切です。次の項目に当てはまる場合は、体操より先に検査や受診を優先してください。
- じっとしていても強い痛みが続く
- 痛みが日に日に悪化していく
- 強いしびれがある、力が入りにくい
- 転倒や強い衝撃の後から痛い
- 発熱や体調不良を伴う
不安がある時は、自己判断で進めずにご相談ください。目安の考え方は日本整形外科学会の解説も参考になります。腰痛|日本整形外科学会

3分でできる腰痛体操3つ
ここで紹介するのは、骨盤、背骨、股関節を整えやすい基本の3種目です。ポイントは「痛みを増やさない範囲」「小さく丁寧に」「呼吸を止めない」です。
1 骨盤ゆらし(骨盤の前後運動)
- 椅子に浅く座り、背筋を伸ばします
- 骨盤を少し前に倒す、少し後ろに倒すをゆっくり繰り返します
- 回数は10回を目安に、痛みが出る角度は避けます
朝起きた直後や、座り続けて腰が重だるくなる方の準備運動として向いています。
2 四つ這い丸め反らし
- 四つ這いになり、手は肩の下、膝は股関節の下に置きます
- 背中をゆっくり丸める、戻すを10回
- 反らす動きで痛みが出る方は、反らし過ぎず小さく行います
反ると痛いのか、前屈で痛いのかを見分けるきっかけにもなります。無理に大きく動かさないのがコツです。
3 お尻ブリッジ
- 仰向けで膝を立て、足は腰幅にします
- お尻に力を入れて、腰ではなくお尻で持ち上げる意識で少しだけ上げます
- 回数は5回から。腰に痛みが出る時は中止します
腰を支える土台は骨盤と体幹です。お尻の筋肉が使えると、腰への集中負担が減りやすくなります。

ぎっくり腰の初期にやってはいけないこと
ぎっくり腰のような急性期は、炎症を深くしないことが予後に影響します。強い痛みがある時に、自己流で強く伸ばす、強く揉む、勢いをつけてひねるのは避けてください。最初の段階は、痛みを増やさない姿勢と経過観察が大切です。
寝方のコツ
- 横向きで丸くなり、膝と膝の間にクッションを挟む
- 布団は床を感じない厚さにする
- ベッドのへこみが強い時は向きを変える、タオルで調整する
座り方と運転のコツ
- 柔らかいソファーや低い椅子は避け、骨盤を立てやすい椅子にする
- 運転は背もたれを倒し過ぎず、腰に当て物を入れて骨盤を立てる
- 長時間になりそうな時は、途中で一度降りて立ち上がる
体操だけで終わらせない根本改善の考え方
腰痛は、筋肉、関節、神経、筋膜など複数の要素が重なって起こります。鍼灸整骨院ひまわりでは、いつ、どこで、どのように痛めたかを確認し、痛みの質と動作の角度、歩行痛の有無まで見ながら原因を切り分けていきます。
- 痛みの場所と反応を見極める施術として ひまわり式ハイボルテージ施術
- 仙腸関節痛や傾きの調整に トムソン骨格矯正プログラム
- 骨盤の土台づくりに 骨盤矯正プログラム
- 腸腰筋や腹横筋など体幹を支える力づくりに 楽トレ
- 必要に応じて 鍼灸施術 も組み合わせます
腰痛根本改善プログラムの全体像は、こちらで整理しています。腰痛根本改善プログラム
今回の記事は「ぎっくり腰」カテゴリの記事です。急性期の考え方も合わせてご確認ください。ぎっくり腰
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書籍で深掘り
腰痛の整理と通院の考え方を、1冊にまとめています。慢性的な重だるさから急な痛みまで、現場で多いケースを分かりやすく分類して解説しています。

ご予約とご相談
腰痛は、最初の見極めと初期の経過観察で流れが変わります。つらい時は我慢せず、早めにご相談ください。
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執筆者情報

鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江茂樹
痛みの先に、人生そのものを見つめる。それが、私たちの原点です。若い頃の交通事故経験をきっかけに、身体だけでなく不安や手続きの悩みにも寄り添う交通事故対応を続けてきました。
株式会社ライフプラス 代表取締役。一般社団法人スポーツ&ウェルビーイング推進協会 代表理事として、地域のウェルビーイング活動にも取り組んでいます。
免許・資格
- JSBM会員
- 機能訓練指導員認定柔道整復師
- 柔道整復師
- はり師
- きゅう師
- 柔道整復師臨床実習指導者
- あん摩マッサージ師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者
よくある質問
- 腰痛体操は毎日やった方が良いですか
- 痛みが増えない範囲なら毎日でも問題ありません。まずは3分の基本3種目を少量から始め、翌日に痛みが強くなるなら回数を減らすか中止してください。
- ぎっくり腰の直後でも体操して良いですか
- 強い痛みがある直後は無理に動かさないのが基本です。安全チェックに当てはまらない場合でも、小さく痛みが出ない範囲での体操にとどめ、悪化するなら中止してください。
- 病院で異常なしと言われましたが体操で治りますか
- レントゲンで骨に異常がない場合でも、筋肉や筋膜、関節の負担で痛むことがあります。体操が合う場合もありますが、しびれや力の入りにくさがある時は検査を優先してください。
- 体操で痛みが増えたらどうすれば良いですか
- その動きは今の状態に合っていない可能性があります。中止して、痛みの出方や角度を整理し、必要ならご相談ください。
- 体操だけで良くならない時は何をすれば良いですか
- 痛みの発生源を見極めたうえで、ハイボルテージ、トムソン骨格矯正、楽トレなどを組み合わせると改善の道筋が立ちやすくなります。状態によっては整形外科の検査も一緒に進めます。
