荷物を持つと痛い|介護と育児の腰

2025年11月7日

荷物を持つと痛い|介護と育児の腰

要点|三つに絞って理解

  • 荷物や抱っこは体へ近づけてから動かすと腰の負担が減ります
  • 腰ではなく股関節を使うヒップヒンジを身につけると安全です
  • 台や補助具と動線の工夫で反復の負担を小さくできます

介護や育児では 持ち上げや抱き上げの動作が日常的に発生します。腰だけで頑張ると負担が集中しやすく 痛みの再燃につながります。ここでは体へ近づける原則とヒップヒンジの使い方 台の活用や動線の工夫をやさしくまとめました。

なぜ持ち上げで腰が痛くなるのか

荷物やお子さまを遠い位置で持つと てこの作用で腰へ大きな負担がかかります。さらに背中を丸めた前屈とねじりが同時になると 筋肉や椎間板や仙腸関節への負担が増え 痛みの原因になりやすくなります。

ヒップヒンジの基本

  1. 足幅を肩幅程度にして つま先と膝は正面に向けます
  2. 胸は軽く張り お尻を後ろへ引く意識で股関節から曲げます
  3. 物は体へ近づけてから持ち上げます 立ち上がりはお尻を前へ押し出す意識で行います

腰を反らせ過ぎたり 背中を丸め過ぎたりせず 股関節で動きを受け持つことが要点です

体へ近づけると安全になる理由

荷物が体に近いほど 腰への曲げモーメントが小さくなります。抱っこのときは いったん台へ座らせてから胸の近くで抱き上げると安全です。介護では 移乗や体位変換でベッドの高さを適切に調整し できるだけ近い位置で支えます。

台や補助具と動線の工夫

  • 踏み台や昇降式ベッドを活用し 無理な前屈やねじりを減らします
  • 重い物は腰から胸の高さへ収納し 床や頭上へは置かないようにします
  • よく使う物は動線の短い位置へまとめ 何度も遠くへ取りに行かないようにします

避けたい動作

  • 背中を丸めた前屈持ち上げ
  • 前屈とねじりの同時動作
  • 片手だけで遠くの重い物を引っ張る動作

受診の目安

  • 片脚の強いしびれや力の入りにくさが続くとき
  • 夜間に痛みが増して眠れないとき
  • 外傷後の強い痛みや発熱が続くとき

上の所見に当てはまる場合は 我慢せず早めの評価をご相談ください

参考と引用(一次情報)

  1. 日本整形外科学会 症状と病気 腰痛
  2. 厚生労働省 職場における腰痛予防対策指針 別添
  3. MINDS 腰痛診療ガイドライン 二〇一九 概要版

執筆者 鍼灸整骨院ひまわり

代表施術者 堀江茂樹 株式会社ライフプラス代表取締役

一般社団法人 スポーツ ウェルビーイング推進協会代表理事

免許・資格

  • JSBM会員
  • 機能訓練指導員認定柔道整復師
  • 柔道整復師
  • はり師
  • きゅう師
  • 柔道整復師臨床実習指導者
  • あん摩マッサージ師 はり師及びきゅう師臨床実習指導者

よくある質問

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Qコルセットは常に着けたほうがよいですか

A痛みが強い時期の一時的な使用は助けになりますが 常時の着用は筋力低下の原因になることがあります。段階的に外していきましょう。

Q抱っこで腰がつらいときのコツはありますか

Aいったん台へ座らせてから胸の近くで抱き上げると安全です。体へ近づけてから小さな動きで行いましょう。

Q家の中で工夫できることは何ですか

A重い物は腰から胸の高さへ置き よく使う物は手の届く場所へ集めます。踏み台や補助具を活用して無理な前屈やねじりを減らしましょう。

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