腰痛あれこれ①
2022年11月22日
最終更新日:2026年2月18日
横須賀市で「立ち上がると腰が痛い」と感じる方は少なくありません。重い物を持った直後にピキッと来たケースもあれば、朝起きたら痛い、座り続けるとつらい、という形で始まることも多いです。大切なのは、同じように見える腰痛でも、負担がかかっている場所と理由が違うことがある点です。

立ち上がり腰痛のよくある原因
立ち上がりで痛む腰痛は、腰そのものだけでなく、骨盤まわりの関節や筋肉の影響を受けることがあります。特に、朝の痛みや座り続けて出る痛みでは、仙腸関節や骨盤の傾きが関わるケースも見受けられます。

- 仙腸関節の負担やひずみが関わる
- 骨盤や体の中心バランスの崩れがある
- 腸腰筋など体の奥の筋肉がつっぱる
- お尻や太もも裏の硬さが立ち上がりを邪魔する
- 腰の関節に局所の負担が集中している
- しびれを伴う場合は神経の刺激が関わることがある
当院では、まず「いつ、どこで、どのように痛めたか」を必ず確認します。さらに、ズキズキ、刺す、激痛、しびれる、なんとなく重い、など痛みの質を伺い、どの動作、どの角度で痛むかを丁寧に見ます。痛みがピンポイントか、広くぼんやりか、歩行痛があるか、これらも重要な手がかりになります。
見極めのポイントは動作チェック
立ち上がり動作で痛い場合でも、関節の問題なのか、腸腰筋など筋肉の問題なのか、負担のかかり方で変わります。当院では、動作の条件を変えながら切り分けを行い、治療すべき場所を明確にしていきます。

例えば、骨盤を立てた状態での前屈でつらいのか、骨盤を寝かせた状態での前屈でつらいのか。立ち上がりで痛む角度はどこか。こうした確認で、どこに負担が集中しているかが見えてきます。
当院の考え方と施術の組み立て
ハイボルテージは検査と痛みの調整を兼ねます
当院のひまわり式ハイボルテージ施術は、痛みが出ている場所の反応を見ながら、関節、神経、筋肉、筋膜のどこが主に関わっているかを整理する目的でも活用します。反応を踏まえて、なぜそこに負担がかかったのかまで含めて組み立てます。
仙腸関節が疑わしいときはトムソンを併用します
朝起きたら痛い、座り続けると痛い、腰より下を手で押さえるように痛む。こうしたときは仙腸関節が関わることがあります。トムソンテーブルは、ごく弱い刺激で骨格を整えられるため、仙腸関節由来の負担が軽くなると、その場で動きが楽になるケースも見受けられます。
ただし、周囲の筋緊張が強いと再びひずみが出ることもあるため、トムソンだけに偏らず総合的に組み合わせます。
支える力の再教育に楽トレを使います
慢性化の背景に、腰を支えるインナーマッスルの低下や腸腰筋の動きの悪さが重なることがあります。楽トレは体の奥へ届く複合高周波で、腸腰筋や腹横筋など、腰の安定に重要な筋肉へ刺激を入れ、使える状態へ整えていく考え方です。鍛える目的では、目安として30回のクールを選ぶ方もいらっしゃいます。
鍼灸は目的に応じて選択します
痛みの抑制や筋緊張の調整を目的に、鍼灸施術を組み合わせることがあります。打つ場所や打ち方は、症状とご要望に合わせて調整します。
まずは赤旗サインを確認してください
強い衝撃のあとで痛めた、関節への圧が強い、じっとしていても痛い、強いしびれが出ている。こうした場合は、腰椎骨折や圧迫骨折などを含めて検査を優先することがあります。当院では必要に応じて、連携している整形外科への紹介状をご案内します。
腰痛の一般的な情報は、日本整形外科学会の解説も参考になります。日本整形外科学会 腰痛
通院の目安と初期の過ごし方
急性期の腰痛では、最初の3回の経過観察が重要です。当院では、可能なら最初の3回は毎日のように来院していただき、炎症が深くならないように管理しながら反応を見ます。3回で軽快傾向が見えれば、1日おき、2日おきへと間隔を調整していきます。逆に3回の中で悪化が続く場合は、別の要因を疑い、見直しや検査の導線を優先します。
寝方と座り方のコツ
- 急性期は横向きで丸くなり、膝の間にクッションなどを挟む
- 布団は床を感じない程度に厚めにする
- ベッドはへこみ対策として向きを変える、タオルで高さを調整する
- 低い椅子や柔らかいソファーは避け、骨盤を立てやすい椅子を選ぶ
- 運転は背もたれを倒しすぎず、腰に当て物をして骨盤を立て、休憩で降りて立つ
関連する腰痛の固定ページ
似た症状でも、原因の候補は複数あります。気になるものがあれば合わせてご覧ください。
書籍で深掘り
腰痛の見極め、通院の考え方、再発予防までをまとめたガイドです。ご自宅で読み返せる形で整理したい方におすすめです。

執筆者情報

鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江茂樹
痛みの先に、人生そのものを見つめる。それが、私たちの原点です。若い頃の交通事故経験をきっかけに、身体だけでなく不安や手続きの悩みにも寄り添う交通事故対応を続けてきました。
株式会社ライフプラス 代表取締役。一般社団法人スポーツ&ウェルビーイング推進協会 代表理事として、地域のウェルビーイング活動にも取り組んでいます。
免許・資格
- JSBM会員
- 機能訓練指導員認定柔道整復師
- 柔道整復師
- はり師
- きゅう師
- 柔道整復師臨床実習指導者
- あん摩マッサージ師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者
ご予約とご相談
腰痛は、最初の見極めと初期の経過観察で流れが変わります。つらい時は我慢せず、早めにご相談ください。
鍼灸整骨院ひまわり北久里浜院 046-854-7352
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よくある質問
- 立ち上がる瞬間だけ腰が痛いのは何が原因ですか
- 仙腸関節や骨盤の傾き、腸腰筋のつっぱりなどが関わることがあります。同じ動作痛でも原因が違うため、痛む角度や歩行痛、痛みの質を確認して切り分けることが大切です。
- 朝起きたら腰が痛いのは寝方が原因ですか
- 寝具のへこみや寝返りの少なさが負担を作ることがあります。急性期は横向きで丸くなり、膝の間にクッションを挟む方法が楽になる場合があります。
- 病院で異常なしと言われましたが痛いのはなぜですか
- レントゲンで骨に異常がないという意味のことがあります。筋肉、筋膜、関節、神経などが関わる痛みは画像に映りにくいこともあるため、動作と反応を見ながら整理します。
- どのタイミングで整形外科の検査が必要ですか
- 強い衝撃のあと、じっとしていても痛い、強いしびれがある、骨折や圧迫骨折が疑わしい場合は検査を優先します。当院でも必要に応じて紹介状をご案内します。
- 通院頻度の目安はありますか
- 急性期は最初の3回を詰めて経過を確認するのが重要です。軽快傾向が出れば1日おき、2日おきへ調整します。悪化が続く場合は別要因を疑い再評価します。
