TFCCの症状整理
2025年09月29日
TFCCの症状整理
- 小指側の手首が痛む、ひねるときにズキッとする、クリック音や抜ける感じがあるのが特徴です。
- まずは症状の出る場面を整理し、無理のない範囲で自己チェックと保存療法へつなげます。
- 長引く痛みや夜間痛が強い場合は、受診と画像検査の検討が安心です。
TFCC損傷は、小指側の手首にある三角線維軟骨複合体の不調が関わることが多いです。ここでは症状の全体像と進みやすい流れをやさしく整理し、次に何をすればよいかの道しるべをご用意しました。全体像のまとめはTFCC損傷の総合解説をご参照ください。
よくある症状と場面
- ひねる動作での痛み:ドアノブを回す、フタを開ける、タオルを絞るなどで小指側がズキッとします。
- 体重をかけると痛む:床に手をつく、腕立ての姿勢などで痛みが強くなります。
- クリック感や不安定感:カクッと抜ける感じ、動かすと音がするなどの違和感があります。
- 夜間痛や朝のこわばり:うずいて目が覚める、朝は動かしづらいなどの波があります。
進行度のイメージ
- 初期:特定動作での痛みが中心です。休めると落ち着きます。
- 中期:日常動作の幅広い場面で痛みや不安定感が出ます。クリック感が目立つことがあります。
- 進行:夜間痛や力の入りづらさが続き、仕事や家事に支障が出ます。
段階に応じて、自己チェックと保存療法の量と時間を調整することが大切です。具体的な手順は後述の内部リンクをご活用ください。
まず試したい自己チェック
- 疼痛の場面整理:ねじる、押す、持ち上げるなど、痛みが出る場面をメモします。詳しくはTFCC自己チェックをご覧ください。
- 押さえて確認:小指側の手首をやさしく押さえた状態で動かし、痛みの変化を見ます。
- 支え方の違い:装具やテーピングで軽く支えると痛みが和らぐかを確認します。貼り方はTFCCテーピング術へ。
日常でできる保存療法の考え方
保存療法は、安静の確保と使い方の見直し、必要に応じた補助の三本柱です。やり方の全体像はTFCC保存療法でくわしく解説しています。
- 使い方の置き換え:ねじる角度を小さく、体に近い位置で持つ、両手で面を作るなどの工夫をします。具体例はTFCC日常の工夫をご参照ください。
- 短時間の補助:サポーターやテープは必要な場面だけ使います。選び方はTFCC用サポーターへ。
- 量の調整:うずきが続く日は作業や運動量を半分にし、楽な日は少しずつ戻します。
受診と検査の目安
- 2〜3週間セルフケアを続けても改善が乏しいとき。
- 夜間痛が強い、クリック感や不安定感が増す、力が入りにくいとき。
- 転倒などのはっきりした外傷があったとき。
来院時の流れや画像検査の検討ポイントはTFCC受診と検査にまとめています。手術が必要な場合でも、段階的なリハビリで日常へ戻る計画づくりが大切です。全体像はTFCC手術とリハをご参照ください。
再発を防ぐために
症状が落ち着いても、ねじる動作や長時間作業が重なると再燃しやすいです。チェック表とペース配分のコツはTFCC再発予防をご確認ください。夜にうずきやすい方は、枕や姿勢の見直しが役立ちます。就寝時の工夫はTFCC夜間痛対策へ。
よくある質問
ドアノブで痛むのは必ずTFCC損傷ですか。
必ずではありません。腱の炎症など別の原因でも起こりえます。小指側の痛みやクリック感が続く場合は、自己チェックと保存療法を試し、長引くときは受診をご検討ください。
サポーターやテープは毎日使ったほうが良いですか。
基本は必要な場面だけ短時間です。使い分けは「保存療法」と「サポーター」の記事をご参照ください。
運動はしても大丈夫ですか。
うずきが続く日は量を半分にし、痛みの出ない範囲で行います。日常動作の工夫と合わせると波が整いやすいです。
執筆者:鍼灸整骨院ひまわり
代表施術者 堀江 茂樹(株式会社ライフプラス 代表取締役/一般社団法人スポーツ ウェルビーイング推進協会 代表理事)
免許・資格
- JSBM会員
- 機能訓練指導員認定柔道整復師
- 柔道整復師
- はり師
- きゅう師
- 柔道整復師臨床実習指導者
- あん摩マッサージ師・はり師・きゅう師 臨床実習指導者
横須賀市 北久里浜院 046−854−7352/衣笠院 0120−207−577
参考情報
※本記事は一般的な情報提供を目的としております。症状には個人差がありますので、自己判断での無理は避けていただき、気になる場合はご相談ください。
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