トムソン骨格矯正
2022年12月9日
トムソン骨格矯正とは何ですか?|ドロップテーブルの仕組みと注意点
トムソン骨格矯正とは
米国のDr. J. Clay Thompsonが考案した調整法で、分割されたドロップテーブルを用います。術者が素早いスラスト(押圧)を加えると、テーブルの該当パーツがわずかに落下し、その慣性を利用して負担を抑えながら関節の動きを引き出すのが特徴です。教育団体の説明では、少ない力でスピードを高めることを利点に挙げています。
仕組みと一般的な流れ
- 評価:問診・触診・動作チェックで部位と負担のかかり方を確認します。
- 調整:患者さまは専用テーブルにうつ伏せ等で乗り、必要部位に素早い刺激を加えるとテーブルが数センチ落ちるように設定されます。
- 再確認:痛みの変化や動き、日常動作のコツを共有します(当院では必要に応じて施術の流れで再評価まで行います)。
安全性と受ける前のチェック
脊椎マニピュレーション全般では、一過性の痛み・こわばり・頭痛などが起こることがあり、多くは24時間以内におさまるとされています。重篤な有害事象は稀ですが、ゼロではありません。
- 避けたいケース:重度の骨粗鬆症、脊椎腫瘍/感染、著明な神経脱落症状、頸部血管の異常など。頸部操作は特に慎重な適応判断が要ります。
- 受ける前に:既往歴・服薬・しびれ/脱力・発熱・排尿排便の異常などを必ず申告しましょう。国家・地域ごとの資格制度や教育体制も確認が推奨されています。
- 当院の方針:国家資格(柔道整復師・はり師・きゅう師)の範囲で安全性を最優先に、必要時は医療機関と連携します。強い手技を無理に勧めることはありません。
よくある質問
痛みはありますか?音は鳴りますか?
テーブルの落下により体への入力を小さくしやすい手法です。部位や個人差で「コツン」という感覚や音がすることがあります。
どんな症状に向いていますか?
名称で適応が決まるわけではありません。腰痛・首肩のこわばりなど筋骨格の不調に対して、評価に基づき複数手段(運動・生活指導含む)を組み合わせるのが基本です(例:腰痛体操)。
受けないほうがよい人は?
重度の骨粗鬆症や脊椎の重篤疾患、神経学的赤旗サインがある場合などは控える/医療機関の評価を優先します。
関連ページ(内部リンク)
- 骨盤プログラム(骨盤矯正)|姿勢と骨盤の関係をやさしく解説
- 骨盤プログラムの流れ|初回〜再評価まで
- 腰痛シリーズ:腰痛あれこれ①・②・③・④
横須賀市の整骨院として
当院は評価→説明→施術→セルフケア→再評価の流れで、無理なく続けられる計画をご提案いたします。必要に応じて整形外科での検査や他職種連携もご案内します。まずはお気軽にご相談ください。
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執筆者情報
執筆者:鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江茂樹
株式会社ライフプラス 代表取締役/一般社団法人スポーツ ウェルビーイング推進協会 代表理事
免許・資格:JSBM会員/機能訓練指導員認定柔道整復師/柔道整復師/はり師/きゅう師/柔道整復師臨床実習指導者/あん摩マッサージ師・はり師・きゅう師臨床実習指導者
※本記事は一般情報です。個別の適応判断や診断は主治医・専門家へご相談ください。
参考リンク(一次情報)
- Thompson Technique Foundation:How It Works(ドロップテーブルの概説)。
- Palmer College:Thompson Technique(講義資料)(“少ない力×素早い刺激”の考え方)。
- NCCIH:Spinal Manipulation—What You Need To Know(有害事象の頻度・一般的安全情報)。
- Mayo Clinic:Chiropractic adjustment(禁忌・注意事項の例)。
