整形外科併診と転院の進め方
2025年11月23日
整形外科併診と転院の進め方
要点
- 整形外科の診断と、当院での施術と生活動作の調整を並行し、情報共有を保険会社へ早めに行います。
- 転院時は、紹介状と時系列の記録を整えることで、説明と手続きがスムーズになります。
- 紹介状がない大病院受診では「特別の料金」が生じる場合があるため、事前の準備が安心です。
併診が安心な理由
整形外科では、画像評価や診断で医療上のリスクを確認します。当院では、痛みの緩和と可動の回復、姿勢や生活動作の調整を丁寧に進めます。役割を分けて併診することで、回復と手続きの両面を整えやすくなります。
併診と転院の手順
- 整形外科で診察 症状の部位と性質を確認し、必要に応じて画像検査を実施します。
- 当院で施術開始 痛みの緩和と可動の回復、生活動作の調整を行い、記録を残します。
- 保険会社へ共有 併診の方針、通院先、頻度の目安を早めに伝えます。
- 転院が必要なとき 紹介状(診療情報提供書)と経過の記録をそろえ、受入先と日程を調整します。
紹介状と記録の整え方
- 紹介状(診療情報提供書) 傷病名、目的、検査・治療経過、処方、添付資料の有無などを記載します。フォーマットの例が公表されています。
- 時系列の記録 受傷日、症状の変化、通院日、施術内容、服薬、困る動作を簡潔にまとめます。
- 画像・検査結果 手元に写しがあると、スムーズに共有できます。
紹介状なし受診の注意点
一定規模以上の病院では、紹介状なしの外来受診に「特別の料金」が徴収される制度があります。事前に地域の医療機関で受診し、必要に応じて紹介を受けると負担や待ち時間の軽減につながります。
記録の開示と個人情報の取扱い
診療情報は、本人の請求により開示が認められています。取り扱いはガイドラインに基づき、適正な管理が求められます。必要書類や手数料の有無は、各医療機関でご確認ください。
受診を急ぐ赤旗サイン
- 突然の激しい頭痛、意識のぼんやり、けいれんや会話の不自然さがある。
- 片側の強いしびれや筋力低下、歩行のふらつきが進む、排尿・排便の異常がある。
- 夜間に増悪する強い痛みや発熱、転倒後の強い局所痛が続く。
内部リンク
- 事故後の検査と画像の目安 検査の適応と目的を再確認。
- むち打ちの経過と通院のコツ 回復段階の見通しに。
- 任意保険の使い分けと併診の進め方 連絡の順番と必要書類。
参考と引用(一次情報)
- 厚生労働省「診療情報提供書」様式例(紹介状)
- 厚生労働省「紹介状なし受診の特別の料金」制度案内
- 厚生労働省「医療等分野の個人情報保護関係資料」診療録の開示
- 厚生労働省「外来機能分化の推進」資料(逆紹介の推進)
よくある質問
Q転院のとき、紹介状は必ず必要ですか。
A受け入れ側の医療機関で求められることが多く、内容が具体的なほど経過説明がスムーズになります。様式例が公表されていますので、準備を進めましょう。
Q紹介状がないと、大病院の外来は受診できませんか。
A受診自体は可能ですが、一定規模以上の病院では「特別の料金」が徴収される制度があります。地域の医療機関での受診と紹介が安心です。
Q検査結果や診療録は、転院先へ自分で渡せますか。
A診療情報は、本人の請求により開示を受けられます。写しの交付や手数料の有無は医療機関ごとに異なるため、受付でご確認ください。
