SLAP損傷(上方関節唇)

- 投球で肩前がズキッ
- 肩でクリック音が出る
- 肩が抜ける不安感
- 肩の水平で強く痛む
- 夜間痛で眠れない肩
「投球で肩の前がズキッと痛む」「肩の中でカチッと音がする」「ボールをリリースする瞬間に抜ける感じがある」——その症状は、
SLAP損傷(上方関節唇損傷)
が関わっている可能性があります。
上方関節唇は上腕二頭筋長頭腱の付着部を含み、牽引やねじれの負担が重なると、クリック音、不安定感、投球痛、夜間痛が出やすくなります。
放置するとパフォーマンス低下や、回旋腱板への二次的な負担につながることもあります。
当院では痛む部位だけでなく、肩甲骨の可動性、胸郭の柔軟性、姿勢バランスまで含めて評価し、
再発しにくい肩づくりをサポートします。
必要に応じて整形外科へ紹介し、画像検査の結果を共有しながら、保存的な対応を進めます。
要点まとめ
- 投球時痛、クリック音、不安定感はSLAP損傷が関わる場合があります。
- 肩だけでなく、肩甲骨、胸郭、姿勢の連動が負担の背景になることがあります。
- 当院は徒手検査と動作評価で状態を確認し、施術プランをご提案します。
- 必要時は整形外科へ紹介し、画像検査の結果を共有して進めます。
- 段階的に競技復帰を目指すためのサポートを行います。
関連疾患の
回旋腱板損傷、
肩インピンジメント、
上腕二頭筋損傷
も含めて丁寧にご説明します。
最終更新日:2025年12月23日
※本ページは情報提供を目的としており、医師による診断に代わるものではありません。強い夜間痛、しびれ、脱臼感が続く場合は、整形外科での確認が安心です。
SLAP損傷とは?タイプ分類と主な症状
SLAP損傷とは
SLAP損傷は、肩関節の上方関節唇が損傷する状態で、SnyderによりI〜IV型に分類されます。
野球の投球やバレーボールのサーブ、アタック、テニスのサーブなどのオーバーヘッド動作、転倒時の手つきなどで、牽引やねじれの負担が重なり発症することがあります。

このセクションの要点
- 投球時痛、クリック音、ひっかかり感、不安定感、夜間痛がみられることがあります。
- 型の違いにより、ひっかかりや動かしづらさが強く出る場合があります。
- 整形外科での診断では徒手検査やMRIが用いられ、複数所見を組み合わせて判断することが推奨されています。
- 一般的には保存療法から始め、肩甲骨の動きやGIRDへの対応が重要とされています。
- 当院は状態を評価し、必要に応じて整形外科へ紹介し、結果共有のうえで保存的な対応をサポートします。
投球などオーバーヘッド動作での牽引、ねじれ、転倒時の手つきなどで発生し、クリック音、ひっかかり感(キャッチング)、投球痛、不安定感、夜間痛がみられます[3]。
特に野球やバレーボールなどのオーバーヘッド動作で発症しやすいことが知られています。


整形外科での診断では、O’Brienテストなどの理学所見やMRIが用いられますが、それぞれの精度には限界があり、複数の方法を組み合わせて判断することが推奨されています。
一般的には保存療法から始め、リハビリで肩甲骨の動きを整えることや、GIRD(肩関節内旋制限)への対応が重要とされています。
スポーツ復帰を目指す場合や保存療法で改善が乏しい場合には、整形外科で関節鏡下手術や上腕二頭筋腱固定術(Tenodesis)が検討されることがあります。
当院では、痛む部位だけでなく、肩甲骨の可動性、胸郭の柔軟性、姿勢バランス、動作の癖を評価し、施術プランをご提案します。
必要に応じて整形外科へ紹介し、画像検査の結果を共有しながら保存的な対応をサポートします。
原因は「オーバーヘッド動作」と「肩甲上腕リズムの破綻」
原因はオーバーヘッド動作と肩甲上腕リズムの破綻
投球、サーブ、アタックなどのオーバーヘッド動作は、肩だけで腕を上げる動きではありません。
肩甲骨と上腕骨が連動して動くことで、関節周辺の組織にかかる負担を分散します。
この連動が崩れる状態を肩甲上腕リズムの破綻と呼び、肩の前側に負担が集中しやすくなります。

よくある背景
- 胸郭が硬く、腕を上げるたびに肩がすくみやすい
- 肩甲骨の動きが小さく、肩の前側が詰まりやすい
- 肩関節の内旋が出にくく、リリース付近で痛みが出やすい
- 体幹や股関節の連動が弱く、肩が代わりに頑張ってしまう

鍼灸整骨院ひまわり北久里浜院・鍼灸整骨院ひまわり衣笠院では、痛む部位だけで判断せず、
肩甲骨、胸郭、姿勢、動作の癖を評価し、肩に負担が集中する理由を整理したうえで施術プランをご提案します。
必要に応じて整形外科へ紹介し、画像検査などの結果を共有したうえで保存的な対応をサポートします。
痛みの鎮静と機能再建。ひまわり式3ステップ
横須賀市で投球時の肩の痛み。クリック音。不安定感にお悩みの方へ
痛みの鎮静と機能再建。ひまわり式3ステップ
SLAP損傷は、オーバーヘッド動作の反復や牽引、ねじれストレスなどで、肩関節の上方関節唇に負担がかかることで起こりやすい状態です。
さらに、肩甲骨と上腕骨の動きの連携が乱れる「肩甲上腕リズムの破綻」があると、局所に負荷が集中しやすくなります。
鍼灸整骨院ひまわりは、痛む部位だけに注目せず、肩甲胸郭の可動性、胸郭の柔軟性、姿勢と体幹、股関節の連動まで含めて評価し、
競技復帰と再発予防を見据えた施術計画をご提案します。
このセクションの要点
- STEP1で痛みと炎症反応を抑え、動かせる土台を作ります
- STEP2で肩甲胸郭の可動性を整え、肩甲上腕リズムを最適化します
- STEP3で体幹と股関節の連動を高め、再発しにくい動作へつなげます

整形外科との連携について
当院では徒手検査や動作評価をもとに状態を整理し、画像評価が必要と判断した場合は整形外科をご案内します。
整形外科での検査結果を共有しながら、保存療法を中心に施術計画を組み立てます。
※本セクションは情報提供を目的としており、医師による診断に代わるものではありません。強い夜間痛、しびれ、脱臼感、発熱を伴う痛みが続く場合は、整形外科での確認が安心です。
監修
鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者 堀江茂樹/株式会社ライフプラス 代表取締役/一般社団法人スポーツ ウェルビーイング推進協会 代表理事
【免許・資格】JSBM会員/機能訓練指導員認定柔道整復師/柔道整復師/はり師/きゅう師/柔道整復師臨床実習指導者/あん摩マッサージ師・はり師・きゅう師臨床実習指導者
参考文献・引用元
- 済生会「SLAP損傷(上方関節唇損傷)とは」
https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/slap_lesions/ - MSDマニュアル プロフェッショナル版「肩関節唇断裂」
MSDマニュアル - 洛和会 丸太町リハビリテーションクリニック「肩関節上方関節唇損傷(SLAP損傷)」
https://www.rakuwa.or.jp/clinic/marutareha/reha_shikkan/slap.html - 西札幌病院「関節唇損傷」
https://nishi-sapporo.or.jp/medical/detail/detail02_06.html
よくある質問
- 画像検査は必要ですか?
- 症状や所見によって画像評価が有用です。当院では動作や徒手評価で状態を整理し、必要と判断した場合は整形外科をご案内します。検査結果を共有しながら、保存療法を中心に施術計画を組み立てます。
- どんな症状が多いですか?
- 投球やサーブの動作で肩の前方や深部が痛む、クリック音がする、抜けそうな不安定感がある、引っかかる感じがある、競技後に痛みが残る、といった訴えが多いです。
- 競技復帰の目安はどれくらいですか?
- 痛みの鎮静、可動域、筋力、動作パターンが段階的に整うことが目安です。キャッチボールなど低負荷から開始し、強度と量を調整しながら実戦へ戻します。期間は状態と競技特性で変わります。
- 通院頻度の目安はありますか?
- 初期は痛みの出方と反応をみながら週1から2回の提案になることが多いです。落ち着いてきたらセルフケアと併用し、間隔を空けながら機能再建へ移行します。
- どんな動作や練習を控えた方が良いですか?
- 強い痛みが出る投球、サーブ、アタックなどのオーバーヘッド動作は、時期によって一時的に調整が必要です。完全に止めるか、量を減らすか、フォームを変えるかは状態により判断します。
- 当院では何を重視して評価しますか?
- 痛む部位だけでなく、肩甲胸郭の可動性、胸郭の柔軟性、姿勢、体幹と股関節の連動、肩甲上腕リズムの乱れを重視します。負担が肩に集中している原因を整理して、再発しにくい動作へつなげます。
- 健康保険は使えますか?
- 転倒や衝突など急性の原因が明確なケースは対象になることがあります。一方で、繰り返し動作による蓄積性の痛みは自費施術となる場合があります。状態を確認し、適用可否と最適な施術プランをご案内します。
執筆者のご紹介
執筆者:鍼灸整骨院ひまわり
代表施術者 堀江茂樹
横須賀で20年近く、医師・弁護士も推薦する「ひまわり」代表の想い
痛みの先に、人生そのものを見つめる。それが、私たちの原点です。
私がこの道を志した原点には、若い頃に起こした大きな交通事故の経験があります。自らの未熟さで相手の方に大怪我を負わせてしまった自責の念、そしてリハビリに付き添わせていただく中で目の当たりにした、心と身体の回復を支える医療の尊さ。この経験こそが、「痛みだけでなく、患者様の人生そのものに寄り添う」という、現在の鍼灸整骨院ひまわりの理念の礎です。
その想いが実を結び、今では交通事故案件に詳しい弁護士の先生からも「交通事故による怪我、特にむち打ち等への専門性が高く、被害者の心に寄り添った丁寧なカウンセリングを実践されている」とのお言葉を頂戴するまでになりました。
科学的根拠に基づくアプローチで、つらい症状の根本改善を目指します。
柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得後、整形外科や接骨院にて10年以上にわたる臨床経験を積み、平成20年にここ北久里浜の地で「鍼灸整骨院ひまわり」を開業いたしました。
当院では、その場しのぎのマッサージではなく、痛みの根本原因の改善を目指します。そのために、医師からも「エビデンス(科学的根拠)に基づいており、安心して推薦できる」と評価をいただいている独自の「ひまわり式ハイボルテージ施術」や、身体に負担をかけない「トムソンテーブル」による安全な骨格矯正など、科学的根拠に基づいたアプローチを重視しています。
お一人おひとりの症状に合わせた最適な施術で、皆様を長年の苦しみから解放するお手伝いをいたします。
地域のウェルビーイング(心身の健康)を支える存在として。
施術者として皆様の不調に向き合うだけでなく、現在は一般社団法人スポーツ&ウェルビーイング推進協会の代表理事として、スポーツを通じて地域の皆様が心身ともに豊かな生活を送れる社会づくりにも尽力しています。
この活動は、単に怪我を治すだけでなく、怪我をしない身体づくり、そして生涯にわたる健康(ウェルビーイング)をサポートするという、当院の目指す姿そのものです。スポーツを愛好する学生さんから、健康寿命を延ばしたいと願うご高齢の方まで、すべての世代の皆様の「なりたい姿」を応援します。
【免許・資格】
- JSBM会員
- 機能訓練指導員認定柔道整復師
- 柔道整復師
- はり師
- きゅう師
- 柔道整復師臨床実習指導者
- あん摩マッサージ師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者


