交通事故によるむちうちになってしまった時、体の痛みと共に「この症状は、一体いつまで続くのだろうか?」という不安は非常に大きいものです。仕事や家庭生活への影響を考えると、回復までの見通しを知りたいと思うのは当然のことです。

横須賀市でむちうち治療をされている方へ。この記事では、一般的なむちうちの治療期間の目安を、回復の3つのフェーズに分けて専門家が解説します。

この記事の要点

  • 一般的なむちうちの治療期間は、およそ3ヶ月〜6ヶ月が目安。
  • 回復過程は、痛みが最も強い「急性期」、組織が修復される「回復期」、再発を防ぐ「安定期」に分けられる。
  • 事故直後の正しい対処と、早期からの適切な施術が、回復期間を短縮する鍵。
  • 「痛みが消えた=治った」ではない。後遺症を防ぐためには、安定期のリハビリが非常に重要。

一般的な治療期間は「3ヶ月」が一つの目安

むちうちの治療期間は、事故の規模や症状の重さ、年齢などによって大きく異なりますが、一般的には「3ヶ月」が一つの目安とされています。これは、損傷した首の筋肉や靭帯などの軟部組織が、一通り修復されるのにかかるおおよその期間です。しかし、これはあくまで目安であり、症状が重い場合や頭痛・めまいなど神経症状が強い場合は、6ヶ月以上かかることもあります。


回復までの3つのフェーズ

むちうちの回復は、大きく分けて以下の3つの段階をたどります。それぞれの時期でやるべきことは異なります。

1. 急性期(発症〜約1ヶ月)

事故直後から炎症が最も強く、痛みがピークに達する時期です。この時期の目標は、炎症を抑え、痛みをコントロールすること。安静を基本とし、温めたり揉んだりするNG行動は絶対に避けます。当院では、ハイボルテージ施術で深層の炎症にアプローチし、早期の鎮痛を図ります。

2. 回復期(約1〜3ヶ月)

強い炎症が治まり、損傷した組織の修復が本格的に始まる時期です。痛みが和らぎ、少しずつ首を動かせるようになります。この時期からは、痛みのない範囲で安全なストレッチなどを始め、硬くなった筋肉の柔軟性と血流を改善していきます。

3. リハビリ・安定期(3ヶ月以降)

日常生活での痛みはほとんどなくなりますが、首周りの組織はまだ不安定で、再発しやすい状態です。この時期に治療をやめてしまうと、後遺症として天候による不調や慢性的なこりが残る原因になります。衝撃で歪んだ骨格を骨格矯正で整え、再発しない体づくりを行う非常に重要な時期です。


まとめ

むちうちの治療で最も大切なのは、焦らず、回復の段階に合わせた適切なケアを継続することです。特に、「痛みが軽くなったからもう大丈夫」と自己判断で治療を中断してしまうことが、後遺症を残す最大のリスクです。当院では、適切な通院頻度をご提案し、最後まで責任を持ってサポートします。むちうちに関する全体像は、総まとめ記事をご覧ください。

交通事故によるむちうちの痛みは、我慢せずご相談ください

専門家があなたの症状に合わせた最適な施術プランをご提案します。

治療期間についてよくあるご質問(FAQ)

保険会社から「もう治療を終えては」と言われたのですが…

保険会社が提示する治療期間の目安と、実際に体がお仕事や日常生活に支障なく戻れる状態になるまでの期間には、差がある場合があります。まだ痛みが残っている、不調がある、といった場合は、自己判断で治療を打ち切らず、まずはお体の状態を当院にご相談ください。

できるだけ早く治すにはどうすれば良いですか?

最も重要なのは、事故後できるだけ早く専門家による施術を開始し、それを適切な頻度で継続することです。痛みの強い急性期は間隔を詰めて通院し、炎症を早期に抑えることが、結果的に全体の治療期間を短縮します。

症状が軽い場合でも、3ヶ月通う必要はありますか?

痛みが早く取れるに越したことはありません。しかし、むちうちは痛みが消えても、首の深層部の筋肉や関節の不安定さが残っていることが多いです。この状態で治療を終えると、数ヶ月後、数年後に原因不明の頭痛や肩こりとして現れることがあります。後遺症を残さないためにも、一定期間は体を安定させるためのケアを続けることをお勧めします。

執筆者情報

鍼灸整骨院ひまわり
代表施術者 堀江茂樹

株式会社ライフプラス代表取締役
一般社団法人スポーツ ウェルビーイング推進協会代表理事

【免許・資格】

  • JSBM会員
  • 機能訓練指導員認定柔道整骨師
  • 柔道整復師
  • はり師
  • きゅう師
  • 柔道整骨師臨床実習指導者
  • あん摩マッサージ師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者