「特に激しい運動をしたわけでもないのに、なぜかアキレス腱が痛い…」横須賀市にお住まいの方で、そんなお悩みを持つ方はいませんか?アキレス腱炎はスポーツ選手だけの悩みではありません。実は、私たちの何気ない日常の中に、アキレス腱を痛める原因が隠れていることが多いのです。
この記事では、スポーツ以外で見落としがちなアキレス腱炎の意外な原因を5つご紹介します。ご自身の生活習慣と照らし合わせながら、痛みの根本原因を探ってみましょう。
この記事の要点
- アキレス腱炎はスポーツだけでなく、硬い靴やヒールなど日常的な足元が原因になる。
- 扁平足や急な体重増加は、アキレス腱への機械的なストレスを大幅に増大させる。
- 体の冷えや血行不良も、腱の柔軟性を失わせる見落としがちな要因の一つ。
- 良かれと思ったストレッチが、痛みを悪化させている可能性もあるため注意が必要。
原因1:靴選びの問題(硬い革靴・ヒール・古いスニーカー)
毎日履いている靴が、知らず知らずのうちにアキレス腱に負担をかけている可能性があります。特に注意したいのが以下の3タイプです。
- 硬い革靴やパンプス:足首の自由な動きを妨げ、衝撃吸収性も低いため、歩行のたびに地面からの衝撃がアキレス腱に直接伝わります。長時間の立ち仕事や通勤で利用している方は要注意です。
- かかとの高い靴:ヒールはふくらはぎの筋肉を常に緊張・収縮させた状態にし、アキレス腱の柔軟性を著しく低下させます。その状態で急に歩幅を広げたりすると、硬くなった腱に大きな負担がかかります。
- すり減ったスニーカー:クッション性が失われた靴や、かかとが外側にすり減った靴は、足元を不安定にし、アキレス腱に余計なねじれや負担を強いる原因となります。
快適な靴選びのポイントは、「アキレス腱炎を悪化させない靴の選び方」でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
原因2:足のアライメント(扁平足・外反母趾)
足の骨格や形の個性も、アキレス腱への負担を左右する重要な要素です。特に扁平足の方は、歩行時に足裏のアーチが潰れて足首が内側に過剰に倒れ込む「過回内(オーバープロネーション)」という状態を起こしやすくなります。これにより、アキレス腱が常に内側にねじれるようなストレスに晒され、炎症の大きな原因となることがあります。
原因3:急な体重の増加
アキレス腱は、歩行時に体重の約3倍、走行時には約10倍もの負荷を支えていると言われています。そのため、体重が急激に増えると、その分アキレス腱にかかる負荷も大幅に増大します。腱が新しい負荷に適応できず、微細な損傷が蓄積し、結果として炎症を起こしやすくなるのです。
原因4:体の冷えや血行不良
筋肉や腱は、血行が良い温かい状態ではしなやかですが、冷えると硬くなり柔軟性が失われます。特にふくらはぎの血行不良は、アキレス腱への酸素や栄養の供給を滞らせ、老廃物の排出を妨げます。これにより、腱の自己修復能力が低下し、損傷からの回復が遅れるだけでなく、腱そのものが硬くてもろい状態になってしまいます。冬場や夏場のクーラー環境で痛みが出やすい方は、このタイプかもしれません。
原因5:不適切なストレッチ
健康のために良かれと思って行っているストレッチが、実は症状を悪化させているケースも少なくありません。特に痛みを我慢して無理に伸ばしたり、反動をつけてグイグイと伸ばしたりする「バリスティックストレッチ」は、炎症を起こしている腱の微細な線維をさらに傷つけてしまう危険があります。ストレッチは、正しい方法で、あくまで痛みのない範囲で行うことが鉄則です。
まとめ
このように、アキレス腱炎の原因はスポーツの現場だけでなく、私たちの身近な生活の中に数多く潜んでいます。もし一つでも思い当たる節があれば、まずはその生活習慣を見直すことから始めてみましょう。より詳しい情報は、アキレス腱炎の総まとめ記事で網羅的に解説しています。もし根本的な原因が体の歪みにあるなど、ご自身での改善が難しい場合は、ぜひ専門家にご相談ください。当院では、痛みの原因を正確に特定し、一人ひとりに合った最適な施術をご提案します。
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アキレス腱炎についてよくあるご質問(FAQ)
アキレス腱炎は温めるのと冷やすの、どちらが良いですか?
痛みや腫れ、熱っぽさがある急性期は「冷やす」のが基本です。炎症を抑える効果があります。痛みが長引き、動かすとゴワゴワするような慢性期には、血行を促進するために「温める」方が効果的な場合もあります。ただし、判断が難しい場合は専門家にご相談ください。
アキレス腱炎はどのくらいの期間で治りますか?
症状の重さや個人差によりますが、軽度であれば数週間、重度になると数ヶ月以上かかることもあります。痛みを我慢せず、できるだけ早く適切な処置を始めることが、早期回復への一番の近道です。
痛くても運動を続けても良いですか?
いいえ、痛みを感じる状態での運動は避けるべきです。痛みを無視して運動を続けると、症状が悪化し、回復が大幅に遅れる原因となります。まずは安静にして、痛みが引いてから専門家の指導のもとで徐々に再開することが重要です。

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