オスグット病の原因と症状に関する詳しい解説
2024年08月2日

横須賀市でオスグッド病による膝のお皿の下の痛みにお悩みの方へ
成長期のお子様が、走る、ジャンプする、キックする、階段を上るといった動作で膝のお皿の下を痛がる場合、オスグッド病が関係していることがあります。
オスグッド病は、成長期のスポーツを頑張る学生に見られやすい膝前面の痛みです。特にサッカー、バスケットボール、バレーボール、陸上、野球、ハンドボールなど、ダッシュやジャンプ、踏み込みが多い競技では、膝下に負担が集まりやすくなります。
ただし、膝の痛みはオスグッド病だけとは限りません。強い腫れ、熱感、安静時痛、夜間痛、歩きにくさ、転倒や接触後の強い痛みがある場合は、セルフケアや運動継続より先に医療機関で確認することが大切です。
要点を先に確認しましょう
- 膝のお皿の少し下にある出っ張り周辺が痛む場合は、オスグッド病が関係していることがあります。
- 走る、跳ぶ、キック、しゃがむ、階段で痛みが目立ちやすい傾向があります。
- 成長痛は痛む場所がはっきりしないことがあり、オスグッド病は膝下の一点に痛みが出やすい点が違います。
- 休むだけで一時的に軽くなっても、太ももの硬さ、股関節、足首、体幹、練習量の問題が残ると再び負担がかかることがあります。
- スポーツ復帰は、痛みの強さ、腫れ、動作の安定、練習後の反応を見ながら段階的に考えることが大切です。

この記事の目次
- オスグッド病とは
- なぜ膝のお皿の下が痛みやすいのか
- 成長痛との違い
- 医療機関で確認したいサイン
- 鍼灸整骨院ひまわりで確認すること
- 通院とセルフケアの考え方
- スポーツ復帰と再発予防
オスグッド病とは
オスグッド病は、正式にはオスグッド・シュラッター病と呼ばれることが多い、成長期の膝前面に起こりやすいスポーツ障害です。痛みが出やすい場所は、膝のお皿の少し下にある脛骨粗面と呼ばれる部分です。
成長期の骨には、まだ大人の骨のように硬く完成していない部分があります。ジャンプやダッシュ、キック、踏み込み動作を繰り返すと、太ももの前側にある大腿四頭筋が強く働き、膝蓋腱を通して脛骨粗面を引っ張る力がかかります。
この引っ張る力が繰り返されることで、膝のお皿の下に痛み、腫れ、押した時の痛み、出っ張り感が出ることがあります。特に、練習量が増えた時期、試合が続いた時期、急に身長が伸びた時期は注意が必要です。
ここで大切なのは、膝下だけを見て判断しないことです。太ももの硬さ、股関節や足首の動き、体幹の安定、靴、グラウンド環境、練習量の変化まで含めて確認することで、膝に負担が集まりやすい理由を整理しやすくなります。
オスグッド病で痛みが出やすい場面
オスグッド病が疑われる膝下の痛みは、次のような場面で目立ちやすくなります。
- ダッシュや切り返しで膝のお皿の下が痛む
- ジャンプの踏み切りや着地でズキッとする
- サッカーのキックやシュート動作で膝下がつらい
- 階段、坂道、しゃがみ込みで痛みが出る
- 運動後や翌日に膝下の痛みや重さが残る
- 膝のお皿の下を押すと、はっきり痛む場所がある
最初は運動中だけの痛みでも、負担が続くと練習後や翌日にも痛みが残ることがあります。痛みを我慢して練習を続けるより、早めに状態を確認し、練習量や動作の負担を見直すことが大切です。
成長痛との違い
オスグッド病は、成長痛と混同されることがあります。どちらも成長期のお子様に見られる痛みとして相談されることがありますが、痛む場所や痛みが出る時間帯、運動との関係に違いがあります。
| 確認項目 | オスグッド病が疑われる場合 | 成長痛として相談される場合 |
|---|---|---|
| 痛む場所 | 膝のお皿の少し下に痛みが集中しやすい | すね、ふくらはぎ、太ももなど広い範囲で訴えることがある |
| 運動との関係 | 走る、跳ぶ、蹴る、しゃがむ動作で痛みが出やすい | 運動中より夕方や夜に訴えることがある |
| 押した時の痛み | 膝下の出っ張り周辺を押すと痛みがはっきり出ることがある | 押しても痛む場所がはっきりしないことがある |
| 対応の考え方 | 運動量、太ももの硬さ、膝への負担、競技動作の確認が大切 | 休息、睡眠、生活リズムの確認と、長引く場合の医療機関での確認が大切 |
成長痛と思っていた痛みでも、膝下の一点に痛みが集中している場合や、運動で毎回つらくなる場合は、オスグッド病や別の膝の問題が関係していることがあります。自己判断だけで済ませず、状態を確認しましょう。
医療機関で確認したいサイン
次のようなサインがある場合は、整骨院でのケアやセルフケアより先に、医療機関での確認をおすすめします。
- 転倒、接触、ひねり動作の後から強い痛みが出た
- 膝に強い腫れ、熱感、赤みがある
- 安静にしていても痛い、夜間に痛みで眠れない
- 膝に体重をかけにくい、歩くのがつらい
- 膝が抜ける感じ、引っかかる感じ、動かしにくさがある
- 発熱、強いだるさ、しびれなど膝以外の症状がある
- 数日休んでも痛みが変わらない、または悪化している
レントゲンや画像検査、診断の判断は医療機関で行われます。鍼灸整骨院ひまわりでは、医療機関での確認が必要と思われる状態がある場合、無理に施術を進めず、先に確認していただくようご案内します。
鍼灸整骨院ひまわりで確認すること
鍼灸整骨院ひまわりでは、膝のお皿の下だけを見るのではなく、なぜそこに負担が集まっているのかを確認していきます。
- 痛みが出始めた時期、身長の伸び、練習量の変化
- 痛む場所、押した時の痛み、腫れや熱感の有無
- しゃがみ込み、片脚立ち、ジャンプ、踏み込みの動き
- 太ももの前、太ももの裏、ふくらはぎの硬さ
- 股関節、足首、足裏の使い方
- 靴の状態、インソール、グラウンドや床の環境
- 競技スケジュール、試合までの期間、休める範囲
部活やクラブチームでは、完全に休むことが難しい場合もあります。そのため、痛みを我慢するか、すべて休むかの二択ではなく、痛みの出方に合わせて練習量、参加内容、セルフケア、通院の目安を一緒に整理します。
ひまわりでの施術と通院の考え方
オスグッド病が疑われる膝下の痛みでは、痛む部分だけを強く押したり、無理に伸ばしたりするのではなく、膝にかかる引っ張り負担を減らすことを目指します。
状態に応じて、ひまわり式ハイボルテージ施術で痛みの強い部分や関連する筋肉の負担軽減を目指し、手技による筋肉や関節の確認、太ももや股関節の柔軟性確認、足首や足裏の使い方の確認を行います。
また、必要に応じてメディカルインソールの考え方も確認します。足裏の接地や靴の状態が不安定だと、ジャンプや切り返しで膝前面に負担が集まりやすくなることがあるためです。
通院ペースは痛みの強さ、競技の予定、日常生活でのつらさによって変わります。強い痛みがある時期は間隔を詰めて状態を確認し、落ち着いてきたら練習復帰や再発予防に向けて間隔を調整していきます。
自宅で気をつけたいセルフケア
自宅では、膝下だけを触るのではなく、練習量と回復時間、太ももの硬さ、痛みの出方を確認することが大切です。
- 痛みが強い日は、ダッシュ、ジャンプ、キック練習を一時的に減らす
- 運動後に膝下が熱っぽい時は、タオル越しに冷却する
- 太ももの前側を強く伸ばしすぎず、軽い範囲からストレッチする
- ふくらはぎ、太ももの裏、股関節まわりも一緒に確認する
- 痛みを我慢して反復練習を続けない
- 練習後と翌朝の痛みをメモして、負担量を調整する
- 靴のすり減りやサイズ、インソールの状態を確認する
痛みがあるのに無理なストレッチや強いマッサージを続けると、かえってつらさが増すことがあります。痛みの強さや腫れがある場合は、セルフケアだけで判断せず、医療機関や当院へご相談ください。
スポーツ復帰の考え方
オスグッド病が疑われる膝下の痛みでは、痛みが少し軽くなっただけで全力練習に戻すと、再びつらさが出ることがあります。復帰は段階的に考えることが大切です。
- 日常生活、階段、しゃがみ込みで痛みが強く出ないか確認する
- 軽いジョグや基礎練習で膝下の反応を確認する
- ダッシュ、ジャンプ、キックなど負担の強い動作を少しずつ戻す
- 練習中だけでなく、練習後と翌朝の痛みを確認する
- 試合復帰は、痛みの場所、腫れ、動きの安定、医療機関での確認内容をふまえて判断する
大会前は焦りやすい時期ですが、無理に出場することで長引くこともあります。鍼灸整骨院ひまわりでは、本人、保護者様、競技予定を確認しながら、できる練習と控えたい練習を分けて考えます。
保護者様に確認していただきたいこと
成長期のお子様は、試合に出たい、練習を休みたくないという気持ちから、痛みを我慢してしまうことがあります。保護者様は、次の点を確認してみてください。
- 運動後に膝下を気にしていないか
- 階段やしゃがむ動作を避けていないか
- 膝のお皿の下を押すと痛がらないか
- 片脚でのジャンプや着地が不安定になっていないか
- 練習後だけでなく翌朝も痛みを訴えていないか
- 靴が小さくなっていないか、すり減りが強くないか
痛みを我慢することが頑張りではありません。競技を続けるためにも、早めに状態を確認し、負担を調整することが大切です。
関連ページ
症状や競技動作に合わせて、以下のページも参考にしてください。
鍼灸整骨院ひまわりの施術実績


スポーツを頑張る学生の膝の痛みは、競技や練習環境、成長のタイミングによって状態が変わります。鍼灸整骨院ひまわりでは、痛みの場所だけでなく、競技動作や練習量まで確認しながら、通院とセルフケアの進め方を一緒に考えます。
ご予約・ご相談
横須賀市でオスグッド病による膝のお皿の下の痛み、成長痛との違い、スポーツ復帰の進め方にお悩みの方は、鍼灸整骨院ひまわりへご相談ください。
執筆者情報

代表施術者 堀江茂樹
柔道整復師、はり師、きゅう師、機能訓練指導員認定柔道整復師、柔道整復師臨床実習指導者、はり師きゅう師臨床実習指導者、JSBM会員。横須賀市で、スポーツを頑張る学生や保護者様が安心して相談できるよう、体の状態確認、施術、セルフケア、競技復帰の考え方を分かりやすくお伝えしています。
よくある質問
- オスグッド病と成長痛はどう違いますか?
- オスグッド病は膝のお皿の少し下に痛みが集中しやすく、走る、跳ぶ、蹴る、しゃがむ動作でつらくなることがあります。成長痛として相談される痛みは、すねや太ももなど広い範囲に出ることがあり、夕方から夜に訴えることもあります。判断に迷う場合は、医療機関や当院へご相談ください。
- オスグッド病は休めば大丈夫ですか?
- 休むことで一時的に負担が減ることはありますが、太ももの硬さ、股関節や足首の動き、体幹の安定、練習量の問題が残ると、運動再開後につらさが戻ることがあります。痛みの場所と動作を確認し、練習量やセルフケアを調整することが大切です。
- どのような時は医療機関で確認した方がよいですか?
- 強い腫れ、熱感、安静時痛、夜間痛、歩きにくさ、膝が抜ける感じ、発熱、転倒や接触後の強い痛みがある場合は、先に医療機関で確認してください。画像検査や診断の判断は医療機関で行われます。
- 鍼灸整骨院ひまわりでは何を確認しますか?
- 膝下の痛みだけでなく、痛みが出た時期、練習量、太ももの硬さ、股関節、足首、足裏、靴、ジャンプや踏み込み動作まで確認します。状態に合わせて、ハイボルテージ施術、手技、セルフケア、練習量の調整を提案します。
- スポーツ復帰はいつからできますか?
- 痛みが軽くなっただけで全力練習に戻すのではなく、日常生活、階段、しゃがみ込み、軽いジョグ、ジャンプ、競技動作の順に反応を確認します。練習後や翌朝に痛みが戻らないかを見ながら、段階的に復帰を考えることが大切です。




