バイク事故で骨折し、辛いギプス生活を終えて、「これで元通りだ!」と思っていませんか?実は、骨折の治療は骨が癒合して終わりではありません。むしろ、そこからが本当の機能回復へのスタートです。

横須賀市でバイク事故による骨折後のリハビリにお悩みの方へ。この記事では、なぜリハビリが重要なのか、そして回復までの期間の目安について専門家が解説します。

この記事の要点

  • 骨折の治療は、ギプスが外れた後のリハビリが最も重要。
  • リハビリの目的は、関節が固まる「拘縮」の改善と、低下した「筋力」の回復。
  • リハビリは「可動域訓練→筋力訓練→機能訓練」と段階的に進める。
  • 焦って無理をすると再骨折のリスクも。専門家の計画のもと、着実に進めることが大切。

なぜ骨折後にリハビリが必要なのか?

骨折の治療でギプスなどによる固定を行うと、骨は安静に保たれ癒合に向かいます。しかし、その代償として、固定された関節やその周りの筋肉には以下のような問題が生じます。

  • 関節拘縮(かんせつこうしゅく):長期間動かさなかったことで、関節が硬くなり、動きが悪くなる状態。
  • 筋力低下・筋萎縮:使われなかった筋肉が痩せ細り、力が弱くなる状態。

これらの問題を放置すると、たとえ骨が治っても「腕が上がらない」「膝が曲がらない」「力が入らない」といった後遺症につながります。リハビリは、これらの機能を回復させ、事故前の状態に近づけるために不可欠なプロセスです。


骨折リハビリの3ステップと期間の目安

リハビリは、体の状態に合わせて段階的に進めます。期間は骨折の部位や重症度によりますが、一般的に3ヶ月〜6ヶ月以上を要します。

ステップ1:可動域訓練(事故後〜3ヶ月)

ギプスが外れた直後から開始します。まずは硬くなった関節の動く範囲を広げることが目的です。最初は施術者が補助しながら動かし、徐々に自分の力で動かす訓練へと移行します。

ステップ2:筋力増強訓練(1ヶ月〜)

関節の動きがある程度戻ってきたら、弱くなった筋肉を鍛え直します。ゴムバンドを使ったトレーニングや、軽いおもりを使った運動で、徐々に負荷を上げていきます。

ステップ3:協調性・機能訓練(3ヶ月〜)

日常生活やスポーツの動きに近い、より複雑な動作の練習を行います。これにより、脳と筋肉の連携を取り戻し、スムーズで安定した動きを再獲得します。バイク事故の場合、むちうちなど他の怪我も同時に負っていることが多いため、体全体のバランスを整える骨格矯正を並行して行うことも非常に重要です。


まとめ

バイク事故による骨折からの回復は、焦らず、正しいステップでリハビリを進めることが何よりも大切です。当院では、病院(整形外科)と連携しながら、患者様一人ひとりの回復段階に合わせた最適なリハビリプランをご提案します。ハイボルテージ施術で痛みを管理しながら、無理なく機能回復を目指しましょう。バイク事故に関する全体像は、総まとめ記事をご覧ください。

バイク事故による痛みは、我慢せずご相談ください

専門家があなたの症状に合わせた最適な施術プランをご提案します。

骨折後のリハビリについてよくあるご質問(FAQ)

リハビリは痛いですか?

硬くなった関節を動かす際に、ある程度の痛みを伴うことはあります。しかし、無理に動かすことはせず、痛みの感じ方を確認しながら、徐々に可動域を広げていきますのでご安心ください。痛みが強い場合は、リハビリの前に電気施術で痛みを和らげることも可能です。

リハビリも自賠責保険の対象になりますか?

はい、医師が必要と判断したリハビリは、自賠責保険の対象となります。病院でのリハビリと並行して、当院でより細やかな機能回復訓練やバランス調整を行うことも、保険会社に認められれば可能です。

プレートやボルトを入れる手術をしました。リハビリはできますか?

はい、できます。むしろ、手術をした場合は、より専門的なリハビリが不可欠です。手術をした医師の指示(いつから、どの程度の負荷をかけて良いかなど)を確認しながら、安全かつ効果的なリハビリ計画を立てていきます。

執筆者情報

鍼灸整骨院ひまわり
代表施術者 堀江茂樹

株式会社ライフプラス代表取締役
一般社団法人スポーツ ウェルビーイング推進協会代表理事

【免許・資格】

  • JSBM会員
  • 機能訓練指導員認定柔道整骨師
  • 柔道整復師
  • はり師
  • きゅう師
  • 柔道整骨師臨床実習指導者
  • あん摩マッサージ師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者