スマホで首がつらいを和らげる

2025年10月18日

スマホで首がつらいを和らげる

要点(まずはここから)

  • 画面は目線の高さへ。うつむき角度が大きいほど首の負担は急増します。
  • 持ち方を「支える」へ。小指や親指の一点支えを避け、前腕や机で端末を支えます。
  • マイクロ休憩(30〜60分ごと1〜2分)+小さな首肩運動で循環を保ちます。
  • しびれ・夜間痛・頭痛が続く等は受診サイン。無理せずご相談ください。
  • 肩こりの根本対策は「慢性肩こりに悩むあなたへ」もご参照ください。

なぜスマホで首がつらくなるの?

頭はボウリング球ほどの重さがあります。うつむくほど首の筋肉には大きな負担がかかり、肩甲骨まわりも固くなって血行が落ちやすくなります。長時間の前かがみ姿勢、片手持ちでの片寄った操作、ベッドやソファでの斜め姿勢は首こり・頭痛の原因になりやすいです。

しびれやだるさが腕へ広がる場合は、首以外の原因(胸郭出口、神経の軽い圧迫など)も考えられます。気になる方は「首肩のしびれを抑える」も読んでみてください。

今日からできる:スマホ設定と持ち方のコツ

  • 目線アップ:肘を体側につけ、前腕でスマホを支えて画面を目線近くへ。スタンド活用も◎。
  • 両手で支える:小指・親指の一点支えをやめ、前腕や机に置いて重さを分散します。
  • スクロール短縮:検索は音声入力やブックマーク、既読はまとめ読みで滞在時間を短く。
  • 明るさ・文字サイズ:暗所での強い明るさや小さ過ぎる文字は前かがみを招きます。大きめ&自動調整に。
  • タイマー習慣:30〜60分ごとにアラームを設定して1〜2分の小休憩をはさみます。

「姿勢+肩甲骨」の整え方は、当院の体操記事「毎日の体操で肩こり解消!」も参考になります。

小さく効く:首肩エクササイズ

  1. チンタック(首のうなずき):顎を軽く引いて首の後ろを長く。痛みゼロ〜微痛で5秒×10回。
  2. 肩甲骨よせ・下げ:背もたれに軽く寄りかかり、肩甲骨を「内側・下へ」。5秒×10回。
  3. 胸のストレッチ:壁やドア枠で胸を開く。呼吸を止めず20〜30秒×2回。
  4. 目の休憩(20-20-20):20分ごとに20フィート(約6m)先を20秒見る。

体操アイデアは「超簡単!肩甲骨体操」もご覧ください。

デスクワークのときは(スマホ+PCの合わせ技)

  • 画面配置:PC画面は目線やや下、スマホはスタンドで視線移動を小さく。
  • 肘・手首:肘90度前後、手首は中間位(反らさない/曲げない)。
  • 肩をすくめない:椅子を1〜2cm高く、キーボードは肩幅内に。
  • 通知整理:仕事中のSNS通知を間引いて「つい見」を減らします。

手首の負担軽減は「手首の腱鞘炎対策と予防」がヒントになります。

受診のサイン(見逃したくない症状)

  • 夜間痛・頭痛が続く、安静時でもズキズキする
  • しびれ・感覚低下・力の入りにくさが腕や手に広がる
  • 数日〜2週間で改善が乏しい、めまい・吐き気を伴う

状態により医療機関での評価が必要です。当院では適切な医療機関への紹介状をご用意します。

当院のサポート(横須賀市の整骨院として)

①評価:姿勢・首肩の可動域・筋のこわばり・日常動作をチェック。スマホ使用時間や環境も一緒に整えます。

②痛みケア:ハイボルテージ等で痛みの軽減を図り、皮膚保護と安全性を重視します。

③運動・セルフケア:チンタックや肩甲帯の安定化、胸郭の柔軟性アップを中心に。

④再発予防:通知・使用時間の見直し、デスク環境の微調整をサポートします。

よくある質問

Q. 温める・冷やすはどちらが良いですか?
A. 熱感・腫れがある日は短時間の冷却を、こわばりが主なら温めで循環を促します。どちらも短時間+皮膚保護が基本です。
Q. 枕はどう選べば良い?
A. 首の自然なカーブを保てる高さ(仰向けで顎が上がらず、横向きで鼻先が水平)。高すぎ・低すぎは避けます。
Q. ストレートネックは治りますか?
A. 画像の形だけにとらわれず、痛みや機能を改善することが大切です。姿勢・筋の働き・生活動作の調整で楽になる方は多いです。

ご予約・ご相談

北久里浜院

〒239-0807 神奈川県横須賀市根岸町3丁目1−6 125

☎ 046-854-7352 に電話する

衣笠院

〒238-0031 神奈川県横須賀市衣笠栄町1丁目70

☎ 0120-207-577 に電話する

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執筆者情報

執筆者:鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江茂樹

株式会社ライフプラス代表取締役/一般社団法人スポーツ ウェルビーイング推進協会代表理事

免許・資格:JSBM会員/機能訓練指導員認定柔道整復師/柔道整復師/はり師/きゅう師/柔道整復師臨床実習指導者/あん摩マッサージ師・はり師・きゅう師臨床実習指導者

参考文献・一次情報

  1. NHS: Neck pain(自己管理と受診の目安)
  2. JOSPT CPG 2017: Neck Pain(理学療法ガイドライン)
  3. HSE: Display screen equipment guidance(姿勢・レイアウト)

免責とご注意

本記事は一般的な健康情報であり、個々の診断・治療に代わるものではありません。しびれ・夜間痛・頭痛の増悪、発熱や外傷後の強い痛みがある場合は早めにご相談ください。

 

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